商学部
目標点数例:
目標 満点
共通
テスト
200 250
国語 80 125
数学 160 250
英語 180 250
社会 50 125
合計 670 1000
解説:共通テストはほとんどの科目で圧縮率が変わらないため、他の教科よりも圧縮されない理科基礎のみ優先度を高くして、まんべんなく全科目で8割を取れるように学習していました。

商学部の二次試験は、英語と数学の配点が国語と日本史の倍に設定されているのが特徴です。そのため、いかに英語・数学で多く点数を取れるかが勝負だと思っていました。幸運にも英語と数学は苦手ではなかったので、ここで差をつけるためにも英語は自由英作文の重点的な対策を行い、数学は3完半を目指していました。苦手意識のあった国語は、比較的点数の伸びやすい近代文語文と要約問題の対策に力を注ぎました。日本史に関しては標準レベルの問題が解けるくらいまで勉強し、あとは英語と数学の対策に時間をかけました。
経済学部
目標点数例:
目標 満点
共通
テスト
180 210
国語 55 110
数学 130 260
英語 160 260
社会 75 160
合計 600 1000
解説:全体で600点台に乗ることを目標にしました。共通テストは圧縮されると言えど、点数を取っておくに越したことはないので、8割後半を目指しました。とはいえ8割(170点ほど)あれば、共通テストの結果が足を引っ張ることはないと思います!

私は数学が苦手で英語と国語が得意、世界史は普通でした。数学は部分点をかき集めて2完半の点数をとること、英語は確実に点を取れる6割超を目標にしていました。問題は国語と世界史です。模試などで経験済みかとは思いますが、国語は思ったよりも点が伸びないし、世界史はもっと点が伸びません。そのため国語は5割、世界史は5割弱くらい、と目標点数を低めに設定していました。「共通テストでたくさん点を稼げたから二次試験は楽!!」となることを目指しました。
法学部
目標点数例:
目標 満点
共通
テスト
220 270
国語 60 110
数学 80 180
英語 180 280
社会 90 160
合計 630 1000
解説:共通テストは、一橋の学部の中で法学部の配点が最も高いうえに点が取れないと二次試験までの勉強に身が入らない恐れもあるので、8割程度を安定して取れるように対策するのが望ましいです。

法学部は、二次試験の英語の配点がとても高いことが特徴として挙げられます。一橋の英語はスタンダードな問題が多く、数学や社会よりも高得点が望める教科なので、私は最低でも7割は取れるように勉強していました。また、数学と社会に関しては配点がどちらも1000点中230点と同じであるのに加え、人により得意不得意が分かれる教科なので、得意な方を極めてもう片方の教科を補うという戦略もありだと思います。実際私も、得意な世界史で点数を稼いで、数学は部分点も合わせて半分くらいの点数を取ることを目標にしていました。
社会学部
目標点数例:
目標 満点
共通
テスト
155 180
国語 100 180
数学 50 130
英語 225 280
社会 150 230
合計 680 1000
解説:私は、もし共通テストや二次試験の複数の科目で失敗をしてしまっても合格できるように、目標点数を高めに設定していました。また、私は英語が得意で数学が苦手だったため、なるべく英語で点数を稼ぎ、数学では周りの人に差をつけられないようにする戦略をとっていました。

社会学部の二次試験は英語と社会の配点が大きく、数学の配点が小さいことが特徴ですが、社会は本番の問題によっては得意な人でも高得点を取るのが難しいことがあるので、数学で2完はできるようにしておくと合格に近づくと思います。また、国語は対策を手薄にしてしまう人が多い科目だと思いますが、傾向に慣れれば点数は安定するので、とにかく1教科も捨てないという気持ちで勉強するのが良いと思います。