日本史
得意な人へ
一橋の日本史は例年大問3つで構成され、試験時間は120分です。大問1では前近代史、大問2、3では近現代史が頻出で、論述中心の問題となっています。日本史(特に近代史)には頻出の分野があり、同じテーマについて、論点を変えた問題が繰り返し出される傾向があります。例えば、近代産業、条約改正、軍備縮小、戦後統制経済などです。
こうした問題の傾向について知るには、やはり過去問研究が一番です。実際に過去問を解いてみて問題傾向を知ると同時に、400字を自由に使う問題形式に慣れましょう。頻出の分野がわかったら、それに関する教科書の記述や表現を極力覚えるようにすると論述がぐっと楽になります。また、できれば作った解答を学校や塾の歴史の先生などに添削してもらうと、自分で教科書や模範解答を見るだけでは気付けない認識の誤りや欠陥がわかるので、周辺知識も併せてしっかり復習しましょう。一方で、近年では文化史や思想史などからマイナーな内容も多く出題されており、なかには重箱の隅をつつくような問題もあります。そういった問題が出たときに焦らないために、頻出分野以外もまんべんなく知識を定着させておくことが重要です。
こうした問題の傾向について知るには、やはり過去問研究が一番です。実際に過去問を解いてみて問題傾向を知ると同時に、400字を自由に使う問題形式に慣れましょう。頻出の分野がわかったら、それに関する教科書の記述や表現を極力覚えるようにすると論述がぐっと楽になります。また、できれば作った解答を学校や塾の歴史の先生などに添削してもらうと、自分で教科書や模範解答を見るだけでは気付けない認識の誤りや欠陥がわかるので、周辺知識も併せてしっかり復習しましょう。一方で、近年では文化史や思想史などからマイナーな内容も多く出題されており、なかには重箱の隅をつつくような問題もあります。そういった問題が出たときに焦らないために、頻出分野以外もまんべんなく知識を定着させておくことが重要です。
苦手な人へ
一橋の日本史は400字を自分で字数配分しながら記述する必要があり、近代史以降に重点を置いていることが特徴です。大きな時間の流れの推移や2つの出来事の対比、因果関係の説明など要求される内容は様々です。論述力を磨くには、教科書の熟読が最優先です。その際に外交関係、政治、文化などジャンルに分け時系列に沿って読むと、大きな流れを把握するのに役立つでしょう。実際に教科書の文章をそのまま論述に使えるときもあります。
論述を始める時期ですが、焦って早くから始める必要はありません。私は通史を終わらせてからもう一度暗記と理解のために通史を復習し、9月ごろから教科書以外に論述の参考書を要約することで理解を深めました。過去問をやる際に重要なことは、論述前にメモを取り要求内容を整理することです。最初のうちは教科書を見ながら書いてもいいですが、最終的に見ないで400字まで埋められるようになりましょう。過去問をただ解くだけではもったいないので1問でできるだけ多くのことを吸収するようにしましょう。先生に添削をお願いしたり友達とその問題について話し合ったりするだけでなく、教科書や資料集で気になった箇所を確認するのもおすすめです。
論述を始める時期ですが、焦って早くから始める必要はありません。私は通史を終わらせてからもう一度暗記と理解のために通史を復習し、9月ごろから教科書以外に論述の参考書を要約することで理解を深めました。過去問をやる際に重要なことは、論述前にメモを取り要求内容を整理することです。最初のうちは教科書を見ながら書いてもいいですが、最終的に見ないで400字まで埋められるようになりましょう。過去問をただ解くだけではもったいないので1問でできるだけ多くのことを吸収するようにしましょう。先生に添削をお願いしたり友達とその問題について話し合ったりするだけでなく、教科書や資料集で気になった箇所を確認するのもおすすめです。