2022年度前期試験
【第1問】
・予想通り今年も長文1題でした。昨年度に比べて文章の内容自体は読みにくかったように感じましたが、苦手だった内容説明問題の本文中の該当箇所がどれも明確であったので全体としては易化したと思います。内容把握の記号問題は絶対に落とせないので何度も見直しました。並び替えと和訳がやや難しかったです。(社)
・予想通り長文は1題だけの出題でしたが、個人的には2題に分かれていた方がリスクが分散できると思っていたので嫌でした。ただ、文章の難易度自体は昨年度よりもやや易化していたと感じたため、何とか戦えました。(商)
・1500語程度の長文問題が医学部並みの長さで、なかなか読み終わらず辟易としたのを覚えています。昨年度に大問が4つから3つに減ったこともあって、読み違えたら大量失点だとビクビクしていました。(商)
【第2問】
・個人的には過去問の中で描写文が一番得意だったので、写真を見てキタ!と思いました(笑)。3枚の写真は相変わらずどれも意味不明でしたが、写真がきたら一番登場人物が少ないものを選ぶと決めていたので、迷わず銅像とおじさんの絵を選びました。試験終了後、ネットで、問題文がwrite about the pictureからdescribe the pictureに変わったため創作を入れてはいけないという情報が流れ、半分以上創作で書いた私はとても焦りましたが、結果高得点をとれていたようなので杞憂に終わりました。一橋の英作文(特に描写文)は内容の充実度よりも正確性がカギを握ると思います。(社)
・高校の先生が「今年は写真の問題なんじゃない……?」と言っていたので、驚きで試験中に声が出そうになりました(笑)。 そのような経緯で対策は十分にできていたので自信はありましたが、写真3枚はどれも記述しづらく、やや難化したように感じました。(商)
・100〜140字の写真描写でした。第2問では、ニュース記事を書かせるものなど多様な英作文が出題されますが、過去問を解いていて一番書きやすいと思っていたのでラッキーでした。写真のセンスは独特だと思います(笑)。(商)
【第3問】
・形式は突然スクリプトが長くなった昨年度を踏襲していたので、落ち着いて取り組めました。リスニングが始まる2、3分前に問題文と選択肢をしっかり読み込んでいたので、音声中の該当箇所を聞き漏らさずに済みました。全体として、共通テストのリスニングで安定して高得点が取れていれば、二次試験にも十分に対応できると思います。(社)
・リスニングだけは最後まで自信を持てず、「3分の2取れれば十分」ぐらいで臨みましたが、実際に取れたのもそのぐらいでした。形式、難易度ともに昨年度と差がなく、対策が十分であればもっと点を取れたと後から反省しました。(商)
・単語補充と多肢選択でした。どちらかは忘れてしまいましたが、片方の音声に環境音が入っていて若干聞き取りにくかったです。ただ、難易度に大きな変化はないと思います。(商)
【総評】
・傾向が大きく変わった昨年度を総じて踏襲した形だったので、過去問でしっかりと対策をしていれば動じることは特になかったように思います。全体の難易度は例年通りでした。過去問演習を通じて一橋独特の内容説明問題の形式や英作文のトピックに慣れることができれば、得点源にできる科目だと思います。(社)
・全体的に昨年度の流れを踏襲した問題であり、難易度も全体で見れば前年度と大差がなかったように思います。英語が苦手であっても、一橋の過去問さえ十分にやっていれば十分に戦えたと思います。(商)
・第3問が始まるのが試験開始50分後だったので、第1問から解き始めても、第2問から解き始めても、長文を読んでいる最中にリスニングが始まってしまうのが厄介でした。出題者はそれを意図しているのだと思いますが……。(商)
・予想通り今年も長文1題でした。昨年度に比べて文章の内容自体は読みにくかったように感じましたが、苦手だった内容説明問題の本文中の該当箇所がどれも明確であったので全体としては易化したと思います。内容把握の記号問題は絶対に落とせないので何度も見直しました。並び替えと和訳がやや難しかったです。(社)
・予想通り長文は1題だけの出題でしたが、個人的には2題に分かれていた方がリスクが分散できると思っていたので嫌でした。ただ、文章の難易度自体は昨年度よりもやや易化していたと感じたため、何とか戦えました。(商)
・1500語程度の長文問題が医学部並みの長さで、なかなか読み終わらず辟易としたのを覚えています。昨年度に大問が4つから3つに減ったこともあって、読み違えたら大量失点だとビクビクしていました。(商)
【第2問】
・個人的には過去問の中で描写文が一番得意だったので、写真を見てキタ!と思いました(笑)。3枚の写真は相変わらずどれも意味不明でしたが、写真がきたら一番登場人物が少ないものを選ぶと決めていたので、迷わず銅像とおじさんの絵を選びました。試験終了後、ネットで、問題文がwrite about the pictureからdescribe the pictureに変わったため創作を入れてはいけないという情報が流れ、半分以上創作で書いた私はとても焦りましたが、結果高得点をとれていたようなので杞憂に終わりました。一橋の英作文(特に描写文)は内容の充実度よりも正確性がカギを握ると思います。(社)
・高校の先生が「今年は写真の問題なんじゃない……?」と言っていたので、驚きで試験中に声が出そうになりました(笑)。 そのような経緯で対策は十分にできていたので自信はありましたが、写真3枚はどれも記述しづらく、やや難化したように感じました。(商)
・100〜140字の写真描写でした。第2問では、ニュース記事を書かせるものなど多様な英作文が出題されますが、過去問を解いていて一番書きやすいと思っていたのでラッキーでした。写真のセンスは独特だと思います(笑)。(商)
【第3問】
・形式は突然スクリプトが長くなった昨年度を踏襲していたので、落ち着いて取り組めました。リスニングが始まる2、3分前に問題文と選択肢をしっかり読み込んでいたので、音声中の該当箇所を聞き漏らさずに済みました。全体として、共通テストのリスニングで安定して高得点が取れていれば、二次試験にも十分に対応できると思います。(社)
・リスニングだけは最後まで自信を持てず、「3分の2取れれば十分」ぐらいで臨みましたが、実際に取れたのもそのぐらいでした。形式、難易度ともに昨年度と差がなく、対策が十分であればもっと点を取れたと後から反省しました。(商)
・単語補充と多肢選択でした。どちらかは忘れてしまいましたが、片方の音声に環境音が入っていて若干聞き取りにくかったです。ただ、難易度に大きな変化はないと思います。(商)
【総評】
・傾向が大きく変わった昨年度を総じて踏襲した形だったので、過去問でしっかりと対策をしていれば動じることは特になかったように思います。全体の難易度は例年通りでした。過去問演習を通じて一橋独特の内容説明問題の形式や英作文のトピックに慣れることができれば、得点源にできる科目だと思います。(社)
・全体的に昨年度の流れを踏襲した問題であり、難易度も全体で見れば前年度と大差がなかったように思います。英語が苦手であっても、一橋の過去問さえ十分にやっていれば十分に戦えたと思います。(商)
・第3問が始まるのが試験開始50分後だったので、第1問から解き始めても、第2問から解き始めても、長文を読んでいる最中にリスニングが始まってしまうのが厄介でした。出題者はそれを意図しているのだと思いますが……。(商)
【第一問】
・例年通り字数制限が厳しい設問ばかりだった印象です。ただ、文章の内容が日本の入試制度を真っ向から否定するものだったので、痛快でとっつきやすかったという点では易化したと言えるかもしれません(笑)。(商)
・読みやすい文章でした。傲などの漢字は意外と書けていない人が多いようです。難易度は例年通りでした。(法)
・漢字の難易度は例年通りだったと思います。漢字以外の問題は比較的易しく、どこを解答のベースにすれば良いかはっきりしていたと思います。(商)
【第二問】
・近代文語文ではなく古文が出題されたので、解き始めは焦りましたが、どうせみんな大して対策していないだろうと考え出してからは気楽に解き進めていきました。例年よりやや難化したと思います。(商)
・古文が出てきてびっくりしました。しかし、今年の共通テストの古文と比べれば簡単で、読みやすかったです。古文単語の意味を問う問題はBがとても難しかったです。難易度は例年通りでした。(法)
・多くの受験生は古文の登場に驚いたでしょう。比較的現代語に近い古文だったので、落ち着いて解ければ文語文とそこまで変わらない問題だったのではないでしょうか。(商)
【第三問】
・特に難しいわけでも簡単なわけでもなく「ザ・例年並み」という感じだったと思います。それ故、あまり記憶にないというのが正直なところです。(商)
・要約は細部にまで気を配ればその分高得点が望める問題なので、きっちり時間をかけて取り組みました。要約問題で出題される文章は読みやすいものが多いのですが、まとめにくさも感じます。今年もその点は同じでした。難易度は例年通りだと思います。(法)
・例年通りの要約問題です。文章は比較的長いですが、内容はそこまで難しいわけではなかったと感じます。具体例が多いだけなので、具体例を除外して要約を書ければ難易度は例年通りと言って良いと思います。(商)
【総評】
・第二問が近代文語文ではなく古文だったこと以外は、基本的に例年通りでした。とはいえ、一橋の国語はかなり癖が強いので、過去問をどれだけやり込んだかが得点差につながったと思います。(商)
・国語の配点は少ないですが、しっかり対策したほうが良いです。難易度にばらつきがあるわけではないので、過去問をしっかり研究していれば大丈夫です。今年も、過去問をしっかり解いていれば、例年通りの難易度だと感じたと思います。(法)
・今年は古文が出題されたことから、焦って時間配分などを狂わせてしまう受験生も一定数いたでしょう。ただ全体を見てみると、落ち着いて解ければ難易度は例年通りだったと思います。(商)
・例年通り字数制限が厳しい設問ばかりだった印象です。ただ、文章の内容が日本の入試制度を真っ向から否定するものだったので、痛快でとっつきやすかったという点では易化したと言えるかもしれません(笑)。(商)
・読みやすい文章でした。傲などの漢字は意外と書けていない人が多いようです。難易度は例年通りでした。(法)
・漢字の難易度は例年通りだったと思います。漢字以外の問題は比較的易しく、どこを解答のベースにすれば良いかはっきりしていたと思います。(商)
【第二問】
・近代文語文ではなく古文が出題されたので、解き始めは焦りましたが、どうせみんな大して対策していないだろうと考え出してからは気楽に解き進めていきました。例年よりやや難化したと思います。(商)
・古文が出てきてびっくりしました。しかし、今年の共通テストの古文と比べれば簡単で、読みやすかったです。古文単語の意味を問う問題はBがとても難しかったです。難易度は例年通りでした。(法)
・多くの受験生は古文の登場に驚いたでしょう。比較的現代語に近い古文だったので、落ち着いて解ければ文語文とそこまで変わらない問題だったのではないでしょうか。(商)
【第三問】
・特に難しいわけでも簡単なわけでもなく「ザ・例年並み」という感じだったと思います。それ故、あまり記憶にないというのが正直なところです。(商)
・要約は細部にまで気を配ればその分高得点が望める問題なので、きっちり時間をかけて取り組みました。要約問題で出題される文章は読みやすいものが多いのですが、まとめにくさも感じます。今年もその点は同じでした。難易度は例年通りだと思います。(法)
・例年通りの要約問題です。文章は比較的長いですが、内容はそこまで難しいわけではなかったと感じます。具体例が多いだけなので、具体例を除外して要約を書ければ難易度は例年通りと言って良いと思います。(商)
【総評】
・第二問が近代文語文ではなく古文だったこと以外は、基本的に例年通りでした。とはいえ、一橋の国語はかなり癖が強いので、過去問をどれだけやり込んだかが得点差につながったと思います。(商)
・国語の配点は少ないですが、しっかり対策したほうが良いです。難易度にばらつきがあるわけではないので、過去問をしっかり研究していれば大丈夫です。今年も、過去問をしっかり解いていれば、例年通りの難易度だと感じたと思います。(法)
・今年は古文が出題されたことから、焦って時間配分などを狂わせてしまう受験生も一定数いたでしょう。ただ全体を見てみると、落ち着いて解ければ難易度は例年通りだったと思います。(商)
【第1問】
・一見、問題から得られる情報量が少なく、難しいように見えますが、実際にはそこまで難しくないという一橋らしい問題です。2022の素因数分解を覚えていた受験生は解けたのではないでしょうか。(商)
・直前に2022の素因数分解を調べておいて良かったです。整数の問題は確実に解くという気持ちで臨みました。難易度は例年通りです。完答。(法)
・先に簡単そうな第2問が目に入ったので、第1問を解くのは後回しにした結果、時間がなくなってしまいました。後から考えれば標準的な問題でしたが、分量は多そうなので時間配分が難しいところです。(社)
【第2問】
・ベクトルの絶対値を使う面積の公式を知っていればそこまで難しくないと思います。計算するだけなので一橋らしくない問題です。計算が複雑になるので大学側としては計算力を見たかったのでしょうか。(商)
・面積の公式を覚えていれば簡単でした。計算ミスの確認までしました。難易度は簡単です。完答。(法)
・一見して簡単そうだと思ったので、真っ先に手を付けました。平面ベクトルの三角形の面積の公式を使えば、あとは基本的な計算だけで解ける問題だったので良かったです。(社)
【第3問】
・(1)は丁寧にやれば何も難しいことはないと思います。(2)も誘導に乗ればそこまで難しい問題ではないと思います。一橋らしくない問題でした。(商)
・(1)証明するだけなので難しく感じませんでした。(2)その場ではわかりませんでした。後で答えを見て、難しくないじゃないか……と思いました。難易度は例年通りです。半完。(法)
・自然に(1)の誘導に乗ればいいところですが、なぜか乗りそびれて(2)にうまく利用できず躓きました。冷静になった後に悔やまれました。(社)
【第4問】
・難しい問題でした。(1)は図を書けば解けるでしょうが、(2)は場合分けも複雑で、場合分けした後もかなりの空間把握能力が必要な問題でした。(2)は飛ばしても良さそうです。(商)
・難しすぎだと思いました。今でも分かっていません。空欄です。難易度は難です。0。(法)
・頭の中で立体を動かしながら方針を立てる中で、これは解けると確信しました。場合分けして夢中で計算したところ、予想以上に時間がかかりました。(社)
【第5問】
・一橋らしい確率漸化式の問題です。頻出の分野なので練習していた人にとってはそこまで難しい問題ではなかったのではないでしょうか。過去問の演習量で差がついた問題だと思います。(商)
・(1)漸化式の立式だけしました。計算までは手が回りませんでした。漸化式の問題は取るつもりだったので焦りました。(2)空欄です。(1)にも手が回らなかったので、手をつけていないです。難易度はやや難です。部分点少々。(法)
・よく見る確率漸化式の問題に見えました。しかし、(2)は一筋縄では行かず、結局は未完のまま時間切れになりました。(社)
【総評】
・昨年度よりは難しい問題構成でしたが、例年に比べるとやや簡単になったのではないでしょうか。4の(2)は飛ばしてそれ以外の問題に集中できればかなりの点数が取れるのではないかと思います。(商)
・第1〜3問を取れば良い気がします。第4問は手をつけなくて良いと思うし、第5問は時間がかかる割に小問に分かれているので、コスパが悪そうです。やり直すなら、第3問(2)を取って3完したかったと思います。全体として2完半。法学部としては、普通くらいです。(法)
・全体的な難易度は前年並みだと思います。得意教科でなくとも時間配分に関して明確な戦略を持っておく必要を感じました。(社)
・一見、問題から得られる情報量が少なく、難しいように見えますが、実際にはそこまで難しくないという一橋らしい問題です。2022の素因数分解を覚えていた受験生は解けたのではないでしょうか。(商)
・直前に2022の素因数分解を調べておいて良かったです。整数の問題は確実に解くという気持ちで臨みました。難易度は例年通りです。完答。(法)
・先に簡単そうな第2問が目に入ったので、第1問を解くのは後回しにした結果、時間がなくなってしまいました。後から考えれば標準的な問題でしたが、分量は多そうなので時間配分が難しいところです。(社)
【第2問】
・ベクトルの絶対値を使う面積の公式を知っていればそこまで難しくないと思います。計算するだけなので一橋らしくない問題です。計算が複雑になるので大学側としては計算力を見たかったのでしょうか。(商)
・面積の公式を覚えていれば簡単でした。計算ミスの確認までしました。難易度は簡単です。完答。(法)
・一見して簡単そうだと思ったので、真っ先に手を付けました。平面ベクトルの三角形の面積の公式を使えば、あとは基本的な計算だけで解ける問題だったので良かったです。(社)
【第3問】
・(1)は丁寧にやれば何も難しいことはないと思います。(2)も誘導に乗ればそこまで難しい問題ではないと思います。一橋らしくない問題でした。(商)
・(1)証明するだけなので難しく感じませんでした。(2)その場ではわかりませんでした。後で答えを見て、難しくないじゃないか……と思いました。難易度は例年通りです。半完。(法)
・自然に(1)の誘導に乗ればいいところですが、なぜか乗りそびれて(2)にうまく利用できず躓きました。冷静になった後に悔やまれました。(社)
【第4問】
・難しい問題でした。(1)は図を書けば解けるでしょうが、(2)は場合分けも複雑で、場合分けした後もかなりの空間把握能力が必要な問題でした。(2)は飛ばしても良さそうです。(商)
・難しすぎだと思いました。今でも分かっていません。空欄です。難易度は難です。0。(法)
・頭の中で立体を動かしながら方針を立てる中で、これは解けると確信しました。場合分けして夢中で計算したところ、予想以上に時間がかかりました。(社)
【第5問】
・一橋らしい確率漸化式の問題です。頻出の分野なので練習していた人にとってはそこまで難しい問題ではなかったのではないでしょうか。過去問の演習量で差がついた問題だと思います。(商)
・(1)漸化式の立式だけしました。計算までは手が回りませんでした。漸化式の問題は取るつもりだったので焦りました。(2)空欄です。(1)にも手が回らなかったので、手をつけていないです。難易度はやや難です。部分点少々。(法)
・よく見る確率漸化式の問題に見えました。しかし、(2)は一筋縄では行かず、結局は未完のまま時間切れになりました。(社)
【総評】
・昨年度よりは難しい問題構成でしたが、例年に比べるとやや簡単になったのではないでしょうか。4の(2)は飛ばしてそれ以外の問題に集中できればかなりの点数が取れるのではないかと思います。(商)
・第1〜3問を取れば良い気がします。第4問は手をつけなくて良いと思うし、第5問は時間がかかる割に小問に分かれているので、コスパが悪そうです。やり直すなら、第3問(2)を取って3完したかったと思います。全体として2完半。法学部としては、普通くらいです。(法)
・全体的な難易度は前年並みだと思います。得意教科でなくとも時間配分に関して明確な戦略を持っておく必要を感じました。(社)
【第1問】
・例年通り、中世ヨーロッパに関する論述であることは分かったものの、そもそもの勉強量が足りていないためありそうなストーリーを創作して文字数を稼ぎました。(商)
・例年通り第1問は中世ヨーロッパからの出題でした。ハビタ(勅令)が発布された文化的・政治的背景が問われました。史料は相変わらず読み取るのが難解でしたし、指定語句の使い方にも全く自信がありませんでした。部分点をもぎとるために問題文の1158年という情報から12世紀ルネサンスとイタリア政策、自治都市の成立などの高校世界史で習った内容に結びつけて400字を埋めました。(社)
・例年通り第1問には中世ヨーロッパが出てきました。指定語句や問題文を見たところ大学や自治都市について論じればよさそうな雰囲気でしたが、私にはよく分かりませんでした。(経)
【第2問】
・第2問では難問鬼問が出ることが多いため、私は第2問の対策をまったくせず、知っているところが出たらなんとか書く、知らないところが出たらありそうなストーリーの創作をすると決めていました。本番ではある程度知っているところが出たので、運の良さを実感しました。(商)
・バイデン大統領の演説を引用した現代アメリカ経済史からの出題でした。コロナ禍の経済対策である「米国雇用計画」がローズヴェルトのニューディール政策と対応していることはわかりましたが、その後のレーガンの新自由主義の台頭までの流れが本番は全く思いつきませんでした。個人的には第2問はできた人とできなかった人の差がついた問題だったのではないかと思います。(社)
・1929年、世界恐慌後のニューディール政策について、経済的な意義や影響も含めて論じる問題です。問題文の解釈はできましたが知識が足りず、題意と関係のないことばかり書いてしまったと思います。(経)
【第3問】
・昨年の第3問では戦後史が出題されたことから、私は今年は戦後史は出ないはずだとたかを括り、対策をしないで試験に臨みました。そのため、問1を見たとき、「戦後史だ。終わった……」と思いました。しかし、問2・3を見ると、「どうやら戦後史以外も出てるぞ! まだ勝機はある!」と気を持ち直しました。問1は全くわかりませんでしたが、問2は過去問でやった範囲、問3はなんと試験前日にYouTubeで学んだ範囲だったのでスラスラと書けました。(商)
・第3問が相対的に一番簡単だと思っていたので、本番も第3問から手をつけました。例年通り近現代アジア史からの出題でしたが、小問を3つ合わせて400字という日本史のような形式に変わっていたため戸惑いました。昨年度現代史が出ていたこともあり、(1)の朝鮮現代史は学習が不十分だったため焦りました。(2)、(3)は過去問の類題であり、今年の問題の中で絶対に落とせない問題だったと思います。(社)
・朝鮮史が出るという私の予想は的中しました。しかし、勉強はしていませんでした。十干十二支を1884年の甲申政変から数え、壬辰・丁酉であることは導けましたが、倭乱の倭を書かなかったので減点です。 (経)
【総評】
・私は世界史で点数を取れるとは思っていなかったので、個人的には上出来だと思います。第3問の問2・3のように過去問の類題は出題されることが多く、第1問に関しても出題される範囲はほとんど同じであったため、過去問の演習量によって受験者の差が大きく出たのではないかと思います。自分の受験体験から言えることは、一橋の世界史には早くからの過去問演習が欠かせないということです。受験生の皆さんは過去問演習を怠り、第3問の対策しかできなくなってしまった私を反面教師にして早くから対策を始めましょう。(商)
・例年通りといえばそうかもしれませんが、個人的には全体としてやや難化したと感じました。第3問で確実に点を取って、第1問、第2問でどこまで差をつけられたかが勝負だったと思います。(社)
・テーマそのものはよく一橋が取り扱っている範囲でしたが、問題に十分に答えるためには深い知識や思考力が必要でした。私は社会で1点も取らずに合格する計画だったので何も問題ありませんでしたが、社会が得点源だった受験生はかなり苦しかったと思います。(経)
・例年通り、中世ヨーロッパに関する論述であることは分かったものの、そもそもの勉強量が足りていないためありそうなストーリーを創作して文字数を稼ぎました。(商)
・例年通り第1問は中世ヨーロッパからの出題でした。ハビタ(勅令)が発布された文化的・政治的背景が問われました。史料は相変わらず読み取るのが難解でしたし、指定語句の使い方にも全く自信がありませんでした。部分点をもぎとるために問題文の1158年という情報から12世紀ルネサンスとイタリア政策、自治都市の成立などの高校世界史で習った内容に結びつけて400字を埋めました。(社)
・例年通り第1問には中世ヨーロッパが出てきました。指定語句や問題文を見たところ大学や自治都市について論じればよさそうな雰囲気でしたが、私にはよく分かりませんでした。(経)
【第2問】
・第2問では難問鬼問が出ることが多いため、私は第2問の対策をまったくせず、知っているところが出たらなんとか書く、知らないところが出たらありそうなストーリーの創作をすると決めていました。本番ではある程度知っているところが出たので、運の良さを実感しました。(商)
・バイデン大統領の演説を引用した現代アメリカ経済史からの出題でした。コロナ禍の経済対策である「米国雇用計画」がローズヴェルトのニューディール政策と対応していることはわかりましたが、その後のレーガンの新自由主義の台頭までの流れが本番は全く思いつきませんでした。個人的には第2問はできた人とできなかった人の差がついた問題だったのではないかと思います。(社)
・1929年、世界恐慌後のニューディール政策について、経済的な意義や影響も含めて論じる問題です。問題文の解釈はできましたが知識が足りず、題意と関係のないことばかり書いてしまったと思います。(経)
【第3問】
・昨年の第3問では戦後史が出題されたことから、私は今年は戦後史は出ないはずだとたかを括り、対策をしないで試験に臨みました。そのため、問1を見たとき、「戦後史だ。終わった……」と思いました。しかし、問2・3を見ると、「どうやら戦後史以外も出てるぞ! まだ勝機はある!」と気を持ち直しました。問1は全くわかりませんでしたが、問2は過去問でやった範囲、問3はなんと試験前日にYouTubeで学んだ範囲だったのでスラスラと書けました。(商)
・第3問が相対的に一番簡単だと思っていたので、本番も第3問から手をつけました。例年通り近現代アジア史からの出題でしたが、小問を3つ合わせて400字という日本史のような形式に変わっていたため戸惑いました。昨年度現代史が出ていたこともあり、(1)の朝鮮現代史は学習が不十分だったため焦りました。(2)、(3)は過去問の類題であり、今年の問題の中で絶対に落とせない問題だったと思います。(社)
・朝鮮史が出るという私の予想は的中しました。しかし、勉強はしていませんでした。十干十二支を1884年の甲申政変から数え、壬辰・丁酉であることは導けましたが、倭乱の倭を書かなかったので減点です。 (経)
【総評】
・私は世界史で点数を取れるとは思っていなかったので、個人的には上出来だと思います。第3問の問2・3のように過去問の類題は出題されることが多く、第1問に関しても出題される範囲はほとんど同じであったため、過去問の演習量によって受験者の差が大きく出たのではないかと思います。自分の受験体験から言えることは、一橋の世界史には早くからの過去問演習が欠かせないということです。受験生の皆さんは過去問演習を怠り、第3問の対策しかできなくなってしまった私を反面教師にして早くから対策を始めましょう。(商)
・例年通りといえばそうかもしれませんが、個人的には全体としてやや難化したと感じました。第3問で確実に点を取って、第1問、第2問でどこまで差をつけられたかが勝負だったと思います。(社)
・テーマそのものはよく一橋が取り扱っている範囲でしたが、問題に十分に答えるためには深い知識や思考力が必要でした。私は社会で1点も取らずに合格する計画だったので何も問題ありませんでしたが、社会が得点源だった受験生はかなり苦しかったと思います。(経)
【第1問】
・近世における鉱山開発とその影響に関する問題でした。文化史に近い単語問題は想定外で、年号を答える問2以外はとても難しく、記述も含めここで差が生まれるのではないかと感じました。(商)
・鉱山開発と文化史の問題でした。文化史を苦手とする受験生も多いですが、問1〜4については教科書に記述があるため、確実に得点したい問題でした。問5では最低限、戦国大名主導で鉱山開発が進み、鉱物は貨幣鋳造に用いられたことが書ければ良いと思います。(社)
・近世の文化史と鉱山利用についての出題でした。問1と問3は文化史の語句記述問題だったうえに、問4は教科書から逸脱した範囲からの出題、問5は過去問にない問題であったためかなり難易度は高いと思います。 (社)
【第2問】
・大山(山川)捨松をテーマにした問題で、問1が大山巌を答えさせる単語問題でしたが、人名はわかっても正しい漢字を書ける人は少なかったのではないかと感じました。しかし記述問題は私にとっては例年通りの難易度でした。(商)
・第一次世界大戦前後の時期の問題でした。私大対策を疎かにしていたからか、問1は間違えました。問2は推測で書きました。問3は易しい問題であり、問4は過去問に類題があったため、よく書けたと思います。(社)
・今回の3題の中では、最も典型的な問題なので得点源だと思います。問1は難しい語句記述問題ですが、問2と問3は教科書の内容から想像して書けると思います。問5は過去問でも出題された井上外交について思い出せると解答できると思います。 (社)
【第3問】
・昭和初期の思想の問題で、一橋の頻出テーマだったので解いているときにどこかで見たような問題だと感じました。特に二・二六事件に関しては全体の中では一番易しいように感じました。(商)
・軍国主義と文化史の問題でした。事件の内容はあまり書けませんでしたが、教科書の文化史のページを読みこんでいたため、問1〜3は簡単に感じました。問4については最低限、両サイドの説明と事件の結果を書けると良いと思います。(社)
・第2次世界大戦前についての出題でした。問1と問3は語句記述問題で難易度は比較的高く、問4は過去問にない二・二六事件についてまとめさせる問題でした。(社)
【総評】
・実際に解いているときは緊張も相まって昨年より難化していると思っていましたが、後で落ち着いて見返すと全体としての難易度は昨年と変わっていない印象を受けました。ただ、形式が少し変わった第1問が一番難しい問題だったので、焦らずにどの問題から解けば良いかを瞬時に見極められる力が必要な試験でした。(商)
・教科書の内容を逸脱した問題もある中、400字を埋めるのは大変でした。後で予備校の解答と比べると余計なことや誤ったこともかなり書いてしまっていました。しかし、短答問題で着実に点を取れたこと、過去問を研究していたことが良い結果につながったと思います。(社)
・すべての大問で長い記述を必要とする小問があったうえに、語句記述問題も教科書の細部にのみ記載されている事柄を問うものが多かったです。難易度はここ数年で一番高いと思われ、苦戦した受験生も多かったと思います。(社)
・近世における鉱山開発とその影響に関する問題でした。文化史に近い単語問題は想定外で、年号を答える問2以外はとても難しく、記述も含めここで差が生まれるのではないかと感じました。(商)
・鉱山開発と文化史の問題でした。文化史を苦手とする受験生も多いですが、問1〜4については教科書に記述があるため、確実に得点したい問題でした。問5では最低限、戦国大名主導で鉱山開発が進み、鉱物は貨幣鋳造に用いられたことが書ければ良いと思います。(社)
・近世の文化史と鉱山利用についての出題でした。問1と問3は文化史の語句記述問題だったうえに、問4は教科書から逸脱した範囲からの出題、問5は過去問にない問題であったためかなり難易度は高いと思います。 (社)
【第2問】
・大山(山川)捨松をテーマにした問題で、問1が大山巌を答えさせる単語問題でしたが、人名はわかっても正しい漢字を書ける人は少なかったのではないかと感じました。しかし記述問題は私にとっては例年通りの難易度でした。(商)
・第一次世界大戦前後の時期の問題でした。私大対策を疎かにしていたからか、問1は間違えました。問2は推測で書きました。問3は易しい問題であり、問4は過去問に類題があったため、よく書けたと思います。(社)
・今回の3題の中では、最も典型的な問題なので得点源だと思います。問1は難しい語句記述問題ですが、問2と問3は教科書の内容から想像して書けると思います。問5は過去問でも出題された井上外交について思い出せると解答できると思います。 (社)
【第3問】
・昭和初期の思想の問題で、一橋の頻出テーマだったので解いているときにどこかで見たような問題だと感じました。特に二・二六事件に関しては全体の中では一番易しいように感じました。(商)
・軍国主義と文化史の問題でした。事件の内容はあまり書けませんでしたが、教科書の文化史のページを読みこんでいたため、問1〜3は簡単に感じました。問4については最低限、両サイドの説明と事件の結果を書けると良いと思います。(社)
・第2次世界大戦前についての出題でした。問1と問3は語句記述問題で難易度は比較的高く、問4は過去問にない二・二六事件についてまとめさせる問題でした。(社)
【総評】
・実際に解いているときは緊張も相まって昨年より難化していると思っていましたが、後で落ち着いて見返すと全体としての難易度は昨年と変わっていない印象を受けました。ただ、形式が少し変わった第1問が一番難しい問題だったので、焦らずにどの問題から解けば良いかを瞬時に見極められる力が必要な試験でした。(商)
・教科書の内容を逸脱した問題もある中、400字を埋めるのは大変でした。後で予備校の解答と比べると余計なことや誤ったこともかなり書いてしまっていました。しかし、短答問題で着実に点を取れたこと、過去問を研究していたことが良い結果につながったと思います。(社)
・すべての大問で長い記述を必要とする小問があったうえに、語句記述問題も教科書の細部にのみ記載されている事柄を問うものが多かったです。難易度はここ数年で一番高いと思われ、苦戦した受験生も多かったと思います。(社)
【第1問】
・第1問は、中国の地域開発とEU域内の輸送手段についてのものでした。比較的解きやすく、高校地理の知識があればそこそこ得点できる問題ではあったものの高得点を取るのはかなり難しかったと思います。知識面で言えば求められるレベルはあまり高くなかったため、いかに共通テストレベルの知識をマスターできていたかが鍵となったのかもしれません。(商)
【第2問】
・第2問は、川崎市を題材とした問題であり、これも一橋の二次試験においては標準レベルであると思います。特に都市の二面性を考える問1ではいかに自分が知っている都市の特性を考えられたかが鍵でした。模試や過去問の復習をするときに登場した都市の特徴などをじっくり考えてみるのも良いと思います。(商)
【第3問】
・第3問は、資源・エネルギーを題材とした問題でした。典型問題が含まれているので合格点は十分取れる問題だと思います。ただし問4の指定語句を完璧に説明することは容易ではなく、高得点を取るのは難しかっただろうと予測します。この手の問題では仮に指定語句がわからなかったとしてもはぐらかして、わかるところをきっちり書けば点数はくるものです。(商)
【総評】
・全体的には例年よりやや易化したと感じました。けれども高得点を取るのはやはり難しいため、社会学部志望の方は6割、それ以外の方は5割を目指すのが良いでしょう。社会学部志望の受験生は6割を目指すと良いと思います。以前と比べて近年は書きやすい問題が増えているので、高校地理の勉強をきちんと行い、他大学(東大、京大、北大などがおすすめ)の問題を解くのが効果的です。(商)
・第1問は、中国の地域開発とEU域内の輸送手段についてのものでした。比較的解きやすく、高校地理の知識があればそこそこ得点できる問題ではあったものの高得点を取るのはかなり難しかったと思います。知識面で言えば求められるレベルはあまり高くなかったため、いかに共通テストレベルの知識をマスターできていたかが鍵となったのかもしれません。(商)
【第2問】
・第2問は、川崎市を題材とした問題であり、これも一橋の二次試験においては標準レベルであると思います。特に都市の二面性を考える問1ではいかに自分が知っている都市の特性を考えられたかが鍵でした。模試や過去問の復習をするときに登場した都市の特徴などをじっくり考えてみるのも良いと思います。(商)
【第3問】
・第3問は、資源・エネルギーを題材とした問題でした。典型問題が含まれているので合格点は十分取れる問題だと思います。ただし問4の指定語句を完璧に説明することは容易ではなく、高得点を取るのは難しかっただろうと予測します。この手の問題では仮に指定語句がわからなかったとしてもはぐらかして、わかるところをきっちり書けば点数はくるものです。(商)
【総評】
・全体的には例年よりやや易化したと感じました。けれども高得点を取るのはやはり難しいため、社会学部志望の方は6割、それ以外の方は5割を目指すのが良いでしょう。社会学部志望の受験生は6割を目指すと良いと思います。以前と比べて近年は書きやすい問題が増えているので、高校地理の勉強をきちんと行い、他大学(東大、京大、北大などがおすすめ)の問題を解くのが効果的です。(商)
2021年度前期試験
【第1問】
・例年と違い、B5の紙4ページに渡る長文が出されたことに驚いた。しかし、解いてみると文章量が増えただけで、難易度は例年並みだと感じた。文章量が多かった分、後に回した問題を解くときに文を見返すのが大変だった。(社)
・例年の第1問、第2問を合わせて1つにしたような文章量、設問数だった。正直、最初に見たときはビビった(笑) それでも、難易度は例年通りで、基本的な力を備えていれば十分に戦えた問題だったと思う。ただ、記述問題では書くべきポイントがわかりにくく、手こずった設問もあった。形式変更補正を含め、自分の中ではやや難化したと思った。(商)
・共通テストへの変更を受けて問題形式を変えてくる可能性は考慮していたのでそれほど戸惑うことは無かったため、冷静に対処出来たと思う。長い文章だったので、読んでいる途中でリスニングが始まりそうだということを考えながら問題を解けた点は良かった。問題の難易度は平年並みで、形式が変わったことを考慮すればやや難化したと思う。(社)
【第2問】
・例年並みの難易度だったと思う。一橋の英作文のパターンは様々なので、ことわざの説明という問題を見ても特に驚くことなく対応できた。ことわざの説明をすれば良いところを、誤ってことわざへの意見を述べてしまわないよう、問題文をしっかり読んで解くことが大切だと思った。(社)
・大学側の創作したことわざを説明する、という問題だった。近年、一橋の英作文のパターンは毎年違い、そしてこれは恐らく、練習してきた型に当てはめるだけの英作文ではなく、その場で構成を考えた英作文を書いてほしい、という大学からのメッセージだと思われる。自分はこのことを事前に把握していたので、当日も、過去問と違うことが当たり前というスタンスで臨み、焦らず対応できた。そういった意味で難易度は平年並みだと思った。(商)
・まず字数が100字~140字だったのは、例年に比べ少ない。さらに、ことわざが意味することを因果の順に説明し、具体例を入れれば字数に到達するため、方針が立てやすく、取り組みやすい問題だった。本番はいつもより問題を解く速度が落ちるので、見直しの時間が取れるかどうかも重要だと感じた。難易度は平年並みだと思う。(社)
【第3問】
・問題Aは、空欄がある文がそのまま読まれ、聞こえた単語を書き取るだけの問題だった。しっかり単語の勉強をしている人にとっては例年より簡単な問題だったと思う。問題Bは、共通テストの問題と似ていた。しかし、リスニング音源が長く、必要な情報を聞き取るのが難しかった。(社)
・文全体の難易度は平年並みだったものの、文ではなく単語のディクテーションだったので、易化していたと思う。(商)
・リスニングは大幅に変わったものの、音声自体は共通テストの方が難しいと思う。ただ、英語のスペリングがあり、試験前日に曜日のスペリングを詰め込んだ自分にとっては嫌な問題だった。難易度はやや難化したが共通テストの対策で十分対応できる内容だったと思う。(社)
【総評】
・問題形式は大幅に変わったものの、解くために求められている能力はそれほど変わっていないように感じた。過去問演習などを通して、しっかりと対策をしてきた人は十分太刀打ちできる問題だったと思う。難易度は全体として、例年並みであった。(社)
・形式変更はあったものの難易度は平年並みだったので、対策さえしていれば当日も対応できたと思う。(商)
・問題形式が変わり、それに対応できるかどうかが結果に大きく影響したと感じた。問題自体の難易度は平年並みであるが、当日に臨機応変な対応を求められたため総評としてはやや難化したと思う。(社)
・例年と違い、B5の紙4ページに渡る長文が出されたことに驚いた。しかし、解いてみると文章量が増えただけで、難易度は例年並みだと感じた。文章量が多かった分、後に回した問題を解くときに文を見返すのが大変だった。(社)
・例年の第1問、第2問を合わせて1つにしたような文章量、設問数だった。正直、最初に見たときはビビった(笑) それでも、難易度は例年通りで、基本的な力を備えていれば十分に戦えた問題だったと思う。ただ、記述問題では書くべきポイントがわかりにくく、手こずった設問もあった。形式変更補正を含め、自分の中ではやや難化したと思った。(商)
・共通テストへの変更を受けて問題形式を変えてくる可能性は考慮していたのでそれほど戸惑うことは無かったため、冷静に対処出来たと思う。長い文章だったので、読んでいる途中でリスニングが始まりそうだということを考えながら問題を解けた点は良かった。問題の難易度は平年並みで、形式が変わったことを考慮すればやや難化したと思う。(社)
【第2問】
・例年並みの難易度だったと思う。一橋の英作文のパターンは様々なので、ことわざの説明という問題を見ても特に驚くことなく対応できた。ことわざの説明をすれば良いところを、誤ってことわざへの意見を述べてしまわないよう、問題文をしっかり読んで解くことが大切だと思った。(社)
・大学側の創作したことわざを説明する、という問題だった。近年、一橋の英作文のパターンは毎年違い、そしてこれは恐らく、練習してきた型に当てはめるだけの英作文ではなく、その場で構成を考えた英作文を書いてほしい、という大学からのメッセージだと思われる。自分はこのことを事前に把握していたので、当日も、過去問と違うことが当たり前というスタンスで臨み、焦らず対応できた。そういった意味で難易度は平年並みだと思った。(商)
・まず字数が100字~140字だったのは、例年に比べ少ない。さらに、ことわざが意味することを因果の順に説明し、具体例を入れれば字数に到達するため、方針が立てやすく、取り組みやすい問題だった。本番はいつもより問題を解く速度が落ちるので、見直しの時間が取れるかどうかも重要だと感じた。難易度は平年並みだと思う。(社)
【第3問】
・問題Aは、空欄がある文がそのまま読まれ、聞こえた単語を書き取るだけの問題だった。しっかり単語の勉強をしている人にとっては例年より簡単な問題だったと思う。問題Bは、共通テストの問題と似ていた。しかし、リスニング音源が長く、必要な情報を聞き取るのが難しかった。(社)
・文全体の難易度は平年並みだったものの、文ではなく単語のディクテーションだったので、易化していたと思う。(商)
・リスニングは大幅に変わったものの、音声自体は共通テストの方が難しいと思う。ただ、英語のスペリングがあり、試験前日に曜日のスペリングを詰め込んだ自分にとっては嫌な問題だった。難易度はやや難化したが共通テストの対策で十分対応できる内容だったと思う。(社)
【総評】
・問題形式は大幅に変わったものの、解くために求められている能力はそれほど変わっていないように感じた。過去問演習などを通して、しっかりと対策をしてきた人は十分太刀打ちできる問題だったと思う。難易度は全体として、例年並みであった。(社)
・形式変更はあったものの難易度は平年並みだったので、対策さえしていれば当日も対応できたと思う。(商)
・問題形式が変わり、それに対応できるかどうかが結果に大きく影響したと感じた。問題自体の難易度は平年並みであるが、当日に臨機応変な対応を求められたため総評としてはやや難化したと思う。(社)
【第一問】
・文章はそこまで読みにくいものではなかったので、落ち着いて読めば大丈夫だと思います。例年より少し易しくなったかもしれません。ただ、語彙の問題がなかった代わりに漢字の問題が難しく、5問全てを書くことができませんでした。(社)
・難易度は例年より低めだと感じました。ですが漢字が難しく、自信を持って回答できたのは5問中1問だけでした。(商)
・文章中の論理構造が明確に示されており、例年並みの難易度だと感じました。問二以降に関しては設問が抽象的であったため解答をまとめづらかったですが、落ち着いて解けば合格点に達する答案は十分に作成可能であったと思います。(社)
【第二問】
・古文ではなかったので安心しました。文構造も複雑ではなく、内容も明確で読み取りやすかったと思います。他の問題の時間を確保するためにも文語文にあまり時間をかけたくはないと思いますが、読みやすくても取りこぼしのないよう落ち着いて読むことが重要だと思います。(社)
・文章のテーマが分かりやすく、問題もどの部分を答えたら良いかが明確だったと思います。問一の直訳は漢文の知識が必要となるので漢文もしっかり勉強して下さいね!(商)
・今年も近代文語文が出題されましたが、例年通り論理構造・設問ともに理解しやすいものでした。問一では例年と異なり短めの現代語訳が複数問われたものの、いずれも難易度は高くないものでした。(社)
【第三問】
・例年通り要約の問題でした。内容は読み取りやすかったものの、200字に収めるためにどの内容を入れるかの取捨選択が難しかったです。2021年度の国語の問題の中では、この第三問が一番大変だったと思います。(社)
・文章量や難易度は例年通りでしたが、キーワードが8文字と長かったのでまとめるのに苦労しました。(商)
・文章自体の量や内容は難しくないものの、解答に入れるべき要素とそうでないものの取捨選択が例年より難しかったです。第一問、第二問にかける時間を考えても、例年より難易度は高いと感じました。(社)
【総評】
・問題形式は例年通りで、きちんと過去問で対策をすれば落ち着いて臨めたと思います。過去問対策をする時には、時間配分や解く順番を工夫して、効率の良い解き方を見つけておくことが重要だと思います。国語はどの学部でも配点が低めですが、手を抜きすぎずに頑張ってください!(社)
・過去問との大きな変化は特になかったと思います。二次試験の中で最初に受験する科目なので緊張すると思いますが、落ち着いて文章を読んでほしいです。(商)
・問題形式に大きな変化はなく、例年通りしっかりと対策してきた人には解きやすかったでしょう。ただ本番に短い字数で解答をまとめるのは意外と難しいです。過去問演習を通じて経験を積み、実力を発揮できるよう精進してください。(社)
・文章はそこまで読みにくいものではなかったので、落ち着いて読めば大丈夫だと思います。例年より少し易しくなったかもしれません。ただ、語彙の問題がなかった代わりに漢字の問題が難しく、5問全てを書くことができませんでした。(社)
・難易度は例年より低めだと感じました。ですが漢字が難しく、自信を持って回答できたのは5問中1問だけでした。(商)
・文章中の論理構造が明確に示されており、例年並みの難易度だと感じました。問二以降に関しては設問が抽象的であったため解答をまとめづらかったですが、落ち着いて解けば合格点に達する答案は十分に作成可能であったと思います。(社)
【第二問】
・古文ではなかったので安心しました。文構造も複雑ではなく、内容も明確で読み取りやすかったと思います。他の問題の時間を確保するためにも文語文にあまり時間をかけたくはないと思いますが、読みやすくても取りこぼしのないよう落ち着いて読むことが重要だと思います。(社)
・文章のテーマが分かりやすく、問題もどの部分を答えたら良いかが明確だったと思います。問一の直訳は漢文の知識が必要となるので漢文もしっかり勉強して下さいね!(商)
・今年も近代文語文が出題されましたが、例年通り論理構造・設問ともに理解しやすいものでした。問一では例年と異なり短めの現代語訳が複数問われたものの、いずれも難易度は高くないものでした。(社)
【第三問】
・例年通り要約の問題でした。内容は読み取りやすかったものの、200字に収めるためにどの内容を入れるかの取捨選択が難しかったです。2021年度の国語の問題の中では、この第三問が一番大変だったと思います。(社)
・文章量や難易度は例年通りでしたが、キーワードが8文字と長かったのでまとめるのに苦労しました。(商)
・文章自体の量や内容は難しくないものの、解答に入れるべき要素とそうでないものの取捨選択が例年より難しかったです。第一問、第二問にかける時間を考えても、例年より難易度は高いと感じました。(社)
【総評】
・問題形式は例年通りで、きちんと過去問で対策をすれば落ち着いて臨めたと思います。過去問対策をする時には、時間配分や解く順番を工夫して、効率の良い解き方を見つけておくことが重要だと思います。国語はどの学部でも配点が低めですが、手を抜きすぎずに頑張ってください!(社)
・過去問との大きな変化は特になかったと思います。二次試験の中で最初に受験する科目なので緊張すると思いますが、落ち着いて文章を読んでほしいです。(商)
・問題形式に大きな変化はなく、例年通りしっかりと対策してきた人には解きやすかったでしょう。ただ本番に短い字数で解答をまとめるのは意外と難しいです。過去問演習を通じて経験を積み、実力を発揮できるよう精進してください。(社)
【第1問】
・素数でないものを750個以上見つけるという方針にはすぐ気付くことができたので最後までスムーズに進めることができた。試験終了後に、2や3を合成数としてカウントしていたことに気付き、背筋が凍った。(経)
・問題を最初に見たとき、奇跡的に一瞬でひらめいて割と簡単に解けた。試験後、解説動画など見て、正解していたことに安心した。(経)
・最初に見た瞬間どう解けばいいか瞬間的に解法が浮かばなかったので後回しにしました。そのときは焦りました。第3問と第4問を解いた後、もう一度問題を見たら解法の方針がなんとなく浮かんで解けました。(経)
【第2問】
・見た目がごつかったので最後に回した結果、着手せずに終わってしまった。(経)
・一瞬難しいと思ったが、よく考えてみると今までに問題集で解いたことのある問題の類題だったので、少し時間はかかったが、解くことができた。(経)
・これも最初に見た瞬間、解法が浮かばなかったので後回しにしました。戻ってきても解法が出なかったので具体的な数値を当てはめて実験しました。すると、法則性が見受けられたのでそれを用いて解きました。(経)
【第3問】
・(1)はとりあえず条件を書き出してみたら、求めることができた。(2)は出てきた条件式の使い方に少し手こずったものの、最後まで時間をかけて取り組んだ結果、偶然解けた。(経)
・問題を見たとき、記号が多くて難しそうだったので、後に回した。再び時間をかけながら解くと、方針も定まって解くことができた。試験の何日か後に解説動画を見てしまい、(1)で記号のミスをしていたことに気づき、焦った。(経)
・似たような問題を見たことがあったので手を自然と動かして解くことができました。これは過去問や入試の定番問題の解き方に触れていれば解ける問題だと思いました。解けて安心しました。(経)
【第4問】
・似た問題を解いたことがあったため、方針自体は迷わなかった。ありえない答えが出てきて焦ってしまい、途中の積分計算で計算ミスを繰り返した結果、20分を浪費してしまうという失態を犯した。(経)
・難しそうだったので、(1)だけでも取ろうとしたが、勘違いをしてまったく答えが出なかった。終了間際になって勘違いに気づき、答えを出すことができたが、(2)は記号も多く計算も複雑で、時間もなかったので部分点を取ろうと適当に式を書いた。(経)
・これも似たような問題を見たことがあったので手を自然に動かすことができました。過去問をしっかり解けば手は動くのではないかと思います。(経)
【第5問】
・確率の問題と思いきや、解いてみたらほぼ整数の問題であった。積分を解いて出てきた条件式に合う整数の組は数え上げて求めることができたので、割とすんなり解けたと思う。(経)
・ややこしく考えてしまったので、解き方を誤ってしまった。単純に積分をして、計算を頑張れば答えが出る問題だと試験の後に気付いた。(経)
・簡単だという人もいますが自分は正直なところ解けなかったです。とりあえず部分点を狙おうと自分が考えうる場合を書き出して答えとして、深く考えることをせず解けている別の大問の答え合わせに精神を費やしました。(経)
【総評】
・私は1→4→5→3→2という順序で解いた。第1問は整数が得意だったため最初に解き、類題を解いた経験があったためその次に第4問を、確率は頻出分野で問題演習を多く積んでいたためその次に第5問を、時間的に第2問と第3問のどちらかしか解けそうになかったので、見た目のとっつきやすさで第3問を解いた。今年の数学は易化したと各方面から言われているが、過去問に比べてそこまで解きやすさは感じなかったことに加え、第1問でミスを発見してしまったことにより、試験後は絶望感でいっぱいであった。個人的に難易度自体は平年通りだと思っているが、第1問と第5問が解きやすかった。(経)
・例年よりも易化したと思う。簡単になった分、平均点も上がったと思うので、経済学部志望としては3完はしておきたいところだ。戦略としては、第1問と第5問(または第2問)を確実に取り、他の3問で部分点を狙い半分ほど取っておくのが得策であったと思う。(経)
・2021年度入試の数学は易化したと言われていますが、解いているときに簡単だとは感じかかったです。定番問題の解き方、過去問での経験、初見の問題を悩み貫く思考力があれば数学は解けるようになります。最後になりますが、解ける問題から解くということを肝に銘じておいてください。(経)
・素数でないものを750個以上見つけるという方針にはすぐ気付くことができたので最後までスムーズに進めることができた。試験終了後に、2や3を合成数としてカウントしていたことに気付き、背筋が凍った。(経)
・問題を最初に見たとき、奇跡的に一瞬でひらめいて割と簡単に解けた。試験後、解説動画など見て、正解していたことに安心した。(経)
・最初に見た瞬間どう解けばいいか瞬間的に解法が浮かばなかったので後回しにしました。そのときは焦りました。第3問と第4問を解いた後、もう一度問題を見たら解法の方針がなんとなく浮かんで解けました。(経)
【第2問】
・見た目がごつかったので最後に回した結果、着手せずに終わってしまった。(経)
・一瞬難しいと思ったが、よく考えてみると今までに問題集で解いたことのある問題の類題だったので、少し時間はかかったが、解くことができた。(経)
・これも最初に見た瞬間、解法が浮かばなかったので後回しにしました。戻ってきても解法が出なかったので具体的な数値を当てはめて実験しました。すると、法則性が見受けられたのでそれを用いて解きました。(経)
【第3問】
・(1)はとりあえず条件を書き出してみたら、求めることができた。(2)は出てきた条件式の使い方に少し手こずったものの、最後まで時間をかけて取り組んだ結果、偶然解けた。(経)
・問題を見たとき、記号が多くて難しそうだったので、後に回した。再び時間をかけながら解くと、方針も定まって解くことができた。試験の何日か後に解説動画を見てしまい、(1)で記号のミスをしていたことに気づき、焦った。(経)
・似たような問題を見たことがあったので手を自然と動かして解くことができました。これは過去問や入試の定番問題の解き方に触れていれば解ける問題だと思いました。解けて安心しました。(経)
【第4問】
・似た問題を解いたことがあったため、方針自体は迷わなかった。ありえない答えが出てきて焦ってしまい、途中の積分計算で計算ミスを繰り返した結果、20分を浪費してしまうという失態を犯した。(経)
・難しそうだったので、(1)だけでも取ろうとしたが、勘違いをしてまったく答えが出なかった。終了間際になって勘違いに気づき、答えを出すことができたが、(2)は記号も多く計算も複雑で、時間もなかったので部分点を取ろうと適当に式を書いた。(経)
・これも似たような問題を見たことがあったので手を自然に動かすことができました。過去問をしっかり解けば手は動くのではないかと思います。(経)
【第5問】
・確率の問題と思いきや、解いてみたらほぼ整数の問題であった。積分を解いて出てきた条件式に合う整数の組は数え上げて求めることができたので、割とすんなり解けたと思う。(経)
・ややこしく考えてしまったので、解き方を誤ってしまった。単純に積分をして、計算を頑張れば答えが出る問題だと試験の後に気付いた。(経)
・簡単だという人もいますが自分は正直なところ解けなかったです。とりあえず部分点を狙おうと自分が考えうる場合を書き出して答えとして、深く考えることをせず解けている別の大問の答え合わせに精神を費やしました。(経)
【総評】
・私は1→4→5→3→2という順序で解いた。第1問は整数が得意だったため最初に解き、類題を解いた経験があったためその次に第4問を、確率は頻出分野で問題演習を多く積んでいたためその次に第5問を、時間的に第2問と第3問のどちらかしか解けそうになかったので、見た目のとっつきやすさで第3問を解いた。今年の数学は易化したと各方面から言われているが、過去問に比べてそこまで解きやすさは感じなかったことに加え、第1問でミスを発見してしまったことにより、試験後は絶望感でいっぱいであった。個人的に難易度自体は平年通りだと思っているが、第1問と第5問が解きやすかった。(経)
・例年よりも易化したと思う。簡単になった分、平均点も上がったと思うので、経済学部志望としては3完はしておきたいところだ。戦略としては、第1問と第5問(または第2問)を確実に取り、他の3問で部分点を狙い半分ほど取っておくのが得策であったと思う。(経)
・2021年度入試の数学は易化したと言われていますが、解いているときに簡単だとは感じかかったです。定番問題の解き方、過去問での経験、初見の問題を悩み貫く思考力があれば数学は解けるようになります。最後になりますが、解ける問題から解くということを肝に銘じておいてください。(経)
【第1問】
・ビザンツ・トルコ関連の歴史が出題されました。問題はハギア・ソフィア聖堂に関する文章を読んで解答する形式で、2016年度の第2問と同じような出題形式だったと思います。難易度的には標準程度で、教科書の内容をきちんと理解していれば解けると思います。(社)
・ビザンツとオスマン帝国の歴史の流れを辿るような問題が出題されました。歴史の流れの通りに書いていくタイプの問題だったのでどちらかといえば簡単な方だと思います。教科書をしっかり読んでいればある程度の点数は取れると思います。(社)
・イスタンブルの支配者の変遷と時代に沿って彼らがどのような統治をしたのかをリストアップしていけば自ずと答え方が見えてきました。正確な知識と整理する力があれば答えることのできる標準的な問題だったと思います。(商)
【第2問】
・ゲーテの時代とレンブラントの時代の社会的コンテクストを対比させる問題でした。難しかったです。過去問にも似たような問題はあったので、見覚えはあるなという感じでした。しかし内容は高校レベルを超えるので、何を書けば良いかわからないような難問でした。(社)
・ゲーテの時代とレンブラントの時代を対比させる問題が出題されました。必要としている知識が細かい上に教科書とは違う視点で出題されているため難問といえると思います。しかし一橋はこのような問題を意外と出すので驚きはしませんでした。模範回答を書くのは非常に難しいので、関連しているであろうことを書いてどこまで部分点をもぎ取れるかだったと思います。(社)
・ゲーテとレンブラントの時代・地域がわかれば答えられると思います。同時代の同地域の出来事を列挙し、そこから想像力を働かせれば何を書けば良いのか見えてきました。あまり問題文を気にしすぎずに、関係しそうな物事から考える力が大切だったと思います。(商)
【第3問】
・中国の文化大革命が出題されました。内容はそこまで難しいものではなかったと思います。しかし、この範囲の出題は初めてだったので、対策が十分にできていないと大変だったかもしれません。実際、私もこの範囲の対策をあまりしていなかったので、本番はとても焦りました。(社)
・文化大革命の流れに関する出題でした。問題は非常にシンプルでしたが問題はそこではありません。今まで中国史は国共内戦までしかほとんど出題されたことがないのに文化大革命が出たことに驚きました。ノーマークだったため点数が取れなかった人も多いと思います。一橋の世界史は出題範囲が限定的でしたが今後広がっていくのかもしれません。(社)
・中国の大躍進政策から文化大革命、改革開放までという非常に狭い時代の問題でした。そのため、解答に細かく、正確な知識が必要でした。本番でも細かい人名や、政策などが思い出せないかもしれませんが、時代の大まかな流れさえ外れていなければ十分に書くことができると思います。(商)
【総評】
・やはり今年は第2問が難しかったです。難問に出会った時は何も書けなくなってしまうと思いますが、何とかして400字書ききることも必要になってくると思います。また、特にアジアの現代史もおろそかにせず勉強した方が良いと思います。(社)
・今年は例年の出題傾向とは異なる範囲からの出題が目立ちました。しかし第2問以外の2問は問われていることは単純だったので知識があれば比較的解きやすい問題だと感じました。全体としては難化したと思います。(社)
・今年の一橋の世界史は一風変わった出題だったと思います。何を書けば良いのか戸惑うような内容でした。しかし、問題文を分析し、関連する出来事や時代背景を整理すれば解答の方針は立てやすかったです。(商)
・ビザンツ・トルコ関連の歴史が出題されました。問題はハギア・ソフィア聖堂に関する文章を読んで解答する形式で、2016年度の第2問と同じような出題形式だったと思います。難易度的には標準程度で、教科書の内容をきちんと理解していれば解けると思います。(社)
・ビザンツとオスマン帝国の歴史の流れを辿るような問題が出題されました。歴史の流れの通りに書いていくタイプの問題だったのでどちらかといえば簡単な方だと思います。教科書をしっかり読んでいればある程度の点数は取れると思います。(社)
・イスタンブルの支配者の変遷と時代に沿って彼らがどのような統治をしたのかをリストアップしていけば自ずと答え方が見えてきました。正確な知識と整理する力があれば答えることのできる標準的な問題だったと思います。(商)
【第2問】
・ゲーテの時代とレンブラントの時代の社会的コンテクストを対比させる問題でした。難しかったです。過去問にも似たような問題はあったので、見覚えはあるなという感じでした。しかし内容は高校レベルを超えるので、何を書けば良いかわからないような難問でした。(社)
・ゲーテの時代とレンブラントの時代を対比させる問題が出題されました。必要としている知識が細かい上に教科書とは違う視点で出題されているため難問といえると思います。しかし一橋はこのような問題を意外と出すので驚きはしませんでした。模範回答を書くのは非常に難しいので、関連しているであろうことを書いてどこまで部分点をもぎ取れるかだったと思います。(社)
・ゲーテとレンブラントの時代・地域がわかれば答えられると思います。同時代の同地域の出来事を列挙し、そこから想像力を働かせれば何を書けば良いのか見えてきました。あまり問題文を気にしすぎずに、関係しそうな物事から考える力が大切だったと思います。(商)
【第3問】
・中国の文化大革命が出題されました。内容はそこまで難しいものではなかったと思います。しかし、この範囲の出題は初めてだったので、対策が十分にできていないと大変だったかもしれません。実際、私もこの範囲の対策をあまりしていなかったので、本番はとても焦りました。(社)
・文化大革命の流れに関する出題でした。問題は非常にシンプルでしたが問題はそこではありません。今まで中国史は国共内戦までしかほとんど出題されたことがないのに文化大革命が出たことに驚きました。ノーマークだったため点数が取れなかった人も多いと思います。一橋の世界史は出題範囲が限定的でしたが今後広がっていくのかもしれません。(社)
・中国の大躍進政策から文化大革命、改革開放までという非常に狭い時代の問題でした。そのため、解答に細かく、正確な知識が必要でした。本番でも細かい人名や、政策などが思い出せないかもしれませんが、時代の大まかな流れさえ外れていなければ十分に書くことができると思います。(商)
【総評】
・やはり今年は第2問が難しかったです。難問に出会った時は何も書けなくなってしまうと思いますが、何とかして400字書ききることも必要になってくると思います。また、特にアジアの現代史もおろそかにせず勉強した方が良いと思います。(社)
・今年は例年の出題傾向とは異なる範囲からの出題が目立ちました。しかし第2問以外の2問は問われていることは単純だったので知識があれば比較的解きやすい問題だと感じました。全体としては難化したと思います。(社)
・今年の一橋の世界史は一風変わった出題だったと思います。何を書けば良いのか戸惑うような内容でした。しかし、問題文を分析し、関連する出来事や時代背景を整理すれば解答の方針は立てやすかったです。(商)
【第1問】
・土地制度と税制について古代、中世、近世で対比させる問題。問2がやや難しかったが、残りは基本問題であったことに加え、このテーマは頻出だったのである程度対応できた。(経)
・土地制度と税制に関する問題だった。問われているものは基本的な内容が多く、過去に出題された問題との親和性も高いと感じた大問であった。文字数の分配がやや難しかった。(商)
・前近代の広い範囲の土地制度や税制度についての問題だった。土地制度については対策をしていたが、問われていることに対して文章で答えるのが難しかった。(商)
【第2問】
・明治初期から高度経済成長期までの東京の人口変動に影響を与えた社会的背景を問う問題。過去問に類題が多くあったので、すべての小問でしっかり得点できた。
大正時代の大戦景気→都市化・工業化の流れは超頻出!!(経)
・東京府の人口移動に関する問題だった。過去に似た問題が出ていたことを知っていたので、かなり落ち着いて取り組むことができた。期間が設定されていたので、筋違いの解答を書かないことを心がけた。(商)
・近現代の東京の人口の変化についての問題だった。過去問に似たような問題があったため、3問の中では一番得点源になった。(商)
【第3問】
・戦後日本の民主化のための女性の社会進出に関する問題。頻出テーマではなかったが、戦前・戦中と戦後の女性の社会的地位の変化(2017年 第2問)やGHQの政策は抑えていたので、そこまで答えにくくはなかった。しかし、答えられることは多くはなく、字数を埋めるのには苦労した。(経)
・近代の女性史に関する問題だった。女性史は対策していなかったため、最も苦戦した。差がつかないと判断したので、基本的な設問だけに答えて、全体としてはあまり時間を割かず、他の大問の検討に移行した。(商)
・近代の女性史についての問題だった。政治経済の分野に関連する問題もあったため、難しかった。(商)
【総評】
・全体的に1つのテーマに対して様々な観点から論じさせる一橋らしい問題だったと思う。難易度は例年並み。前近代の問題は古代・中世・近世を対比させる問題(お金など)が多いので、対策しておこう。(経)
・第1問、第2問は例年通りの問題形式であり、過去問の研究が十分にできていれば高得点を見込める問題だった。第3問はかなり異色の出題であり、得点できた受験生は少ないと思う。時間配分の技量が試された試験だった。(商)
・やはり近現代の問題が頻出だが、古代や前近代の問題も出題されるので対策が必要だと思う。さまざまな時代について1つのテーマの問題が出題されることが多いので、通史だけでなくテーマに沿った勉強が必要だと思う。(商)
・土地制度と税制について古代、中世、近世で対比させる問題。問2がやや難しかったが、残りは基本問題であったことに加え、このテーマは頻出だったのである程度対応できた。(経)
・土地制度と税制に関する問題だった。問われているものは基本的な内容が多く、過去に出題された問題との親和性も高いと感じた大問であった。文字数の分配がやや難しかった。(商)
・前近代の広い範囲の土地制度や税制度についての問題だった。土地制度については対策をしていたが、問われていることに対して文章で答えるのが難しかった。(商)
【第2問】
・明治初期から高度経済成長期までの東京の人口変動に影響を与えた社会的背景を問う問題。過去問に類題が多くあったので、すべての小問でしっかり得点できた。
大正時代の大戦景気→都市化・工業化の流れは超頻出!!(経)
・東京府の人口移動に関する問題だった。過去に似た問題が出ていたことを知っていたので、かなり落ち着いて取り組むことができた。期間が設定されていたので、筋違いの解答を書かないことを心がけた。(商)
・近現代の東京の人口の変化についての問題だった。過去問に似たような問題があったため、3問の中では一番得点源になった。(商)
【第3問】
・戦後日本の民主化のための女性の社会進出に関する問題。頻出テーマではなかったが、戦前・戦中と戦後の女性の社会的地位の変化(2017年 第2問)やGHQの政策は抑えていたので、そこまで答えにくくはなかった。しかし、答えられることは多くはなく、字数を埋めるのには苦労した。(経)
・近代の女性史に関する問題だった。女性史は対策していなかったため、最も苦戦した。差がつかないと判断したので、基本的な設問だけに答えて、全体としてはあまり時間を割かず、他の大問の検討に移行した。(商)
・近代の女性史についての問題だった。政治経済の分野に関連する問題もあったため、難しかった。(商)
【総評】
・全体的に1つのテーマに対して様々な観点から論じさせる一橋らしい問題だったと思う。難易度は例年並み。前近代の問題は古代・中世・近世を対比させる問題(お金など)が多いので、対策しておこう。(経)
・第1問、第2問は例年通りの問題形式であり、過去問の研究が十分にできていれば高得点を見込める問題だった。第3問はかなり異色の出題であり、得点できた受験生は少ないと思う。時間配分の技量が試された試験だった。(商)
・やはり近現代の問題が頻出だが、古代や前近代の問題も出題されるので対策が必要だと思う。さまざまな時代について1つのテーマの問題が出題されることが多いので、通史だけでなくテーマに沿った勉強が必要だと思う。(商)
【第1問】
・東南アジアや南アジアについて幅広い分野から出題されたが、資料にヒントも多く、書きにくい問題も少なかったと思う。基礎的な知識が求められたものだった。(商)
・環インド洋地域を題材として、持続可能な農業や世界貿易について問われた。この辺りのテーマは一橋地理では頻出なので、加点されるポイントを意識して積極的に記述した。問3も比較的すぐに見当が付くと思われる。(商)
【第2問】
・日本への観光客や労働者に関する記述が問われ、ニュースなどで詳しく知っていた人にとっては書きやすい問題だったと思う。(商)
・国境を越える人の移動に関する問題であった。問3では、移民労働者の受け入れに伴う日本での問題が扱われた。時事的な内容への対策として新聞の特集記事を読んでいたが、ほぼ同じことが取り上げられていたため対応できた。感動した。(商)
【第3問】
・都市問題について問われ、聞きなじみのない言葉もあったと思うが、知識を結び付ければ充分に推量できる設問だったと思う。(商)
・イギリスの首都ロンドンに関して、居住者層や緑地化といった視点で問われた。問3のクローンタウン化は聞きなじみがない単語だったが、資料をうまく活用して何とか解答を作成した。(商)
【総評】
・例年よりやや易化したように感じた。今年は現代社会の文化的なトピックが多く扱われたので地理の範囲を超えた知識が多く求められたが、ヒントとなる資料も多かったので例年よりも記述しやすかったのだろうと思う。(商)
・例年と比べて突飛な問題もあまりなく、全体的に易化したと言えるのではないか。過去問演習を通じて一橋頻出のテーマ、視点を身につけておき、本番でも冷静に資料を読み取れば、多くの問題である程度のレベルの解答が作れると思う。(商)
・東南アジアや南アジアについて幅広い分野から出題されたが、資料にヒントも多く、書きにくい問題も少なかったと思う。基礎的な知識が求められたものだった。(商)
・環インド洋地域を題材として、持続可能な農業や世界貿易について問われた。この辺りのテーマは一橋地理では頻出なので、加点されるポイントを意識して積極的に記述した。問3も比較的すぐに見当が付くと思われる。(商)
【第2問】
・日本への観光客や労働者に関する記述が問われ、ニュースなどで詳しく知っていた人にとっては書きやすい問題だったと思う。(商)
・国境を越える人の移動に関する問題であった。問3では、移民労働者の受け入れに伴う日本での問題が扱われた。時事的な内容への対策として新聞の特集記事を読んでいたが、ほぼ同じことが取り上げられていたため対応できた。感動した。(商)
【第3問】
・都市問題について問われ、聞きなじみのない言葉もあったと思うが、知識を結び付ければ充分に推量できる設問だったと思う。(商)
・イギリスの首都ロンドンに関して、居住者層や緑地化といった視点で問われた。問3のクローンタウン化は聞きなじみがない単語だったが、資料をうまく活用して何とか解答を作成した。(商)
【総評】
・例年よりやや易化したように感じた。今年は現代社会の文化的なトピックが多く扱われたので地理の範囲を超えた知識が多く求められたが、ヒントとなる資料も多かったので例年よりも記述しやすかったのだろうと思う。(商)
・例年と比べて突飛な問題もあまりなく、全体的に易化したと言えるのではないか。過去問演習を通じて一橋頻出のテーマ、視点を身につけておき、本番でも冷静に資料を読み取れば、多くの問題である程度のレベルの解答が作れると思う。(商)
2020年度前期試験
【第1・2問】
・形式は例年と大して変わっていないと思いますが、今まで独立していた文法問題が長文読解に組み込まれました。文法が苦手なため問題数が減ったことはありがたかったのですが、かなり難しく感じました。
・文章量は例年とほとんど差がありませんでしたが、問題数は若干増加しました。また、文法は独立した大問での出題はなく、長文に組み込まれた形となりました。文章の難易度にも大きな変化は見られなかったため、基礎と過去問をしっかりやりこんできた人が有利になるような問題だったかと思います。
・第1問は内容は前年度と比べ易化、問題量は増加。第2問は内容、問題ともに前年度とほぼ変わりなかったと思います。例年第3問としてあった文法問題がなくなり、長文問題に吸収された形となりました。そこまで大きな変化はなかったため、過去問をきちんと解いていたら対応できる問題だったと思います。
【第3問】
・毎年形式が変わるためどのようなタイプが出されるか不安でしたが、一般的なテーマを選んで書くというタイプで安心しました。よく友人や家族と話すテーマが出たため、個人的には書きやすかったです。
・近年複数回出題のあった絵画や写真の説明、提示された主張に対する意見を述べるような形式からは外れ、おすすめの日本の本の紹介や知り合いと友人の違いなどがテーマとなりました。普段なかなか英語で書くことのない題材なので、自分の思考をいかに正確に英語で表現できるか、という純粋な英語力が試される問題でした。
・おすすめの日本の本、自分自身を誇りに思うとき、知人と友人の違いなど、身近な話題ではありましたが、例年の情景描写や、ある提案に対する賛成反対を述べるような形式ではなかったため、初めて試験中にこの問題を見たときは結構戸惑いました。ただ自分の意見をまとめやすい内容だったのでそこまで難しくは感じませんでした。
【第4問】
・最近は記述と記号の融合、または記号だけの出題形式だったため、全問記述であることがわかったときは少し戸惑いました。ただ、音源が3回流れ、速さも比較的遅かったので落ち着きを取り戻して何とか解けました。
・解答は全て筆記形式だったものの、内容はそこまで複雑ではなく、音源も3回流れたため、難しくは感じませんでした。
・全問記述という形式でしたが、内容もわかりやすく、また3回も音源を聞く機会があり、リスニングの速度も遅かったため、例年よりも難しいとは感じませんでした。
【総評】
・難易度は例年通りだと思います。過去問を解いて形式に慣れていれば特に問題はありません。
・形式面に若干の変更はあったものの、難易度・分量ともに例年通りでした。また、特別な思考や知識を必要とする問題はなく、基礎が完成していて、過去問によく触れていた人が本領を発揮できるような試験だったと感じます。
・前年と比べて易化したか、ほぼ例年並みの難易度ではないかと感じました。文法問題がなくなったくらいで、全体的には大きな変化はありませんでした。過去問対策をしっかり積んでいれば問題なく対応できる試験だったと思います。
・形式は例年と大して変わっていないと思いますが、今まで独立していた文法問題が長文読解に組み込まれました。文法が苦手なため問題数が減ったことはありがたかったのですが、かなり難しく感じました。
・文章量は例年とほとんど差がありませんでしたが、問題数は若干増加しました。また、文法は独立した大問での出題はなく、長文に組み込まれた形となりました。文章の難易度にも大きな変化は見られなかったため、基礎と過去問をしっかりやりこんできた人が有利になるような問題だったかと思います。
・第1問は内容は前年度と比べ易化、問題量は増加。第2問は内容、問題ともに前年度とほぼ変わりなかったと思います。例年第3問としてあった文法問題がなくなり、長文問題に吸収された形となりました。そこまで大きな変化はなかったため、過去問をきちんと解いていたら対応できる問題だったと思います。
【第3問】
・毎年形式が変わるためどのようなタイプが出されるか不安でしたが、一般的なテーマを選んで書くというタイプで安心しました。よく友人や家族と話すテーマが出たため、個人的には書きやすかったです。
・近年複数回出題のあった絵画や写真の説明、提示された主張に対する意見を述べるような形式からは外れ、おすすめの日本の本の紹介や知り合いと友人の違いなどがテーマとなりました。普段なかなか英語で書くことのない題材なので、自分の思考をいかに正確に英語で表現できるか、という純粋な英語力が試される問題でした。
・おすすめの日本の本、自分自身を誇りに思うとき、知人と友人の違いなど、身近な話題ではありましたが、例年の情景描写や、ある提案に対する賛成反対を述べるような形式ではなかったため、初めて試験中にこの問題を見たときは結構戸惑いました。ただ自分の意見をまとめやすい内容だったのでそこまで難しくは感じませんでした。
【第4問】
・最近は記述と記号の融合、または記号だけの出題形式だったため、全問記述であることがわかったときは少し戸惑いました。ただ、音源が3回流れ、速さも比較的遅かったので落ち着きを取り戻して何とか解けました。
・解答は全て筆記形式だったものの、内容はそこまで複雑ではなく、音源も3回流れたため、難しくは感じませんでした。
・全問記述という形式でしたが、内容もわかりやすく、また3回も音源を聞く機会があり、リスニングの速度も遅かったため、例年よりも難しいとは感じませんでした。
【総評】
・難易度は例年通りだと思います。過去問を解いて形式に慣れていれば特に問題はありません。
・形式面に若干の変更はあったものの、難易度・分量ともに例年通りでした。また、特別な思考や知識を必要とする問題はなく、基礎が完成していて、過去問によく触れていた人が本領を発揮できるような試験だったと感じます。
・前年と比べて易化したか、ほぼ例年並みの難易度ではないかと感じました。文法問題がなくなったくらいで、全体的には大きな変化はありませんでした。過去問対策をしっかり積んでいれば問題なく対応できる試験だったと思います。
【第一問】
・特に読みにくい文章というわけではなく、例年通りの構成で解きやすい大問でした。本文の後の展開を予想して考える問四は多少迷いましたが、落ち着いて考えれば解ける問題だったと思います。
・文章自体は抽象的な表現が少なくかなり読みやすかったです。問一の漢字は『真摯』がまったく書けずに焦りました。問二・三と比べて問四は考えないと解けない問題だったので、少し難しいと感じました。
・文章の内容が理解しやすく、比較的簡単な問題だったと思います。本文の論理展開から解答を推測する問題は少し異質な気がしましたが、一昨年も同様の問題が出題されているので十分対応可能でした。
【第二問】
・文章の大意を掴みやすく問いにも答えやすい、比較的易しい大問でした。ある程度文語文の練習をした人ならすんなり解ける問題でした。
・過去の問題と比較しても全体的に論理展開が明確で読みやすく感じました。近代文語文特有の理解しにくい言葉が少なかったこともあり、問いもそれほど難しくは感じませんでした。
・教育をテーマにした文語文でした。比較的文章が読みやすかったため、文章の大意を掴むのはそれほど難しくありませんでした。全体的に見ても難易度は例年並みだと思います。
【第三問】
・文章そのものの難易度は普通でしたが、筆者の本論がどこにあるか判断しにくい文だった印象があります。しかし、要約演習をした人にとってはおそらく難問というほどではなく、第一問・第二問が解きやすい分、余る時間を考えても十分に解ける問題でした。
・文章が短いのがありがたかったです。何について論じているのかはわかるのですが、どこを取り出してまとめるかは少しわかりにくかったです。
・筆者の論点が曖昧なため、どこを要約すれば良いのか戸惑いました。しかし、内容は理解しやすかったので、意味段落に分けてそれぞれをまとめれば解答は作成できたと思います。
【総評】
・問題形式に大きな変化もなく、過去問演習を積んだ人にとっては易しい年だったと思います。問題が特殊なこともあり、やはり一橋の国語では経験がものを言うな、といった印象を持ちました。
・文章は読みやすいものが多かったので、過去問と比べるとそれほど難しくはないかなと思います。ただ得点源の漢字の問題ができなかったので、当日はすごく焦りました。
・一橋の国語の特徴は字数制限が厳しいことだと思います。その少ない字数の中でできるだけ多くの要素を盛り込むのは容易なことではないので、過去問演習等を通じて練習する必要があります。
・特に読みにくい文章というわけではなく、例年通りの構成で解きやすい大問でした。本文の後の展開を予想して考える問四は多少迷いましたが、落ち着いて考えれば解ける問題だったと思います。
・文章自体は抽象的な表現が少なくかなり読みやすかったです。問一の漢字は『真摯』がまったく書けずに焦りました。問二・三と比べて問四は考えないと解けない問題だったので、少し難しいと感じました。
・文章の内容が理解しやすく、比較的簡単な問題だったと思います。本文の論理展開から解答を推測する問題は少し異質な気がしましたが、一昨年も同様の問題が出題されているので十分対応可能でした。
【第二問】
・文章の大意を掴みやすく問いにも答えやすい、比較的易しい大問でした。ある程度文語文の練習をした人ならすんなり解ける問題でした。
・過去の問題と比較しても全体的に論理展開が明確で読みやすく感じました。近代文語文特有の理解しにくい言葉が少なかったこともあり、問いもそれほど難しくは感じませんでした。
・教育をテーマにした文語文でした。比較的文章が読みやすかったため、文章の大意を掴むのはそれほど難しくありませんでした。全体的に見ても難易度は例年並みだと思います。
【第三問】
・文章そのものの難易度は普通でしたが、筆者の本論がどこにあるか判断しにくい文だった印象があります。しかし、要約演習をした人にとってはおそらく難問というほどではなく、第一問・第二問が解きやすい分、余る時間を考えても十分に解ける問題でした。
・文章が短いのがありがたかったです。何について論じているのかはわかるのですが、どこを取り出してまとめるかは少しわかりにくかったです。
・筆者の論点が曖昧なため、どこを要約すれば良いのか戸惑いました。しかし、内容は理解しやすかったので、意味段落に分けてそれぞれをまとめれば解答は作成できたと思います。
【総評】
・問題形式に大きな変化もなく、過去問演習を積んだ人にとっては易しい年だったと思います。問題が特殊なこともあり、やはり一橋の国語では経験がものを言うな、といった印象を持ちました。
・文章は読みやすいものが多かったので、過去問と比べるとそれほど難しくはないかなと思います。ただ得点源の漢字の問題ができなかったので、当日はすごく焦りました。
・一橋の国語の特徴は字数制限が厳しいことだと思います。その少ない字数の中でできるだけ多くの要素を盛り込むのは容易なことではないので、過去問演習等を通じて練習する必要があります。
【第1問】
・剰余についての整数問題でした。(1)は計算問題で、(2)は条件を数式で表せさえすれば、剰余の周期性を用いて解ける標準的な問題でしたが、合否を分けた問題だと思います。2010年にも同様の考え方を用いる問題がありました。
・この問題は剰余に注目する整数問題でした。(1)は合同式を用いて解きました。(2)は題意を満たす整数を1つの式で表せれば解けると考えました。気づけば解けますが、とっつきにくい問題なので去年よりは難化したと思います。
・整数の問題でした。剰余の関係や合同式を使うのだろうということはわかりましたが、苦手だったので(1)はそのまま計算しました。その結果(2)にはつながらず、諦めました。
【第2問】
・三角方程式の解の個数についての問題でした。単純に条件式を変形し、場合分けするだけの標準的な問題でしたが、tanθ, tan2θが値を取らない場合や、θと解の個数の対応など、記述に気をつけるべき点は多い印象でした。
・この問題は三角関数の問題でした。tanθ=tと置くことでtの二次式とみることができ、これによってaの場合分けによって答えを示すことができます。tanなので弾かれる値があることを忘れないようにしてください。三角関数単体の問題だと思いました。
・三角方程式の解の個数についての問題でした。tanθ=tとおいて考えたときに、場合分けを考えるのが少し大変でした。
【第3問】
・内積の最大・最小値を求める問題で、今年の中では最も難しく感じました。最大値は感覚的にもすぐわかるのですが、最小値を求めるのに苦労しました。動点を固定するという基本的な考え方ができたかどうかがカギだったと思います。
・この問題はベクトルの内積の問題でした。解けませんでしたが、あとで考えてみると、一変数を固定することでより簡単に扱える問題でした。一見簡単そうに見えますが今年の中で一番難しい問題だと思います。
・内積の最大・最小値を求める問題でした。問題を見たときに解法の道筋が立たなかったので、飛ばしました。この年の問題で最も難しかったように感じました。
【第4問】
・単純な積分計算の問題で、今年の中で最も簡単でした。一見難しい問題ですが、意外と場合分けも単純で、最小値を求める際もお馴染みの相加相乗平均の関係を用いる、非常に解きやすい問題でした。
・この問題は定積分の問題でした。被積分関数に絶対値が含まれるので積分区間を正負の区間で分ければ、あとは単純な式の操作で答えが得られます。簡単な問題は計算ミスをしても拾えるように何度も見直しをしたいところです。
・絶対値付き定積分関数の最小値を求める問題でした。比較的型にはまった問題なので、この年の中では易しい問題だったと思います。
【第5問】
・確率漸化式の問題でした。(1)で実験をしながら法則性を見つけ出すことができれば、漸化式を立てられて(2)もそこまで難しくなかったと思います。漸化式を立てられなくても、地道にn=1, 2, 3, …と計算して答えを出す方針も可能でした。
・この問題は確率漸化式の問題でした。(1)のような問題は落とさないようにしてください。(2)は三項間漸化式を解いていくことで問題中の式が出てくるのでそのまま計算しました。
・確率漸化式の問題でした。(1)で地道に計算をした結果、なんとか規則性を見つけ出すことができて、(2)につながりました。漸化式を立てることができれば、完答までたどりついた問題だと思います。この年の中では取りかかりやすい問題だったと思います。
【総評】
・難易度としては昨年と変わりません。例年通り過去問の考え方を応用できる問題が多かったです。また、どの問題も文字が含まれていて抽象的だったので、具体的な数字を代入して実験することで問題の意味や法則性が見えてきました。
・誘導問題が少なく、取りかかりにくい問題が多かったと思います。様々な問題に多く取り組んでいると、初見の問題でも少しずつ解きほぐせるようになり、標準的な問題まで落とし込めるようになると思います。受験生の皆さん頑張ってください!!
・難易度としては例年通りだったと思います。tanや定積分などをそこまでしっかりと勉強していなかったので、問題を見たときには少し戸惑いました。
・剰余についての整数問題でした。(1)は計算問題で、(2)は条件を数式で表せさえすれば、剰余の周期性を用いて解ける標準的な問題でしたが、合否を分けた問題だと思います。2010年にも同様の考え方を用いる問題がありました。
・この問題は剰余に注目する整数問題でした。(1)は合同式を用いて解きました。(2)は題意を満たす整数を1つの式で表せれば解けると考えました。気づけば解けますが、とっつきにくい問題なので去年よりは難化したと思います。
・整数の問題でした。剰余の関係や合同式を使うのだろうということはわかりましたが、苦手だったので(1)はそのまま計算しました。その結果(2)にはつながらず、諦めました。
【第2問】
・三角方程式の解の個数についての問題でした。単純に条件式を変形し、場合分けするだけの標準的な問題でしたが、tanθ, tan2θが値を取らない場合や、θと解の個数の対応など、記述に気をつけるべき点は多い印象でした。
・この問題は三角関数の問題でした。tanθ=tと置くことでtの二次式とみることができ、これによってaの場合分けによって答えを示すことができます。tanなので弾かれる値があることを忘れないようにしてください。三角関数単体の問題だと思いました。
・三角方程式の解の個数についての問題でした。tanθ=tとおいて考えたときに、場合分けを考えるのが少し大変でした。
【第3問】
・内積の最大・最小値を求める問題で、今年の中では最も難しく感じました。最大値は感覚的にもすぐわかるのですが、最小値を求めるのに苦労しました。動点を固定するという基本的な考え方ができたかどうかがカギだったと思います。
・この問題はベクトルの内積の問題でした。解けませんでしたが、あとで考えてみると、一変数を固定することでより簡単に扱える問題でした。一見簡単そうに見えますが今年の中で一番難しい問題だと思います。
・内積の最大・最小値を求める問題でした。問題を見たときに解法の道筋が立たなかったので、飛ばしました。この年の問題で最も難しかったように感じました。
【第4問】
・単純な積分計算の問題で、今年の中で最も簡単でした。一見難しい問題ですが、意外と場合分けも単純で、最小値を求める際もお馴染みの相加相乗平均の関係を用いる、非常に解きやすい問題でした。
・この問題は定積分の問題でした。被積分関数に絶対値が含まれるので積分区間を正負の区間で分ければ、あとは単純な式の操作で答えが得られます。簡単な問題は計算ミスをしても拾えるように何度も見直しをしたいところです。
・絶対値付き定積分関数の最小値を求める問題でした。比較的型にはまった問題なので、この年の中では易しい問題だったと思います。
【第5問】
・確率漸化式の問題でした。(1)で実験をしながら法則性を見つけ出すことができれば、漸化式を立てられて(2)もそこまで難しくなかったと思います。漸化式を立てられなくても、地道にn=1, 2, 3, …と計算して答えを出す方針も可能でした。
・この問題は確率漸化式の問題でした。(1)のような問題は落とさないようにしてください。(2)は三項間漸化式を解いていくことで問題中の式が出てくるのでそのまま計算しました。
・確率漸化式の問題でした。(1)で地道に計算をした結果、なんとか規則性を見つけ出すことができて、(2)につながりました。漸化式を立てることができれば、完答までたどりついた問題だと思います。この年の中では取りかかりやすい問題だったと思います。
【総評】
・難易度としては昨年と変わりません。例年通り過去問の考え方を応用できる問題が多かったです。また、どの問題も文字が含まれていて抽象的だったので、具体的な数字を代入して実験することで問題の意味や法則性が見えてきました。
・誘導問題が少なく、取りかかりにくい問題が多かったと思います。様々な問題に多く取り組んでいると、初見の問題でも少しずつ解きほぐせるようになり、標準的な問題まで落とし込めるようになると思います。受験生の皆さん頑張ってください!!
・難易度としては例年通りだったと思います。tanや定積分などをそこまでしっかりと勉強していなかったので、問題を見たときには少し戸惑いました。
【第1問】
・ドイツ農民戦争におけるルターと農民の「聖書のみ」という言葉の解釈の違いについての問題。一橋でよく出る範囲で、難易度も標準レベルだったと思います。過去問にも似た問題があった気がします。
・例年通り、ヨーロッパ史からの出題で安心しました。しかも、ルターに関する問題ではありますが、宗教改革ではなく、あえてドイツ農民戦争について資料とともに出題するあたりが一橋らしいと感じました。資料に答えのヒントがあるところは、共通テストを彷彿とさせます。「どのようなものであり」「どのような理由で生じたか」という2点にきちんと対応させて答えることが求められていたので、何を書けば良いかはわかりやすかったです。しかし、資料を読み取る必要がある点や、事前知識のみで太刀打ちするのは難しいと思われる点で、やや難化と言えるかもしれません。
・2019年と2018年がともに身分制議会についての問題だったのに対して、2020年は宗教改革期のドイツ農民戦争を題材にした問題であり、まったく異なっていました。問いの内容も、教科書に書かれているようなドイツ農民戦争の経緯や内容を問うものではなく、リード文を踏まえたうえで受験生の思考力を問うような問題であり、例年より難化したと思われます。
【第2問】
・20世紀半ばにおいて資本主義社会の覇権がイギリスからアメリカ合衆国に移行した過程について。こちらの問題も標準的な問題だったと思います。
・20世紀半ばから、資本主義世界における覇権がイギリスからアメリカへと移行した過程を論じる問題でした。これだけだと最初の方針は立っても400字書ききることは難しそうですが、課されていた条件を基に整理することで解答がまとめやすくなりました。触れなくてはいけない部分が明示されている分良心的だったと思います。テーマとしてはありがちなものだったので、難易度も標準的に感じられました。
・近現代の資本主義世界におけるイギリスとアメリカの立場の変化の過程を記述させる問題でした。題材こそ受験生が苦手としがちな近現代ですが、問題文の指示から方向性をある程度掴むことはできました。とはいえ、過去問では第2問で現代にまで踏み込ませることはあまりなかったので、難易度は例年通りかやや難化したと思われます。
【第3問】
・小中華とは何か、1860~70年代にどのような役割を果たしたかについての問題。もともと朝鮮史が苦手だったこともあり何もわかりませんでした。小中華も覚えてなかったので本当に何も書けることがありませんでした。
・問題を見た瞬間、勝利を確信しました。なぜなら、前日に教科書で読んだコラムの内容にドンピシャだったからです。出題範囲は近代の朝鮮で、問われている小中華思想もさほどマイナーなものではないので、難易度としては例年と大差ないと思われます。ただし、(1)でまず問題文が示唆している思想は何かを問い、(2)で詳細を論述させるというものだったので、最初がわからないと0点になりかねない恐怖がありました。実際、勝利を確信したとは言っても、一瞬本当に合っているのかためらいました。
・例年の傾向通り、近代の朝鮮に関する問題であり、小中華思想とそれが1860~70年代の朝鮮でどのような役割を果たしたかを問われました。特に難しいと思う部分はなく、過去問をしっかり解いた受験生であれば問題なく得点できたでしょう。受験生が過去問演習をどの程度行ってきたかを判断するための問題のように感じられました。例年より圧倒的に易化したと思われます。
【総評】
・個人的には世界史が苦手だったので難しかったというより何もわかりませんでしたが、それなりに世界史をやっていた人ならそこそこ取れた問題だったと思います。難化という意見も易化という意見も見ましたが、標準の範囲内だった気がします。
・例年奇問が出やすい第2問が普通、むしろ良問であり、他の2問の難易度も標準的だったので、いかにきちんと問いに答えられるかが大事だったと思います。総合的に見ても、例年と同じあるいは奇問がない分少し易化かもしれません。手が出せない問題はなく3問ともしっかり解答を作ったので、時間もそこそこギリギリになりました。
・第1問から第3問にいくにつれて、徐々に問題が簡単になっているような錯覚を感じながら解いていた気がします。わかるところは絶対に点を落とさないように意識しながらなるべく細かく書き、わからないところはとにかく空白をなくし、当たったらラッキーくらいの感覚で書いていました。全体としての難易度は例年通りだったように思われます。
・ドイツ農民戦争におけるルターと農民の「聖書のみ」という言葉の解釈の違いについての問題。一橋でよく出る範囲で、難易度も標準レベルだったと思います。過去問にも似た問題があった気がします。
・例年通り、ヨーロッパ史からの出題で安心しました。しかも、ルターに関する問題ではありますが、宗教改革ではなく、あえてドイツ農民戦争について資料とともに出題するあたりが一橋らしいと感じました。資料に答えのヒントがあるところは、共通テストを彷彿とさせます。「どのようなものであり」「どのような理由で生じたか」という2点にきちんと対応させて答えることが求められていたので、何を書けば良いかはわかりやすかったです。しかし、資料を読み取る必要がある点や、事前知識のみで太刀打ちするのは難しいと思われる点で、やや難化と言えるかもしれません。
・2019年と2018年がともに身分制議会についての問題だったのに対して、2020年は宗教改革期のドイツ農民戦争を題材にした問題であり、まったく異なっていました。問いの内容も、教科書に書かれているようなドイツ農民戦争の経緯や内容を問うものではなく、リード文を踏まえたうえで受験生の思考力を問うような問題であり、例年より難化したと思われます。
【第2問】
・20世紀半ばにおいて資本主義社会の覇権がイギリスからアメリカ合衆国に移行した過程について。こちらの問題も標準的な問題だったと思います。
・20世紀半ばから、資本主義世界における覇権がイギリスからアメリカへと移行した過程を論じる問題でした。これだけだと最初の方針は立っても400字書ききることは難しそうですが、課されていた条件を基に整理することで解答がまとめやすくなりました。触れなくてはいけない部分が明示されている分良心的だったと思います。テーマとしてはありがちなものだったので、難易度も標準的に感じられました。
・近現代の資本主義世界におけるイギリスとアメリカの立場の変化の過程を記述させる問題でした。題材こそ受験生が苦手としがちな近現代ですが、問題文の指示から方向性をある程度掴むことはできました。とはいえ、過去問では第2問で現代にまで踏み込ませることはあまりなかったので、難易度は例年通りかやや難化したと思われます。
【第3問】
・小中華とは何か、1860~70年代にどのような役割を果たしたかについての問題。もともと朝鮮史が苦手だったこともあり何もわかりませんでした。小中華も覚えてなかったので本当に何も書けることがありませんでした。
・問題を見た瞬間、勝利を確信しました。なぜなら、前日に教科書で読んだコラムの内容にドンピシャだったからです。出題範囲は近代の朝鮮で、問われている小中華思想もさほどマイナーなものではないので、難易度としては例年と大差ないと思われます。ただし、(1)でまず問題文が示唆している思想は何かを問い、(2)で詳細を論述させるというものだったので、最初がわからないと0点になりかねない恐怖がありました。実際、勝利を確信したとは言っても、一瞬本当に合っているのかためらいました。
・例年の傾向通り、近代の朝鮮に関する問題であり、小中華思想とそれが1860~70年代の朝鮮でどのような役割を果たしたかを問われました。特に難しいと思う部分はなく、過去問をしっかり解いた受験生であれば問題なく得点できたでしょう。受験生が過去問演習をどの程度行ってきたかを判断するための問題のように感じられました。例年より圧倒的に易化したと思われます。
【総評】
・個人的には世界史が苦手だったので難しかったというより何もわかりませんでしたが、それなりに世界史をやっていた人ならそこそこ取れた問題だったと思います。難化という意見も易化という意見も見ましたが、標準の範囲内だった気がします。
・例年奇問が出やすい第2問が普通、むしろ良問であり、他の2問の難易度も標準的だったので、いかにきちんと問いに答えられるかが大事だったと思います。総合的に見ても、例年と同じあるいは奇問がない分少し易化かもしれません。手が出せない問題はなく3問ともしっかり解答を作ったので、時間もそこそこギリギリになりました。
・第1問から第3問にいくにつれて、徐々に問題が簡単になっているような錯覚を感じながら解いていた気がします。わかるところは絶対に点を落とさないように意識しながらなるべく細かく書き、わからないところはとにかく空白をなくし、当たったらラッキーくらいの感覚で書いていました。全体としての難易度は例年通りだったように思われます。
【第1問】
・近世に関する問題が出ると予想していました。実際に中世・近世に関する問題が出たのは良かったものの、教科書に記述がないような細かい内容で太刀打ちできなかったので、単語で答えられる問題に答えて、残りは飛ばしました。
・3枚の絵を見て問題に答える形式で、最も解きづらかった問題でした。どこからヒントを得ればよいのか、何を答えたら良いのか、試験中はまったく思いつきませんでした。この大問は取れないと諦め、とにかくわからないものは推測して字数を稼ぐという方法を取りました。
・絵の史料を用いた、近世の旅をテーマにした大問で、史料の活用の仕方に悩まされる問題でした。難しい大問でしたが、問2に関しては2005年の過去問と同テーマであったため、ここぞとばかりに字数を使いました。
【第2問】
・問1・2では単語と短文のみの解答だったのですぐに済ませました。問3は思い浮かばなかったので飛ばし、先に問4を解きました。問4では語句指定があったので、語句に沿って天皇に関する出来事を並べて記述しました。
・天皇制に関する問題でした。2019年に天皇の退位という歴史的出来事があったため、ある程度このような問題を予想していた人もいたのではないでしょうか。頻出テーマの1つである明治時代が問われたうえ、珍しく指定語句も用意されていたので、第1問ほど解きにくくはなかったです。
・天皇について問われた、非常にタイムリーな大問でした。設問である程度の限定はあったものの解答は書きにくかったと思います。とはいえ、問われている内容は頻出事項なのでできた人も多かったことでしょう。
【第3問】
・大問3つの中では一番典型的だったので、得点源だと感じました。過去問を15年分解いていれば、それまでで深めた知識から小問すべてである程度十分な回答が可能でしょう。
・個人的には、第3問が一番解きやすかったと思います。問題を見た瞬間に、「いつもの問題だ」と勝ちを確信しました。過去問をやっていれば幾度となく出会う単元がそのまま出題された印象なので、過去問をきちんと解いてきた受験生を見極める問題だったように感じます。
・帝国議会についての大問で、問われていることはどれも頻出事項でした。これは完答しないわけにはいかない大問でしょう。このような書きやすい大問こそ字数配分が大変で、情報の取捨選択に苦労しました。
【総評】
・第1問は毎年難易度にバラつきがあって特殊な問題が出る傾向にあるので、予想通り満足のいく解答は作れませんでした。代わりに問3のような典型的な問題を確実に記述することで周りに差をつけられないようにしました。
・全体で見ると、例年通りの難易度だったと感じました。ただ、試験開始とともに最初に見た第1問がイレギュラーだったため、難しかったという印象が残っています。この年は、通常レベルの第2問と、超頻出分野である第3問でどれだけ確実に点数を取れたかで、合否が分かれたのではないでしょうか。
・難易度は一橋日本史における標準レベルだったと思います。過去問を研究した人にとっては合格点を取るのは難しくなかったことでしょう。難問は潔く捨て、自分の得意分野でいかに勝負できたかもカギになったと思います。
・近世に関する問題が出ると予想していました。実際に中世・近世に関する問題が出たのは良かったものの、教科書に記述がないような細かい内容で太刀打ちできなかったので、単語で答えられる問題に答えて、残りは飛ばしました。
・3枚の絵を見て問題に答える形式で、最も解きづらかった問題でした。どこからヒントを得ればよいのか、何を答えたら良いのか、試験中はまったく思いつきませんでした。この大問は取れないと諦め、とにかくわからないものは推測して字数を稼ぐという方法を取りました。
・絵の史料を用いた、近世の旅をテーマにした大問で、史料の活用の仕方に悩まされる問題でした。難しい大問でしたが、問2に関しては2005年の過去問と同テーマであったため、ここぞとばかりに字数を使いました。
【第2問】
・問1・2では単語と短文のみの解答だったのですぐに済ませました。問3は思い浮かばなかったので飛ばし、先に問4を解きました。問4では語句指定があったので、語句に沿って天皇に関する出来事を並べて記述しました。
・天皇制に関する問題でした。2019年に天皇の退位という歴史的出来事があったため、ある程度このような問題を予想していた人もいたのではないでしょうか。頻出テーマの1つである明治時代が問われたうえ、珍しく指定語句も用意されていたので、第1問ほど解きにくくはなかったです。
・天皇について問われた、非常にタイムリーな大問でした。設問である程度の限定はあったものの解答は書きにくかったと思います。とはいえ、問われている内容は頻出事項なのでできた人も多かったことでしょう。
【第3問】
・大問3つの中では一番典型的だったので、得点源だと感じました。過去問を15年分解いていれば、それまでで深めた知識から小問すべてである程度十分な回答が可能でしょう。
・個人的には、第3問が一番解きやすかったと思います。問題を見た瞬間に、「いつもの問題だ」と勝ちを確信しました。過去問をやっていれば幾度となく出会う単元がそのまま出題された印象なので、過去問をきちんと解いてきた受験生を見極める問題だったように感じます。
・帝国議会についての大問で、問われていることはどれも頻出事項でした。これは完答しないわけにはいかない大問でしょう。このような書きやすい大問こそ字数配分が大変で、情報の取捨選択に苦労しました。
【総評】
・第1問は毎年難易度にバラつきがあって特殊な問題が出る傾向にあるので、予想通り満足のいく解答は作れませんでした。代わりに問3のような典型的な問題を確実に記述することで周りに差をつけられないようにしました。
・全体で見ると、例年通りの難易度だったと感じました。ただ、試験開始とともに最初に見た第1問がイレギュラーだったため、難しかったという印象が残っています。この年は、通常レベルの第2問と、超頻出分野である第3問でどれだけ確実に点数を取れたかで、合否が分かれたのではないでしょうか。
・難易度は一橋日本史における標準レベルだったと思います。過去問を研究した人にとっては合格点を取るのは難しくなかったことでしょう。難問は潔く捨て、自分の得意分野でいかに勝負できたかもカギになったと思います。
【第1問】
・携帯電話の普及率などを通じ、サブサハラアフリカ諸国の経済と社会について問う大問でした。携帯電話普及国の特徴を問う設問において、各国の国土面積や産業など細かい知識が求められた点で比較的難しい大問だったと思います。
【第2問】
・オリンピックをテーマにした時事的な大問でした。立候補都市の表から、同じ特徴をもった都市群や都市を具体的に挙げなければいけない設問があり手間取りました。オリンピックが抱える諸問題を問う時事問題でいかに失点しないかが重要だと思います。
【第3問】
・水産業に関する大問でした。問1・2は基礎的な知識を問う問題だったので容易でしたが、問3・4は深い考察が必要で難しかったです。考察といってもなかなか解答が思い浮かぶものでもないため、取捨選択をする必要があると思います。
【総評】
・一橋の地理は様々な観点から出題されるため、広範な知識が必要とされます。特に発展途上国に関する設問は今年度も含め、頻繁に出題されているため、過去問演習などを通じて知識を増やしておくと良いと思います。
・携帯電話の普及率などを通じ、サブサハラアフリカ諸国の経済と社会について問う大問でした。携帯電話普及国の特徴を問う設問において、各国の国土面積や産業など細かい知識が求められた点で比較的難しい大問だったと思います。
【第2問】
・オリンピックをテーマにした時事的な大問でした。立候補都市の表から、同じ特徴をもった都市群や都市を具体的に挙げなければいけない設問があり手間取りました。オリンピックが抱える諸問題を問う時事問題でいかに失点しないかが重要だと思います。
【第3問】
・水産業に関する大問でした。問1・2は基礎的な知識を問う問題だったので容易でしたが、問3・4は深い考察が必要で難しかったです。考察といってもなかなか解答が思い浮かぶものでもないため、取捨選択をする必要があると思います。
【総評】
・一橋の地理は様々な観点から出題されるため、広範な知識が必要とされます。特に発展途上国に関する設問は今年度も含め、頻繁に出題されているため、過去問演習などを通じて知識を増やしておくと良いと思います。