浪人 商学部 中高一貫校出身者
プロフィール
1年男子H.G.さん
2022年度
商学部入学
1年男子H.G.さん
2022年度
商学部入学
・社会科目:日本史・地理
・理科科目:生物基礎・地学基礎
・共通テスト得点率:74%
・共通テストリサーチ:C
・浪人時河合オープン:C
・浪人時私大合否結果
 早稲田大学商学部
 →不合格
 早稲田大学社会科学部
 →合格
 早稲田大学法学部
 →不合格
 早稲田大学政治経済学部
 →不合格
 慶應義塾大学経済学部
 →合格
 慶應義塾大学商学部
 →合格
勉強時間の配分
現役時
中高一貫校に通っていたのですが、勉強習慣が消えてしまったことが一番の問題でした。僕は高1・2年のときは塾の宿題をやるかやらないかぐらいで、正直勉強していませんでした。しかし、気付いたら高2の秋以降には周りの人の成績が上がっていて、焦りを感じ始めました。

高3になると本格的に勉強に取り組みましたが、基礎固めに時間がかかり、受験本番までに十分な演習を積むことができていなかったと思います。周囲の多くの人は高1のうちから勉強と部活を両立できていたので、睡眠時間さえしっかり確保できていれば、心配するところは無いはずです。
浪人春
予備校に通い始める前の時期に高校の同期と遊んだので、リフレッシュした状態から浪人時代をスタートできました。これが結構重要で、憂鬱な状態であるより確実に勉強に身が入ります。また、予備校での友達も必要だなと感じました。周りと自分の成績や勉強時間を比較できる状態にあることは、良い刺激になりました。勉強は授業の予習・復習を重点的に行っていました。共通テスト科目も含め、1週間で全教科に触れるようにしていました。
浪人夏
自習室にずっとこもっていました。予備校の前期授業の復習や夏期講習の予習・復習をしつつ、過去問に取り組み始めました。この段階では、歴史科目はまだ教科書を見ながら問題を解いていました。この時期に1回ぐらい友達と遊んだりしてリフレッシュしても良いと思いますが、ずっと勉強している人もいます。僕もそうでした。他の受験生は勉強していると考えれば、案外モチベーションを保つことは簡単でした。中だるみせずに夏に基礎固めを終わらせ、実践的な内容に取り組むことが大事でしょう。
浪人秋~共通テスト
冬(後期授業終了後)からは共通テスト対策に全振りしていました。参考書も読みつつ、問題をとにかく解き続けました。二次対策は冬期講習のテキストを少し勉強するぐらいでした。僕の周りも同じようにしていました。
共通テスト後
~二次試験
共通テストで鈍った記述能力を取り戻しつつ、さらに伸ばしていく時期です。共通テストからの切り替えができた者勝ちです。共通テストの点数を周りに聞かないようにしましょう。歴史科目はこの時期から教科書を見ずに自力で取り組み始めました。私大を含め、受験する大学の過去問に毎日取り組んでいました(私大の過去問は夏に少しは触れておくべきです)。
二次試験~合格発表
とにかく遊びました。合格発表後だと浪人仲間は遊びに誘いづらくなるので、この時期にできるだけ遊びましょう。
まとめ
浪人したくなければ、高1・2年のうちに基礎固めを終わらせるべきでしょう。勉強習慣が消えているのであれば、今すぐ取り戻しましょう。浪人したなら、とにかくモチベーションを維持できる環境を整えておきましょう。中だるみが最大の敵です。これは現役・浪人両者に言えることですが、受験本番から逆算して学習計画を立てることも大事です。
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