浪人 商学部 高校受験経験者
プロフィール
1年男子J.M.さん
2022年度
商学部入学
1年男子J.M.さん
2022年度
商学部入学
・社会科目:世界史・地理
・理科科目:化学基礎・物理基礎
・共通テスト得点率:86%
・共通テストリサーチ:A
・浪人時河合オープン:未受験
・浪人時私大合否結果
 早稲田大学社会科学部(共通テスト利用)
 →合格
 明治大学経済学部(共通テスト利用)
 →合格
勉強時間の配分
現役時
私は高2の冬に一橋を目指し始めました。理科と社会は学校の進度に合わせて勉強していたため点数を安定させるのに時間がかかりましたが、マーク模試の判定は良かったので気にしていませんでした。高3の秋の冠模試でもA判定を取れていたので怠けはしなかったものの、慢心していた側面があったのだと思います。結果的に足をすくわれてしまいました。私はポジティブに「運が悪かったなー」と思いましたが、同時に不安や緊張より慢心の方が敵なのだと実感しました。
浪人春
不合格だったとはいえ、現役時代の自分の勉強法に誤りはなかったと考え、講義形式の予備校は選びませんでした。4月の模試で共通テスト利用科目の地理と理科基礎の成績が振るわなかったため、最初の2ヶ月は英語・国語・数学の勉強は最低限に留め、ほとんど理科・社会に時間を費やしていました。理科・社会の点数が安定してから二次の勉強を始めましたが、思いのほか早く勘を取り戻せたため、早いうちから演習中心に切り替え、いわゆる典型問題を多く解いていました。
浪人夏
私は自習が中心であったため、夏休みだからといって自由な時間が増える訳でもなく、特別な勉強はしませんでした。その分勉強時間の配分を工夫し、苦手な英語や世界史を中心に勉強した結果、点数の偏りを解消できたと思います。スケジュールはほぼ自由なので、東京五輪の見たい競技に合わせて帰宅するなど、息抜きの時間も大切にしていました。
浪人秋~共通テスト
夏休み以降は一橋以外の問題を本格的に解き始めました。一橋の問題は現役時に解いていたため、東大をはじめとする旧帝大の問題に取り組みました。現役時から得意だった数学は、制限時間を短くしたり別解を考えたりと負荷をかけて解いていました。英語には、英文の読解としてではなく内容を楽しもうという意識で向き合っていました。様々な分野に明るくなることは英語だけでなく現代文などの問題を解くときにもきっと役立つと思うので、個人的にはとてもおすすめです。

共通テスト対策は12月下旬から開始し、短期間で固めました。一橋は二次の配点が大きいので、共通テストにそこまで注力しなくても問題ないと思います。
共通テスト後
~二次試験
共通テストで大きく点数を落とすことはなかったため、共通テスト利用を含め出願先に迷うことはありませんでした。この時期は新しい問題を解くだけでなく、過去に自分が間違えた問題や不安な分野を徹底的に潰していました。勉強時間で考えると1年間で最も短かったですが、その代わりに質は一番高かったと思います。また、北京五輪を観戦して気分転換をしていました。
二次試験~合格発表
後期には出願しなかったため、中学や高校の友達と遊んだり家でゆっくり過ごしたりしていました。合格発表前に下宿先を探すことを完全に忘れていたので、すでに契約済みとなっていた物件が多く下宿先の決定には少し苦労しました。
まとめ
浪人中にどんなに苦しい思いをしても、その過程を評価されることはほとんどないでしょう。過程を正当化できるのは結果だけです。だけど、だからこそ伝えておきます。みんな、本当によく頑張ってるよ。これ以上頑張れなんて言えません。ちゃんと休め。心身の健康以上に大切なものなんてありません。家族には感謝しろ。家族はみんなと同じように不安な気持ちを抱いているのと同時に、みんなの気持ちを充分に理解できないことにも悩んでいると思います。とにかく、支えてくれる人への感謝の気持ちだけは忘れないでください。応援しています。
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