附属図書館では、企画展示「棭斎EKISAI ―実事求是を追究した江戸の学者」を開催します。
江戸後期に活躍した狩谷棭斎は、書肆や米問屋を営なむ傍ら、「実事求是(じつじぐぜ)」と標語される考証学の手法を用いた歴史研究を行いました。その手法は、広く資料を収集し証拠に基づいて実証的に学問をしようとする、現代にもつながるもので、校勘学・書誌学の発展に貢献し、医学などにも影響を及ぼしました。
本展示では、棭斎研究の第一人者である梅谷文夫名誉教授から寄贈を受けた梅谷文庫所収の資料などから、学者棭斎や考証学的学問手法の実例を紹介します。棭斎の書入れが残る資料をご覧いただき、ぜひ「実物を見る価値」を感じてください。
企画展示「棭斎EKISAI ―実事求是を追究した江戸の学者」
一橋大学附属図書館
展示
対面のみ

団体紹介
展示制作:一橋大学附属図書館企画展示ワーキンググループ / 監修:柏崎順子 一橋大学法学研究科教授
注意事項
新型コロナウィルス感染症拡大の情勢及び本学活動指針レベルにより、本展示の中止・延期または開催方法の変更、キャンパス入構規制等が行われる可能性がございます。随時附属図書館ウェブサイト https://www.lib.hit-u.ac.jp/about/tenji/kikaku/にてご案内申し上げますので、最新情報のご確認をお願いします。