はじめましてそら様、大黒天摩季と申します。数学の時間が足りないとのことですが、まず時間内に全問完答というのは相当な手練れでなければ難しいことだと思います。ですので、実践形式で2時間かけて過去問に取り組む際は、減点されない答案を作り、小問を取りこぼさないことが目標になるかと思います。本番は緊張等もあって、本来の思考力を発揮できない可能性もありますが、減点されない答案を作る力を養っておけば、本番で受ける悪影響を抑えることができます。個人的には、大問5つそれぞれを5分ずつかけて取り組んでみて、難易度を判断して、簡単そうなものから本格的に解き始めるということをしていました。究極的に言えば、解けない問題に時間をかけても時間の浪費になるからです。そら様は解法は思い浮かぶとのことなので、解けそうな問題にかける時間の比重を大きくすれば、安定した点数確保に繋がるかと思います。加えて言えば、過去問演習で重要なのは解いた後の解法の分析もあります。問題のジャンルごとに使える解法を蓄積して、本番で使えるように演習を積んでみてください。例えば整数問題で素数が絡んでくれば偶奇分けやmodがそれにあたるかと思います。直前期のアドバイスとしては、人によって本当に様々なので一概には言えないのですが、個人的には二次試験に合わせた生活リズムで過ごすことがオススメです。人間は起きてから3時間経たないと脳が正常に作動しないと聞いた覚えがあったので、試験開始時間の3時間以上前には起きることを意識して生活していました。個人の生活リズムや性質に関わるので、とりあえず実験的にやってみてしっくりきたら取り入れてみてください。本番まで1ヶ月を切りましたが、焦らず着実に演習を積んで知識を蓄えて、本番に臨んでください。体調にだけはくれぐれも気をつけて頑張ってください。