数学の勉強法

キヨサク さん
  • 出身: 東京都
  • 得意科目: 特になし
  • 不得意科目: 特になし
  • 質問カテゴリー: その他

数学の勉強法について質問です。春休みに学校独自の網羅系のテキスト(東大などに進学している先輩も皆使っているのでかなり良いテキストだと思います)を完璧に仕上げ、現在20カ年、プラチカ、focus gold(高一から使ってます)、学校の授業(週6時間で、かなりレベルが高いです)、駿台Sα数学のテキストを使って分野ごとに固めていっているのですが、20カ年はAレベルが正答率8〜9割ほど、Bレベルが正答率3〜4割ほど、Cレベルはほぼわからないという状況で、プラチカも苦手な分野はほぼ解けません。解説を読んで解法暗記+focus goldで復習といった勉強法になってしまっているのですが、この勉強法ではあまり効果がないのでしょうか?また、予備校の先生に勧められたため20カ年をやっているのですが、この時期から20カ年に手をつけるのはあまり一般的では無いと思うので心配です。模試での成績は、高2の第3回駿台模試で偏差値68という感じです。僕の行っている勉強に改善点等があれば教えていただけるとうれしいです。

学部:法 学年:大学2年生

委員からの回答

ニモ さん
  • 出身: 神奈川県
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 国語

キヨサクさん、初めまして。法学部2年のニモが答えます!網羅系のテキストは完璧ということですが、テキストに載っている問題の答えを暗記して全て解けるという状況なら意味はあまりありません。定理や公式の導出や、典型問題に対する基本的な考え方が理解できているかどうかが肝心です。また、問題集や授業、Sα数学は解いてみて解説を聞いて(読んで)、丸暗記して終わりということになっていませんか?それでは意味がありません。ただ解説を聞くにしても読むにしても、「この問題はこう解くんだな」と受動的に考えるのではなく、「なんでここでこの定理を使っているんだ?」と能動的に考えることで、違う問題でも同じ状況が生まれたときに対処できるようになって、結果的にいろんな問題が解けるようになります。この能動的に考える際に重要なのが、前述した「定理・公式の理解」と「典型問題の基本的な考え方(定理・公式の使い方)」です。それがきちんと理解できていると、上の疑問が自分で解決できるようになり、数学の力がつきます。この時期から20ヵ年を始めることについてですが、私はありだと思います。理由は2つあり、1つめは「一橋は似た考え方を用いる問題がよく出てるから」で、2つめは「一橋の問題は一般的に良問が多いと言われていて、一つの問題から学べることが多いから」です。前者については、やればやりこむほど一橋の数学に強くなっていきます。予備校の先生曰く、他の大学の数学は解けないのに過去問をやりこんだおかげで一橋の数学にだけは強い人がいて、ちゃんと受かっていったそうです。後者については、大事な考え方が詰まった問題(主にB問題)をやりこむことで、数学の全般的な学力向上が見込めます。話は戻りますが、問題集で解けなかったものはfocus goldで復習するというのは重要だと思います。この時期はまだ焦る必要はありませんので、多くの問題を解くというよりは、つまずいたところで基礎に立ち返って基礎を固めていくという学習で大丈夫です。以上長々と失礼しました。最終的には20ヵ年のB問題を8~9割解けるようになれば問題ないです。C問題は気にしなくていいです。キヨサクさんはかなり数学ができる方でしょうから、このまま頑張ればきっと合格できます!がんばってください!一橋大学一橋祭運営委員会法学部2年 ニモ