国語

shiro さん
  • 出身:
  • 得意科目: 英語
  • 不得意科目: 英語
  • 質問カテゴリー: その他

もう10年分以上国語の過去問を解いたのですが、解答の作り方がなかなか掴めません。繰り返し解くうちに出来るようになるのでしょうか?東進で添削は受けています。数学や日本史で点数が取れないので、国語でしっかり点数を取りたいと思っています。

学部:社会 学年:大学1年生

委員からの回答

ボーちゃん さん
  • 出身: 神奈川県
  • 得意科目: 日本史
  • 不得意科目: 数学

shiroさん、こんにちは。返信が遅くなりすみません。社会学部1年のボーちゃんがお答えします。国語で点数を稼ぎたいという方針、いいと思いますよ!国語は配点がそこまで高くないこともあり、社学志望者でも軽視している人が多いです。そこで周りと差をつけられるように頑張ってください。ただ、数学や日本史も周りに差をつけられないように勉強のペース配分を考えてくださいね。本題の国語の過去問の解答の作り方についてですが、繰り返し問題を解くだけでは作り方が完全に自分のものになるとはいえません。なぜなら、その問題からほかの問題にも応用できる考え方を学ばなければならないからです。その考え方を吸収するには本文、自分の解答、解説、添削された答案を照らし合わせながら復習するしかありません。私も量は解きつつも、じっくりと復習することを意識していました(じっくりといっても他科目のほうが復習時間は長かったです)。意外かもしれませんが、国語も復習が重要な科目です。私は受験期に国語の演習問題を復習した際に得られた、ほかの問題にも応用できる考え方をノートにまとめて見返していました。スランプに陥ったときに見返せるのでオススメです。ぜひやってみてください。以下、大問ごとに復習の際に意識すべきポイントなどを示そうと思います。第一問に関して、問題に答える際に着目すべき場所はわかるが、文字数制限が厳しいため要素を削らざるを得ず、点数が伸びない状態なのだと思います(私もそうでした)。これは、「なぜこの要素は削ってよいのか」という意識をもって復習しましょう。この意識を持つことで、「この要素は質問に対して具体的すぎるから省かれたのだな」などという、ほかの問題にも応用できる気づきを得られます。第二問に関して、答案の作り方以前の問題かもしれませんが、まずは古文漢文の基礎を固めましょう。特に漢文の基礎が固まっていると、出題頻度が高い近代文語文の内容が頭に入ってきやすくなります。近代文語文は明治以降の論説文であることが多いので、現代文の説明文と同じように論理を追っていきましょう。答案の作り方ですが、第一問と同じ段階を踏んだ復習をすれば十分ですが、近代文語文特有の単語の対策も忘れないでください。第三問に関して、要約こそが演習量がものをいう大問です。何度も書いていくうちに200文字で書ける内容の量が感覚的にわかってきます。これが分かれば、その後の過去問演習が楽になるでしょう。そのうえで、解答を書き始める前に文章の流れを矢印などを使って問題用紙の余白にまとめ直すことをおすすめします。こうすることで、文章の流れが一目でわかり、まとめ直す過程で要約する際に使える文言がたくさん生まれているはずなので、それを使って答案を書けば大失敗することはないと思います。すべての問題に共通することですが、各社の過去問の模範解答は細かい要素の点で違っているため、必ず複数の模範解答を参考にして前述の復習をするようにしてください。これをすることで、模範解答作成者の解答の作り方を考えるようになるので、おのずと解答の作り方が見えてくると思いますよ!長文になってしまいすみません。以上になります。来年の春に国立でお会いできることを楽しみにしています。頑張ってください!一橋祭運営委員会社会学部1年ボーちゃん