共通テストの社会科目

N さん
  • 出身:
  • 得意科目: 英語
  • 不得意科目: 英語
  • 質問カテゴリー: 科目選択

現在高2で、社会学部志望です。2次試験では世界史を使おうと思っているのですが、共通テストでは世界史と、日本史か倫政のどちらを使おうか悩んでいます。学校では2年生から日本史と世界史の授業を両方受け、3年生からは倫政の授業も選択できるようになります。つまり、3年の授業では世界史日本史倫政の3科目から2つを選択することになっています。日本史世界史の授業に関しては、3年の10月頃に全範囲終わる予定だそうです。倫政の範囲終了時期は分かりません。ここで質問です。共通テスト用科目として、このまま時間をかけて日本史をやっていくのと、3年から倫政を始めるのとでは負担や圧縮配点を考えるとどちらがよいと思われますか?自分は日本史も倫政も同じくらい好きですが、できれば世界史と関連づけられるような方をやりたいと思っています。アドバイスよろしくお願いします。

学部:経済 学年:大学1年生

委員からの回答

ぶろっこりー さん
  • 出身: 埼玉県
  • 得意科目: 世界史
  • 不得意科目: 国語

Nさん、こんにちは。経済学部1年のぶろっこりーがお答えします。はじめに、この時期で受験に使う社会2科目を考えられているのは非常に良いと思います!特に共通テストの社会は覚えた分だけ点数になるので、早いうちから対策できるといいですね。さて、共通テストの社会2科目目として日本史と倫政のどちらが良いかということですが、それぞれ特徴があるので、それを踏まえて決めて頂ければと思います。私は、2年生の時に日本史と世界史の授業を両方受け、3年生では世界史と倫理の授業を受けました。倫理と政治経済はどちらも3年生になってから勉強を始めましたが、世界史や日本史に比べて暗記する量は少ないので、全範囲終わらないという心配はないと思います。世界史との関連性については、日本史よりも倫政のほうが高い気がします。<日本史>第一次世界大戦以降は世界史の主要国として日本が登場するので、日本史と世界史で学ぶ内容が近く、より深く理解することが出来ると思います。<倫政>世界史の文化史で出てくる思想家はほぼ倫理で出てくるので、どちらかで覚えてしまえば、覚える量が多い文化史を効率的に学習できます。また、政治経済の国際政治の範囲は、世界史の戦後の歴史と被っている内容が多いです。戦後史は3年の夏休み以降に授業で取り扱われることが多く、暗記がおろそかになりがちなので、政治経済で先に学習できると点数に結びつきやすいと思います。一方、共通テストの日本史は世界史と同様、重要な史実を覚えられれば確実に点数に結びつき、点数も安定しやすいと思います。倫政に関しては、特に政治経済が時事問題が出ることが多いので満点は取りづらいです。ここまで長々とそれぞれのメリットとデメリットを書かせていただきましたが、どちらで受験するかを決める際に一番大事になるのは、興味を持って勉強を続けられるかだと思います!Nさんは現在、社会学部志望とのことですが、一橋大学の社会学部の共通テスト社会1科目の配点は1000点中10点(令和3年度入試)と非常に小さいので、好きな科目でないと勉強に対するモチベーションが保てないでしょう。また、当委員会が作成している受験生応援WEBページには、社会科目として世界史と日本史を選択した人、世界史と倫政を選択した人、どちらの合格体験記も掲載されているので参考にしていただけたらと思います。社会科目は範囲が終わらないうちは模試を受けても点数が伸びづらいので、苦しいかもしれませんが、一つずつコツコツ覚えていくことが合格への近道です。どちらを選んだとしても、決めたからには後悔しないように、モチベーションを高く保って学習を進めていきましょう!!応援しています!また何か質問があれば、お気軽にこちらの掲示板でお聞きになってください。一橋祭運営委員会経済学部1年ぶろっこりー