日本史論述について

TKC さん
  • 出身:
  • 得意科目: 特になし
  • 不得意科目: 特になし
  • 質問カテゴリー: 日本史

社会学部志望の現役生です。自分は日本史の勉強を始めたのが遅く、まだ通史も太平洋戦争までしか終えていません。10月に入ってからようやく論述の勉強を始めたのですが、最初から過去問をやっても絶対にできないと思い、段階式日本史論述のトレーニングという参考書をやっています。しかし、通史を結構丁寧にやっていたからか、無対策の割に先日のオープン模試は結構できました。そこでお聞きしたいのですが、今やっている参考書を切り上げる、もしくは近代史だけやって、解ける範囲の過去問をガンガン解いていった方がいいのでしょうか。一橋の日本史は過去問が大切なようですが、このままのペースではいつまで経っても過去問には入れないんじゃないかと不安です。社会学部志望なのでやはり日本史でしっかり得点したいです。ご教授いただけると幸いです。

学部:社会 学年:大学1年生

委員からの回答

まーらいおん さん
  • 出身:
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 国語

TKCさん、ご質問ありがとうございます。一橋大学社会学部1年のまーらいおんがお答えします。TKCさんは、今のまま通史の学習+参考書の学習を続けていくか、それらを切り上げて過去問演習に入るべきか悩んでいるということですね。私は、通史の学習をできるだけ早く終わらせて、その後過去問演習に入るのが良いと思います。そう考える理由は2つあります。1つ目は、TKCさんはまだ一橋の頻出範囲の学習を終えていないからです。一橋の日本史では、近現代史に加えて、戦後史もよく問われます。太平洋戦争後の通史を早く終えて、論述の基礎となる知識を蓄える必要があると思います。一橋オープンで手応えを感じられたというのは、通史を非常に丁寧に、効果的に学習していることの表れだと思いますので、そのままの丁寧さを維持しつつ学習していきましょう。2つ目の理由は、一橋の日本史の対策には、過去問演習が非常に効果的だからです。全く同じ問題は出なくても、年度を変えて似たような問題がたくさん出題されています。早くから過去問演習をすることで、確実に取れる問題が増えていくことが見込めますし、400次論述という出題形式にもなれることが出来ると思います。そのため、参考書の学習よりも過去問演習を優先することをおすすめします。私自身、過去問演習を始めたのが共通テスト後と遅かったことで、十分に出題形式に慣れきれず本番を迎えてしまいました。私のようにならないためにも、過去問には早めに触れておいた方が良いと思います。具体的には、共通テスト対策に入るであろう12月中旬頃までに3-5年分ほど解けていれば良いでしょう。多く解きすぎると共通テスト後にやる物がなくなってしまうのでお気をつけください。以上が、私からの回答です。偉そうに書き連ねてしまいましたが、あくまで個人の経験に基づいたアドバイスですので、参考程度に捉えていただければ幸いです。冠模試なども終わり勉強も大変になってきている頃かと思いますが、どうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。TKCさんのこと、心から応援しています!また何かありましたらお気軽に質問してくださいね。一橋祭運営委員会社会学部1年まーらいおん