添削について
- 出身:
- 得意科目: 英語
- 不得意科目: 英語
- 質問カテゴリー: 二次試験概要
これから新高一になるものです。進学する高校の偏差値が50で、こんな自分でも一橋に合格する自信がなく、進学校の生徒さん達に勝てるか怖いです。もちろん諦める気はありません。そこで質問なのですが、ニ次試験に使う科目の添削はできるならやった方が良いのでしょうか。学校の先生は添削ができなさそうです。ご回答よろしくお願いいたします。
委員からの回答
- 出身: 東京都
- 得意科目: 英語
- 不得意科目: 数学
まおうさん、質問ありがとうございます。社会学部3年のKYAがお答えします。まおうさんの思う「添削をする」というのが何を意味しているのかが若干明確になっておらず明確な回答を差し上げられるか不安ですが、ひとまず結論から述べますと、「添削はするに越したことはない」と私は思います。しかしながら、現在の学年、偏差値等から考えると、添削よりももっとやることがたくさんありますので、いかにいくつか列挙しておきますのでもしよければ参考になさってください。①授業内容を徹底的に習得するまおうさんはこれから高校生になられるということで、まずやるべきことは普段の授業で習うことを完璧にしていくことです。授業で扱う内容というのは基本的にその単元、分野の基礎になりますから、それが身についているかどうかがその後の受験勉強の出来を大きく左右します。毎日必ずその日授業で扱った内容の復習をして、わからないところがあった場合は、先生や友人に聞く、インターネットで調べるなどなんでもいいのでその日のうちに解決することを目指しましょう。そして、後日数回にわたってその問題を自分が理解して解けるようになっているかを解き直しをして確認しましょう。このようにして、本格的に受験勉強に入るときに知識や理解度に大きな穴が開いていない状態を目指してください。また、特に数理社は教科書をよく読んでください。高校で学習することの基本は何より教科書です。この内容を徹底的に把握していることが大きな強みになりますので、教科書を読む習慣をつけておくと良いかと思われます。②基礎演習の反復①と同時に高校1年生から受験まで通して行ってほしいことは基礎問題を徹底的に反復することです。多くの学校で教科書傍用問題集が配られますので、それを徹底的にできるまで繰り返してください。できなかった問題には印をつけ、何度も何度もそれができるようになるまで繰り返してください。これは全教科通して言えることです。③定期テストで高得点を取るたまに「受験勉強と定期テストの勉強は違う」という人がいますが、私はそうは思いません。定期テストというのは、①でも申し上げた通り、授業で扱った基礎的内容の確認+それらの応用を少しという構成になっていることがほとんどです。すなわち、定期テストで点が取れないということは基礎が理解できていないということになります。また、一橋大学の募集要項には「入学者の選抜は、令和4年度大学入試共通テスト第2次試験の成績および調査書等の内容を総合して行います」と記載がありますから、学校の成績を普段から高くとっておくことに損は何もありません。まずは基礎的な学力を身に付けること、そして、もし3年生になって過去問を解き始めて、添削をしてもらう先生を探す段階になって学校の先生では納得できないと思った場合は、予備校など外部の人に頼るということをして見れば良いのではないかと思います。最後に、回答者である私のことを少し書いておきます。私は偏差値50台で、学年の3割弱しか一般受験に向かわず、一橋大学はおろか文系の同級生に国立大学の進学者は0という高校の出身です。加えて、私自身は高2の最初の時点で「数学の偏差値40台、古典の知識0、理科は未履修、社会の知識も中学生レベル」という状態でした。それから2年、上に書いたことを実践し続けて現役で一橋大学に合格できました。進学校の生徒は強いです。頭もいいし、一緒に受験をする仲間もいます。でも、非進学校でも十分に戦えます。最終的な目標を見失わないようにしましょう。達成すべきは「一橋大学に合格すること」であって「進学校出身者に勝つこと」ではありません。後者は前者が達成されるときに副次的に達成されるかもしれないものなので、あまり気にする必要はありません。社会学部志望とのことで、特に力を入れるべきは英語と社会ですが(配点が高いので)、数学も捨て教科にしてはいけません。私は試験本番、英語の出来が悪かった分を数学の点数でカバーすることができました。何があるかわかりませんので、捨て教科は作らないようにしましょう。今後勉強を進めていく中で具体的な勉強法や何をやればいいかわからなくなったらまた質問しに来てください。いつでも答えます。質問者さんが大学入試を受ける3年後、私はもう大学を卒業していると思いますが、まおうさんが一橋大学に通う未来が実現することを心より願っています。どうか最後まであきらめず、頑張ってください。一橋祭運営委員会社会学部3年 KYA