夏休み終了までの日本史の勉強について

塩鯖 さん
  • 出身: 群馬県
  • 得意科目: 英語
  • 不得意科目: 英語
  • 質問カテゴリー: 日本史

はじめまして、社会学部を志望している高3です。日本史について質問させていただきます。学校の先生に夏休み後から論述の対策を始めると伝えられており、また塾でも、過去問対策の講座が同じ時期から始まります。しかし現状としては、数学と英語に時間を割いてきたために、江戸〜大正までの知識は結構入っている一方で、高2の時に習った古代〜の知識はかなり抜けてしまっており、共テ模試でも5~6割しかとれていません。この状況で、夏休み後の学習に上手く繋げるためには、今から夏休みにかけてどのような流れで勉強するのがベストでしょうか?自分の中では、6月末の期末テスト(範囲は明治です)が終わり次第、山川の教科書と先生作成のプリント(MARCHレベルの知識が補完できます)を使って暗記し、一問一答で定着度を確認しつつ、夏休みが終わるまでに中世までの学習を完了させ、共テ8割まで持っていくのが目標です。しかしこの計画が果たして現実的なのか、無謀では無いのか、不安に思っています。さらにこの計画だと、江戸以降の知識が抜けてしまわないかという懸念もあります…。そもそも、夏休み後からの論述対策は辞め、基本知識の定着に長く時間をかけるべきでしょうか?(もちろん論述対策中も暗記は並行するつもりでいます)ちなみに、他の教科の共テレベルでの現状としては、英語が9割、数学が5~8割(不安定)、国語が8割、理科基礎が7~8割、倫政が6~7割で総合7割ほどといったところです。社会学部志望なのもあり、出来れば日本史は強みにしたいと考えています。長文駄文で申し訳ありません。ご回答いただけたら幸いです。

学部:社会 学年:大学1年生

委員からの回答

ぱん さん
  • 出身: 東京都
  • 得意科目: 英語
  • 不得意科目: 数学

塩鯖さん、こんにちは。社会学部1年のぱんがお答えいたします。まず、夏休みが終わるまでに日本史で共テ8割まで持っていきたいとのことですが、共テ模試の範囲がほぼ全て一度学習済みならば、妥当な目標であると思います。一橋は社会学部でも数学、英語で差がつきやすいとも言われるため、現時点でその2教科に時間を割いていることについてはそれほど心配しなくて良いと思います。次に、夏休みが始まるまでの勉強内容ですが、学校の期末テスト範囲(明治時代)を完璧にするつもりで勉強し、夏休み中にはその範囲は比較的高いレベルで理解できている状態に持っていけると理想的です。その理由は、明治時代は一橋の日本史において最頻出分野の1つであり、この分野の理解度が高いと論述にも比較的取り組みやすくなるからです。夏休み中の勉強についてですが、塩鯖さんの計画通り、教科書やプリント、一問一答を使うのは効果的であると思います。一方、勉強範囲についてですが、一橋の日本史では江戸以降が頻出であるため、中世までの復習をメインで行うよりは、奈良や平安時代~大正時代までを流れ重視で通史をすることがおすすめです。一橋に限らず、多くの私大でも近代分野の方が頻出であることが多いため、古代にこだわるよりは、触れる範囲をより広くできるととても良いと思います。とは言っても、国立志望の場合、教科数が多いため、夏休みに日本史にそれほど時間を割くことができないかもしれません。その場合は、古代の文化史は飛ばしたり、政治史のみを勉強したりするなど優先順位をつけてみるのがおすすめです。最後に論述対策ですが、一橋の日本史は他大学と比べて、傾向がはっきりしており、400字への抵抗感をなるべく早く軽減することも重要なため、塩鯖さんの計画通り、夏休み後から、なるべく早く始めるのが良いと思います。当委員会が作成している受験生応援WEBにも受験に関する情報が多く掲載されておりますので、よろしければご参照ください。https://ikkyosai.com/juken/52/以上になります。また何かございましたらお気軽にご質問ください。体調に気をつけて勉強頑張ってください。応援しています。一橋祭運営委員会社会学部1年ぱん