一橋・世界史頻出分野

捨て猫 さん
  • 出身: 千葉県
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 数学
  • 質問カテゴリー: 模試

現在高校三年生、商学部志望です。7/10の一橋オープンに向けた世界史の対策として一橋大学の頻出分野を知りたいです。現在中世までしか通史出来ていないため、オープン本番ではあまり書けないかと思われます。そのため頻出分野の周辺知識を教えて下さると幸いです。

学部:社会 学年:大学1年生

委員からの回答

夏みかん さん
  • 出身: 東京都
  • 得意科目: 世界史
  • 不得意科目: 特になし

捨て猫さんこんにちは。社会学部1年の夏みかんがお答えいたします。まず、手違いで返信が遅くなってしまったこと、本当に申し訳ありません。一橋オープン直前ですが、この回答が少しでも参考になれば、また、次回の一橋オープンで参考になれば幸いです。一橋世界史の頻出分野ですが、一橋の世界史は大問三つ(いずれも400字の論述)から構成されており、例年大問1では中世~近世のヨーロッパ史、大問2では欧米の近現代史、第三問ではアジアの近現代史が頻繁に出題されています。次に、周辺知識についてざっくり説明させていただきます。大問1では、カール大帝やオットー一世などに関連したヨーロッパの政治的・文化的・宗教的な変化を問う問題が多く、また、十字軍などに関する中世から近世への変化を問う問題が多い印象です。私が昨年受けた一橋オープンの大問1ではイタリア戦争に着目した中世から近世への変化に関する問題が出題されました。最低限、十字軍によるヨーロッパの商業復活、騎士の没落などは頭に入れておくとよいでしょう。大問2では、最低限、18C末に産業革命が起こりヨーロッパ諸国・アメリカが世界に進出していくという大まかな流れを覚えておくとよいでしょう。大問3では、19C末の、弱体化する中国(清)・中国から朝鮮を得たい日本・親日派親清派を内在し混乱する朝鮮という、日中戦争前の3国の関係性を頭に入れておくとよいでしょう。大問3では帝国主義下の中国・朝鮮の動きに関する問題が非常に多いです。この時期は二次試験の世界史の問題は解けなくて当たり前です(通史的にも難易度的にも)。変に気負わず、今後の勉強の参考にしてやろう程度で頑張ってみてください!また何かございましたら、お気軽に質問してください。それでは一橋オープンファイト!!