添削のうけかたとメリット

捨て猫 さん
  • 出身: 千葉県
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 数学
  • 質問カテゴリー: 勉強法

高校三年生、商学部志望です。このまま順調にいけば、世界史、数学、英語は夏休み後には先生に添削していただくところまで持っていけるんですが、その具体的な方法がわからないです。添削を受ける際は模範解答も先生に渡した方が先生の労力的には楽なのでしょうか。また、個人的には模範解答を見て復習すればいいのではって思ってしまうんですが、添削の具体的メリットを教えてほしいです。こうすることで効果的に添削を受けられるなど、添削の受け方も教えてくださったら幸いです。あと、どれほどの頻度で受けていたかも聞きたいです。質問多くて申し訳ありません。

学部:商 学年:大学1年生

委員からの回答

MJ さん
  • 出身: 福岡県
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 英語

捨て猫さん、こんにちは。商学部1年のMJが順にお答えいたします。➀先生の労力について模範解答も渡した方が楽だと思います。しかし添削を受けている間にその教材を使えないのは時間が勿体ないので、コピーを取って渡すことをおすすめします。まずは先生に相談してみると良いかと思います。②添削のメリットについて私が思うに添削を受けるメリットは二つあります。一つ目は、模範解答は絶対ではないということです。数学が得意とのことなので数学についてはそのような勉強法で問題ないと思いますが、答えが一致しても記述で減点されることは十分に考えられますので、減点されない確実な記述力を身に着けるためにも添削は有効です。また、特に世界史など社会科目に言えることですが、出版社により解答が異なることが多い上に、満点を取ることは限りなく不可能に近いでしょう。どこまで書けば合格ラインなのか、どこまでが必要な知識なのかなどの判断を自分で下すことは難しいかと思いますので、添削を受けた上で先生に教えてもらうと良いかと思います。二つ目は、自信につながるということです。自己採点ではどうしても不安が残ってしまうでしょうが、信頼に足る第三者に見てもらうことで安心感を得られると思います。安心はいざという時に自信につながります。試験が近づくにつれ不安が募るかと思いますが、そのような時に添削の積み重ねはきっと自信につながります。以上の二点が、私の考える添削のメリットです。③効果的な添削と頻度について添削には大きく分けて、試験時間通りに解く方法と制限時間を設けず全問題を解ききる方法の二つがあると思います。どちらを選ぶかは捨て猫さんの自由ですが、最も重要なのは添削を受けた後です。やり直しをするだけでなく類題を解いたり周辺知識を確認したりして、数に限りのある過去問を大事に活用しましょう。頻度については先生の忙しさにも依るとは思いますが、数をこなすことだけに囚われないよう気を付ける必要があります。高校の授業と並行して行うのは時間的にも体力的にも厳しい部分があるかと思いますので、まとまった時間の取れる土日に1年分解いて平日に添削を受け、次の土日にやり直し・復習をして平日に再添削・質問という2週間サイクルから始めてみると良いかと思います。慣れてからは自分のスタイルで取り組んでみてください。長くなりましたが、以上のことは私個人の経験に依拠した話に過ぎず捨て猫さんの質問に上手く答えられたかわかりません。受験生時代の自分は添削を受けるという行為への単なる憧れから、メリットなど一切考えることなく先生にお願いしに行っていました。その点捨て猫さんは添削について真剣に悩んでいて感心しました。私の回答が役に立つかはわかりませんが、ぜひ参考にしてみてください。応援しています。一橋祭運営委員会商学部1年MJ