過去問20ヵ年
- 出身:
- 得意科目: 英語
- 不得意科目: 英語
- 質問カテゴリー: 勉強法
sds志望の高3です。夏休み頃から過去問に入りたいと思っています。赤本20ヵ年の使い方なのですが、分野別に参考書のように解いていくのと、時間を測って年度別に解いていくのではどちらがいいのでしょうか?現役時どのように使っていたのか教えていただきたいです!
委員からの回答
- 出身: 東京都
- 得意科目: 数学
- 不得意科目: 英語
バルーンさん、こんばんは。返信が遅くなり申し訳ありません。SDS学部1年の胡桃がお答え致します。赤本の使い方ということで、特にご指定がございませんでしたのでSDS学部に必要となる数学・英語・国語についてそれぞれお答えしていきます。◯数学まず数学についてですが、私個人としては夏休み中にそもそも一橋の過去問には触りませんでした。というのも20年分全て合わせても100問しかなく、もっと差し迫った時期に実力を測るために残しておきたかったからです。そんな私からのおすすめとしては、一橋の数学で出る単元(整数問題・確率等)を把握し、その範囲の東大・京大の過去問を参考書のようにこなすことです。理由としては東大・京大の数学の難易度は一橋と近しく、また志望者が一橋よりも多く需要があるため比較的解説も親切に書かれていることが多いからです。東大・京大の過去問をこなし十分実力がついたと感じたら(おそらく秋~冬休み頃)、一橋の過去問をまずは年度別に時間を測って解いて実際どのくらい解けるのかを確認、その後単元・難易度順(赤本系列の「一橋数学20年」には問題が単元別に並んでおり、問題ごとに難易度がABC評価で付記されています)に参考書のように繰り返し何度も何度も解いて完璧にしていくと良いでしょう。私個人は数学を共テ後から解き始めて(英語を捨てて数学一本に勝負を賭けた結果なのでもっと早くから解き始めることをお勧めします)20年分を3周しました。これくらいやっておけば4~5完程度は期待できるのではないかなと思います。SDS学部は数学の配点が大きい上二次試験最初の科目ということで、数学の出来が合否を左右すると言っても過言ではないので特に念入りにこなしておくと良いでしょう。◯英語次に英語についてですが、これも単元別に取り組むのが良いかと思います。ご存知の通り一橋の英語は数年前から長文の形式が変わっています。(短い長文2つから長い長文1つ)そこで、すでに英語力にある程度の自信があるのでしたら後期の長文が近年の形式に近いのでそちらで練習を積むのが良いでしょう。自信がない場合は前期の昔の過去問で演習を積み、どちらの場合も最近のものは直前期の演習用に残しておくと良いかと思います。リスニング・英作文については数に限りがある関係上これも直前期まで残しておくのが良いでしょう。リスニングは冠模試などの音源を毎日繰り返して聴くなどして英語に徐々に耳を慣らしておくのが良いでしょう。英作文もコツコツやるべきではありますが、今は市販の参考書・問題集を用いる方が良いかと思います。◯国語最後に国語についてですが、正直一番難しいです。というのもSDS学部において国語は100点しか配点がなく、かつ形式も独特だからです。私は国語の過去問は正直ほとんど解いていないのですが、時間にまだ余裕がある夏休みのうちに解いて慣れておいて直前期は英数に集中するというのが一番丸いように思われます。その際正直どっちでもいいとは思うのですが、敢えて言うなら年度別に時間を決めて解いて、自分がどれくらい取れるのか把握しておくのが良いと思います。国語は良くも悪くも点数の変動が少ない科目ですので、あらかじめ自分がどの程度取れるかを把握しておくことでその後の計画や配分がやりやすくなると思います総じて、過去問は貴重なので十分に実力がつくまで温存すべき、という方針になるのかと思います。特にSDSは社会がないので、英語と数学だけなら秋以降からでも時間が足りないと言うことはないでしょう。最後に総合問題についてなのですが(赤本に総合問題が載っているかは寡聞にして存じ上げませんが)、そこまで時間を割くようなものではないと思います。直前にサンプル問題と昨年度の過去問を休憩がてら解いておくくらいでもいいのかなと思います。また、また、この点については、一橋祭運営委員会が作成している受験生応援WEBやオープンキャンパスで配布される夏本・本祭期に販売される秋本にもたくさんの情報を掲載していますので、よろしければご覧ください。https://ikkyosai.com/juken/以上です。また何かあればお気軽にご質問ください。応援しています!一橋祭運営委員会 SDS学部1年 胡桃