2次試験の過去問演習について

松本 さん
  • 出身: 神奈川県
  • 得意科目: 数学
  • 不得意科目: 数学
  • 質問カテゴリー: 勉強法

一橋大学の2次試験の過去問を①いつから②どのくらいのペースで③何年分④どのように解き⑤直前期に何年分残しておいたかを教えていただきたいです(日本史選択です)

学部:商 学年:大学1年生

委員からの回答

かとうじゅんいち さん
  • 出身:
  • 得意科目: 特になし
  • 不得意科目: 特になし

松本さん、こんにちは。商学部1年のかとうじゅんいちがお答えします。①11月のうちに始めるのが理想的と言われています。しかし、もし基礎に漏れがある状態だったら、焦って過去問に移らず、基礎固めをしっかりやったほうがいいです。基礎がしっかりできていれば、後々わからないところを振り返ることが減ります。また、共通テスト対策に追われて、12月後半から2次試験の過去問に手が回らない人が多いです。しかし、そうしてしまうと、共通テスト後に記述力を取り戻すのに時間がかかってしまいます。できれば12月中は共通テスト対策と並行して2次試験対策をやった方がいいです。②1日に解く量としては、11月、12月のうちは1~2教科を1年分、1月は2教科を1年分、2月は4教科を1年分ほどやっていました。月毎で書くと、11,12月で6~7年分、1月で3~4年分、2月で5年分といったところです。③過去問は20年分用意しましたが、共通テスト対策や、私大対策に時間を取られてしまい、15年分ほどしかできませんでした。過去問とは別に、通信制の添削が付いた予想問題にも取り組みました。④直前期には時間通りに本番を想定して解きました。しかし、それ以外の時は、時間制限を設けずに、小問ごとに分割して解いていました。かと言って、わからない問題をいつまでも考え続けるのは無駄だと思います。日本史については、同じ問題や、似た問題が出る可能性があるので、試験直前まで模範解答を読み込みました。時間がなくて解かなかった問題も模範解答の読み込みだけはやりました。⑤僕にとっての直前期は私大受験が終わった後、つまり2次試験の10日前でした。そこから過去問の最新5年分をやりました。ですが、直近5~6年の過去問を全て直前期まで残しておくのはお勧めできません。最近の傾向が直前にしか掴めないからです。残しておくのは3年分ほどでいいと思います。しかし、本番の前日や前々日に初見の過去問で本番に近い形で演習を行えたのは良かったと思います。過去問はあくまでも、「学力を上げるため」ではなく、「大学の出題傾向になれるため」に使って下さい。長々と書かせていただきましたが、夏のうちは、基礎固めを頑張って下さい。問題の形式を知るために、この時期に冠模試などを受けてみるのも効果的でしょう。引き続き勉強頑張って下さい!来年の春に一橋大学でお会いできることを楽しみにしています。一橋祭運営委員会商学部1年かとうじゅんいち