転学部について

リラ さん
  • 出身:
  • 得意科目: 国語
  • 不得意科目: 国語
  • 質問カテゴリー: 学部

こんにちは。国際関係に興味があり、社会学部を志望していましたが、一橋について調べていくうちに法学部に国際関係コースがあることを知り、社会学部と法学部のどちらがいいのかで迷っています。数学が苦手で、他の英国社が好きなので社会学部の配点が最もわたしに合っているのではないかと思っていました。法学部の場合、数学で足を引っ張ってしまうんじゃないかと少し心配です。一橋は学部の垣根が低く、転学部も可能だとお聞きしました。実際に転学部をする方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。また、社会学部から法学部に転学部をすることはできるでしょうか。

学部:社会 学年:大学2年生

委員からの回答

ぎんこ さん
  • 出身: 埼玉県
  • 得意科目: 日本史
  • 不得意科目: 数学

返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。リラさんこんにちは!社会学部2年のぎんこがお答えいたします。結論から言うと、社会学部から法学部への転学部は可能ですが、実際に転学部している人はさほど多くありません。私は50名ほど社会学部の知り合いがいますが、そのうち転学部をした人は一人もおらず、学年全体を通しても片手で数えられる程度しかいないものだと思われます。それは転学部が極めて厳しいということを表しているのではなく、そもそも転学部を志す人が少ないのです。リラさんが仰っていた通り、一橋は学部間の垣根が低く他学部の授業であってもほとんど制約無く自由に履修することができるため、転学部という手続きをする必要がないと感じる人が多いのではないかと思われます。ただ、社会学部と法学部ではカリキュラムが異なります。法学部の国際関係コースでは国際関係の学習を主軸で行なっていくのに対し、社会学部では数ある授業の一部として国際関係を学んでいくといった形となっております。私が法学部の国際関係の授業をとってみたところ、高校の世界史の授業をより多角的に捉えなおしていく講義内容であると感じました。また国際法や各国の法といった観点から国際問題を考えていくというのも法学部らしい捉え方といえます。一方社会学部では、宗教問題や難民問題といった問題を理解する上でその背景にある「社会」に対して深く洞察していく必要がありますが、社会に対する洞察を深めるために国際関係を勉強する、といった捉え方が近いと思います。個人的な感想で恐縮ですが、法学部では国際関係を理解することが目的であることに対し、社会学部では国際関係への深い理解を道具として使ってより大きな問題に向き合っていく、といったような違いがあるように思います。もちろん社会学部でも法学部でも3年次以降のゼミとして国際関係のゼミを選択すれば深く勉強することができますし、社会学部であってもメインではないサブのゼミとして法学部の国際関係を扱っているゼミを履修することができます。ですので、リラさんが学びたいことは社会学部と法学部どちらを選んだとしてもできるのではないでしょうか。また社会学部と法学部は必修授業での被りも多く、社会学部から法学部の転学は比較的しやすいです。以上が私からの転学部についての説明となります。現時点で大学で学びたいことが明確になっていることは大変素晴らしいと思います。これからも夢に向かって頑張ってください!末筆ながら、リラさんの合格を心よりお祈り申し上げます。お体にはお気をつけて、無理はしないで頑張ってください。応援しています。また何か相談がございましたらお気軽にご相談ください。一橋大学 一橋祭運営委員会社会学部2年 ぎんこ