こんにちは!経済学部新2年のてゆてゆがお答えします。結論として、応用問題集を続けながら部分的に基礎問題集(青チャートなど)に戻ると良いと思います。応用問題集を解く際に大事なのが、問題文のどの部分をヒントに解答の解法が選択されたのかを明確にすることです。一橋の数学では、基本的な回答を上手に組み合わせて解く問題がよく出題されます。そういった問題を解く際に重要なのが、解いている状況に応じて適切な解法を選択することなのです。どんな条件の時にどんな解法が選択されるのか、その感覚を鍛えるために応用問題集を使うことをお勧めします。解説を読んで「この条件だったらこう解くのは当たり前だな」と納得できたら良いと思います。納得できないのであれば、問題に応じた基礎問題集の該当箇所に戻って知識の補充をするといいと思います。そして、初見の応用問題を解く際は、普段応用問題を解いていた時を思い出して、「この問題文の設定はあの問題の状況に似ているから、この解法を使うんじゃないか」と考えて実際に手を動かしてみるといいと思います。ただし、状況が似ているからといって必ずしもその解法が適切とも限りません。実際、瞬間的に思いつく簡単な解法が実は遠回りな解法だったなんてことはザラにあります。基礎問題集は引き出しを増やすためのツールで、応用問題集はその引き出しの中身の使い方を練習するツールです。一方で、応用問題集自体が引き出しを増やすことにつながることも多くあります。まずは応用問題集での練習を通して解法選択の考え方を習得して、時々穴埋めのために基礎問題集に戻る、これを適切に繰り返していれば自ずと模試の問題なんかが簡単に解けるようになっていくと思います!以上です。また何かあればお気軽にご質問ください。応援しています!一橋祭運営委員会経済学部新2年 てゆてゆ