システム英単語の使い方について

小林 さん
  • 出身: 神奈川県
  • 得意科目: 国語
  • 不得意科目: 国語
  • 質問カテゴリー: その他

こんにちは。社会学部志望の高2です。今私は、英単語帳として学校で配布されたシステム英単語を使用しています。これまでのテスト期間を通じて、多義語を含め全体を一周はしているという状況です。そして夏休み中以降、システム英単語を完璧にさせようと思っているのですが、どこまでやれば良いかということを悩んでいます。ミニマムフレーズの英訳と和訳までミニマムフレーズの下の赤字の和訳まで下の黒い太字の和訳まで下の黒い細字の和訳まで下の派生後の和訳まで下の関連語、イディオムの和訳まで下の派生語や関連語、イディオムの英訳までこの中なら、一橋レベルであればどこまでやったらよいでしょうか。また、二冊目は必要でしょうか。教えていただけると幸いです。長文失礼いたしました。

学部:社会 学年:大学3年生

委員からの回答

ぎんこ さん
  • 出身: 埼玉県
  • 得意科目: 日本史
  • 不得意科目: 数学

小林さん、こんにちは!社会学部3年のぎんこがお答えいたします。結論から申し上げますと、派生語、関連語に関しては元となる単語と合わせて覚えることをおすすめします。派生語、関連語とは元となる単語と何かしらの関係がある単語です。そのため、その関連性をつかむことによって効率よく覚えることができます。つまり、派生語、関連語も合わせて覚えることは、効率的に語彙力を増やすことに繋がるのです。また、派生語や関連語を覚えることによって、仮に元となる単語を忘れた場合であっても派生語や関連語を記憶のとっかかりとして思い出すことができるでしょう。ただひとつ注意点を挙げるとするなら、「必ずしも全ての派生語、関連語を完璧に覚える必要はない」ということです。先に述べた通り、派生語や関連語を覚える理由は「効率的に語彙力を伸ばすこと、元の単語に記憶のとっかかりを作ること」であり、合格に必要不可欠というわけではありません。過度な完璧主義に陥り、派生語や関連語全てを完璧に覚えようとしてしまうことは非効率な受験勉強となる可能性もあるでしょう。ミニマムフレーズに関しても、覚えることによって元の単語の記憶のとっかかりを作ったり、英作文で役立つ可能性が大いにあるので、使われている表現などは極力覚えましょう。しかし、こちらも派生語や関連語のように、全て覚えられなければ受験に落ちてしまうわけではありません。あまりにも時間を要するようなら別の方法も模索してもよいかもしれません。また、私も小林さん同様に高2の夏に単語帳をある程度完成させましたが、受験が終わるまで定期的に見返すことで記憶の保持に努めていました。小林さんも同様に、高2の夏の段階ではおおよその完成を目指し、受験本番までに完璧を目指すという目標でも大丈夫かと思います。2冊目に関しては、一橋合格という点においては必要不可欠というわけではありません。無理に2冊目を取り組むよりも、1冊目の理解を深めるのがよいでしょう。しかし、語彙力という観点においては一橋よりも高度な力を要される早慶の英文を読む上では2冊目の単語帳は役に立つでしょう。個人的な話で恐縮ですが、私は単語はシス単のみで、長文読解や解釈に注力した結果、なんとか早慶の文学部に合格できたため早慶合格にも2冊目の単語帳が不可欠というわけではないと思います。最後になりますが、小林さんの合格を心よりお祈り申し上げます。高2の段階でここまで単語が仕上がりつつあるのは凄いです!この調子で頑張ってください。一橋大学一橋祭運営委員会社会学部3年ぎんこ