ねっこさん、こんにちは。法学部1年のトンです。不躾ではございますが、手術という困難を乗り越えた上で第1志望を見据え続けるねっこさんの姿に感銘を受けさせていただきました。ねっこさんの現在の心持や状況はおよそ私の想像を絶するほど大変なものだと思います。その上で一つ酷なことを申し上げるのであれば、自らの境遇や他人のことなど一度すべて忘れて、今すぐに参考書や参考書を開いてください。昨年の私自身の経験でしかないのですが、この時期になると「受験まであと何日か」や「周りの人と比べて自分はどうか」といった様々な情報が「漠然とした不安」として心に巣くってきます。しかし、そういった不安にいくら苛まれたところで成績は思うようには伸びづらいです。このような受験における不安は、自身の「できない」に端を発するものである可能性がございます。したがって不安を取り除くにあたって、まずは、直近に間違えた問題を見返すことから始めてみてください。自分自身を見つめなおすのです。例えば、ねっこさんは世界史を不得意科目にあげてらっしゃいましたが、具体的にどこの分野がなぜ苦手なのかをご存じになれば、後はそこを集中的に勉強することで不安を取り除けるかもしれません。あるいは商学部で配点が重く設定されている数学に力を入れることで成績に安定感を持たせることも一つの手段かもしれません。ねっこさんが今何をするかで明日のねっこさんの成績は大きく変わるかもしれません。最後に、悲しいことではございますが、受験生で居続ける限り、目標までの道はひどく暗く、自らとの距離を正確に測ることはおろか、進む道が本当に正しいのかすらも判然といたしません。私の言葉ではあなたの不安を取り除くことはおそらくかないませんが、どうかねっこさんが歯を食いしばり前を向いて志望校合格への道を歩み続けることができますよう微力ながら祈っております。長文失礼いたしました。一橋祭運営委員会 法学部1年 トン