世界史の勉強法について

わをん さん
  • 出身:
  • 得意科目: 英語
  • 不得意科目: 英語
  • 質問カテゴリー: その他

高三です。世界史の勉強法について質問があります。現在通史を進めているところなのですが、ニ次試験での論述を見据えて、流れを意識した学習をしたいと考えています。学校の授業では教師独自のプリントを使っており、学校の定期テストに向けてはそれらを使用した学習をしています。そのプリントというのが、出来事を時系列順に単に羅列してあるような感じで、因果関係が掴みづらいなと思っています。今は教師の授業を聞いて書き込みをすることでそこを賄っているのですが、暗記するにあたって、書き込みと本文との行き来がスムーズにいかず少し困っています。知識がまとまってはいるので模試対策などには使えそうなのですが、流れを自分で説明できるようになるかと言われたら微妙な部分があります。今回尋ねたいのは、一橋の世界史対策をする上でどの学習法が良いのかということです。①学校のプリントを使用して通史や知識を入れた後、東進などの一問一答の問題集を使ってアウトプットする②ナビゲーターを一読して流れを掴んだ後、ナビゲーターの別冊の一問一答?に書き込みをして流れを口頭や紙に書いてアウトプットできるようにする③ナビゲーターを一読して流れを掴んだあと、教科書を読み込んで暗記する思いついたのがこの三つなのですが、他に良いものがあったら教えていただきたいです。また、模試や共通テスト対策には一問一答のような短答式の学習が良いと思うのですが、一橋生の方々はそのような教材を使われていましたか?質問が多くて申し訳ありません。よろしくお願い致します。

学部:商 学年:大学1年生

委員からの回答

さのふいるむ さん
  • 出身: 新潟県
  • 得意科目: 世界史
  • 不得意科目: 特になし

わをんさん、こんにちは。商学部1年のさのふいるむです。おっしゃる通り、世界史の二次試験の対策として流れを意識した学習は非常に有効です。そのうえでまずぜひ意識していただきたいのが、一橋世界史の頻出分野を知るということです。過去問を見ますと、実は二次試験の世界史の問題は時代や地域が非常に偏っていることがわかります。つまり、その範囲を重点的に抑えて流れをつかむことが二次試験攻略のカギと言えます。これを踏まえますと、すべての範囲を網羅するような講義系参考書を使う場合は、全範囲を満遍なくやるのではなく該当分野のみに絞って理解を深めるという使い方が効果的かと思います。また私は文字だけを読んで覚えるのがとにかく苦手だったので、自分で簡単なノートを作成して移動時間に脳内でノートの内容をテストしながら振り返ったり、YouTube上の世界史の授業動画を視聴しながらノートをとったりして理解を深めていました。わをんさんのご参考になればと思います。続いて一問一答形式のもののご質問について、私個人の経験からのお話となりますが、こうした教材は知識を補完する面で有効な反面、一橋世界史にとってはややオーバースペックになりえます。といいますのも、一橋の世界史は例年難問が出題されますが、マニアックな単語について問われることは稀です。実際私は一問一答はあまり使っていませんでしたが、実際の共テは9割、二次の世界史は5割ほどを得点できました。この点数が高いか低いかは置いておくにしても、こうした短答形式の教材を用いる際にはマニアックなものは無理して覚えず、基本的な知識の暗記に注力した方が残りの時間から考えても賢明なように思います。ただし、私は一橋一本に絞った受験勉強を行っていたためこのような学習法となっていましたが、難関私大の受験も視野に入れている場合はこうした一問一答のマニアックな知識は必携です。最終的にはご自身の受験校と照らし合わせてご判断いただくとよいと思います。いずれにしましても、早めに過去問を見てみるのがよいと思います。本番で闘う相手がどのようなものなのかは早めに知っておいて損はありません。また、学校の世界史の先生に指導を仰ぐことも必ずおこなってください。特に世界史は一人で勉強してもどうしようもない場面がありますので、プロの力はとことん使っていきましょう。今回ご質問いただいた点については、一橋祭運営委員会が作成している受験生応援WEBにも情報を掲載していますので、よろしければご覧ください。https://ikkyosai.com/juken/以上となります。また何かあればお気軽にご質問ください。わをんさんの合格をお祈りしています!一橋祭運営委員会 商学部1年 さのふいるむ