トマトさん、お久しぶりです!法学部1年の「浪人生の味方」です。ご質問ありがとうございます!まず夏休みの数学の勉強についてですが、『Focus Gold』などの網羅系問題集に取り組むだけで十分ではないかと思います!他の参考書に取り組みたくなる気持ちもよくわかるのですが、個人的には一冊の参考書をしっかりと固めることの方がより大切だと感じます。ただトマトさんもおっしゃっている通り、ⅠAⅡBCのすべての問題を夏休みに解くのはかなり難しいと思います。そこで問題に優先順位をつけて、順位の高い問題から解き進めていくことをおすすめします。自分の苦手とじっくり向き合う時間が取れるのは夏休みがおそらく最後となるので、自分の苦手な単元の問題を中心に解くようにするといいと思います。(私が受験生だったときは確率・整数が苦手だったため夏休みに重点的に取り組んでいました…!)また『Focus Gold』は例題ごとに難易度を示す星がついているはずですが、個人的には星4レベルの問題よりも星2,3レベルの比較的基礎的な問題に取り組んで欲しいと思います。そうした問題で出てくる基本的な操作が使いこなせるようになると難しい問題でも手が動くようになるはずなので、ぜひ参考にしてみてください!また一橋数学の頻出テーマ(整数・確率・数列・微積・図形など)を優先的に解くのもよい選択だと思います。続いてその他の科目についてです。自分の受験期の夏休みを振り返ると現役期・浪人期ともに国語にはあまり時間を割かなかったように思います。本格的に受験に向けて国語の学習に取り組んだのは過去問を始めてからだったはずです。トマトさんの現在の現代文の力がどの程度なのかにもよりますが、計画にある通り『現代文講義の実況中継』の問題を解くことで自分の現代文の解き方を固めるので十分だと思います。また英語については単語と文法はなるべく早く固められるといいと思います。夏休み以降にそれらに割く時間はなかなか取れないと思うので、ほぼ完璧な状態に近づけられるように頑張ってください!また長文問題だけでなく英文解釈問題の対策にも取り組めるといいと思います。そして地歴については、夏休みのうちに教科書を一周する必要はないのではないかと思います。おそらくまだ学校では通史が途中までしか進んでおらず(違ったら申し訳ないです…)、入試に間に合うのかどうか不安かと思いますが、夏休みは未習範囲の予習よりも既習範囲の復習に時間を割いた方が確実に点数アップにつながるはずです。教科書を読むというインプット型の学習だけでなく、問題集や一問一答などのアウトプット型の学習を組み合わせることで知識がより定着しやすくなるのではないかと思います。ちなみに、上記の学習に加えて一橋大や私大の過去問に少し手をつけてみるのもいいのではないかと個人的には思います。問題が解ける必要は全くないので、志望校のレベル感や問題形式を知るためにぜひ軽く目を通してみてください!モチベーションのアップにもつながるはずです。また一橋祭運営委員会で今夏発行する受験情報冊子『夏本』では、「夏休み勉強法」特集を掲載しております。夏本は8月上旬に開催されるオープンキャンパスで配布する他、一橋大学 受験生応援WEBにても公開する予定です。ぜひご活用ください!夏休みは自分と向き合う時間が増えて精神的に苦しくなりやすい時期ですが、適度に息抜きもしつつ最後まで頑張ってください!また何か質問や相談があれば気軽に掲示板に投稿してください!一橋大学一橋祭運営委員会 法学部1年 浪人生の味方