数学について

白 さん
  • 出身:
  • 得意科目: 特になし
  • 不得意科目: 特になし
  • 質問カテゴリー: 数学

商学部志望の高3です。
商志望にもかかわらず数学が苦手です。
当初の予定は
9月:世界一分かりやすい京大数学
10月・11月前半:プラチカ頻出分野
11月後半~:一橋過去問
と進むつもりでせか京まではおわったのですが、基礎が不安なためプラチカをやるよりもチャートをかためて本番は取れるところをとり、英語で稼ぐ戦略の方が向いているのかなと思い始めました。残り時間が少ないためプラチカに手を出して消化不良になりそうで不安ですが、配点の高さ的にもプラチカをやるべきなのでしょうか?チャートだと心もとないでしょうか?ご意見いただけると嬉しいです、!

学部:商 学年:大学1年生

委員からの回答

ラペ  さん
  • 出身: 中国・四国地方
  • 得意科目: 国語
  • 不得意科目: 数学

白さん、こんにちは!商学部1年のラペです。
いつも受験勉強お疲れさまです!私も商学部を目指していながら数学が苦手だったので、不安なお気持ちよくわかります。

まずお伝えしたいのは、「自分の合格可能性をできるだけ高める」ための勉強が大切だということです。私自身もやりたい勉強の量に時間が足りず悩むことが多くありましたが、そんなときは、試験本番の自分の合格率を0.1%でもあげるには、「これをやったから大丈夫」と思えるには、今をどう過ごすべきかを逆算することが、選択の助けになりました。

あくまでご参考までですが、白さんは今基礎が不安とのことなので、私が白さんであれば基礎を固めることを優先して勉強を進めると思います。一橋入試の数学は難易度が高く、特に商学部は数学に自信のある人が集まりやすいですが、満点を目指す試験ではないので、合否を決めるのは案外基礎かもしれません。私も苦手な数学の試験は不安でしたが、本番の緊張状態の中で、当たり前の基礎を正確に運用する力が得点に結びつくと感じました。この参考書でいいのか、という不安はあると思いますが、その参考書の「問題を解けば」というよりも「問題中にある基礎を自分のものにする」という意識で取り組むことをおすすめします!

プラチカは一橋受験生には王道のイメージがありますが、プラチカに取り組まずに合格した人もたくさんいます。私も夏に苦手分野のみ取り組みましたが、背伸びをしたせいであまり解きごたえはありませんでした…ただ、自分が思いつかなかった解法や考え方をじっくり研究したのは良かったと思うので、時間がないけどやっぱり触れないと不安なのであれば、そのような使い方もできるかもしれませんね。

もちろん難しい問題を解くのにも慣れておきたいので、それについては過去問を使い、丁寧に分析すれば十分だと思います。その際に、難しそうな顔をした問題の裏で、どんな基礎力が問われているのかを見つけられると良いですね。12月に入ると共通テスト対策に移行すると思うので、共通テストまで一橋の過去問に割く時間が足りないということがあるかもしれませんが、焦らなくて大丈夫ですよ!基礎力をつけた上で過去問を解く方が、ずっと得られるものが多いと思います。

白さんのおっしゃる通り、他の科目で稼ぐ作戦は入試において大切です!私は英語が比較的得意だったので、数学の伸びには欲張らず、数学と同じく配点の高い英語で補う計画を立てていました。他の科目とのバランスもみると、数学にかけられる時間も分かってくると思います。ぜひ科目別の戦略にも時間をとって考えてみてくださいね。

「梯子の頂上に登る勇気は貴い。更にそこから降りて来て再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」
最後に、私が受験生時代に大切にしていた、速水御舟の言葉を送ります。上を目指して気が急いてしまうときこそ、自分の足元をもういちど固め直せば、もっと高く登ることができるかもしれません。白さんの戦いをずっと応援しています!!

一橋祭運営委員会が作成している受験生応援WEB(https://ikkyosai.com/juken/)にも、一橋受験についてたくさんの情報を掲載していますので、よろしければご覧ください。また不安なことがあれば、お気軽にご相談くださいね。心から応援しています!
一橋祭運営委員会 商学部1年 ラペ