受験前後の生活

1月~2月の受験生活

共通テストが終わってからはとにかく二次試験対策をしていました。毎日過去問を高校の各教科の先生のところに持っていって採点・添削してもらいました。先生方の指導を受けることで実力の向上に大きくつながっただけでなく、サボると先生にバレてしまうという適度なプレッシャーが生まれて苦しい直前期の原動力にもなりました。
この時期は全ての二次試験科目を対策していましたが、その中でも国語と世界史に力を入れていました。個人的にこの2科目はまだ解き方を確立できていないという感覚があり、もっと演習を積んでおきたいと思ったためです。実際、この時期に重点的に演習したことで解く順番や方法を自分の中で確立することができ、受験本番にも落ち着いて臨むことができたので良い判断だったと思います。

モチベーションの保ち方

高2~高3夏休み以前の受験前半戦ではあまりモチベーションに悩むことはありませんでした。それまであまり勉強をしてこなかったため努力した分だけ成績が伸び、成長を実感できて楽しかったです。また、そうして日々勉強を続けた結果、勉強が習慣化したことも良かったと思います。模試の結果が芳しくなかったときなど気分が下がることもありましたが、習慣的に勉強をする中で成長を感じ、次はもっと良い結果を取ろうと前向きになることができました。
モチベーションに悩み始めたのは夏休み以降の受験後半戦です。前半戦のように簡単に成績が伸びる事がなくなり、難しい演習問題に挑む中で自信が失われていきました。この時期はほとんど意地で勉強していました。前半戦で積み上げてきた勉強の量を思い、ここで諦めるのも悔しいなというプライドだけで支えていた印象です。こうした後ろ向きなモチベーションではありましたが、それでも勉強を続けていると段々と自信がついてきて、辛さが軽減されていきました。苦しい時こそあと少し頑張ろうという姿勢が大切だと思います。

二次試験終了後〜合格発表

二次試験が終わると、解放感でいっぱいでした。電車の中ではいつも単語帳を見ていたのですが、もう見る必要もなくなり、帰りの電車はとても暇でした。長い受験生活が終わって少し寂しいなぁと感傷にひたりながら帰りました。
後期で別の大学に出願していましたが、一橋の試験を終えた解放感や、すでに合格をもらっている大学があったことから勉強に手がつきませんでした。友達と旅行に行く予定があったので、それについて調べたりして過ごしました。

合格発表〜授業開始

世界史の手応えが全くなく、落ちたと思っていたので合格発表で自分の番号を見つけた時は驚きました。見間違いかと思い何度も確認しました。その日のうちに高校の先生に報告しにいきました。
大学は情報戦という話を聞いていたので、報告から帰るとSNSのアカウントを作り、情報収集を始めました。色々な部活やサークルが合格発表当日から新歓を始めており、とてもわくわくしたのを覚えています。自分は高校から一橋に進学する友達がいなかったので、サークルが開催しているZoomの交流会に参加して友達を作りました。
3月下旬には、2日間にわたってサークル紹介がありました。さまざまな部活やサークル、委員会のブースを回って、先輩から説明を受けます。私は交流会で作った友達と行きましたが、1人で来ている人もいました。
4月になると、クラス別面接(クラスの顔合わせのようなもの)、クラスオリエンテーションなどがあり、クラスの友達と仲良くなれました。
部活やサークルが開催している履修相談会にも出席して先輩方と一緒に履修を組み、安心して新学期を迎えられました。