学部別合格法

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目標点数例(S・Kさんの場合)

<共通テスト>

科目 目標点数 実際の点数
英語R 90 84
英語L 90 93
数ⅠA 80 78
数ⅡB 80 59
国語 150 143
世界史 90 91
地理 80 87
物理基礎 45 46
化学基礎 45 38

<二次試験>

科目 目標点数 実際の点数
英語 180/250 153
数学 150/250 113
国語 60/125 65
世界史 70/125 65

戦略

商学部の合格ラインは例年6割以下であるため、如何にして600点を取るかを考えると良い。
私の場合は共通テスト(圧縮後)で200点、二次試験で400点を取ることを目標に設定した。二次試験における英語と数学の配点が大きい商学部を志望していた私は英語では得点率75%、数学では3完を目指していた。実際に英数でこれだけ得点できると約330点稼ぐことができ、目標達成に必要なのはあと僅か70点のみとなる。
一橋の国語で得点を安定させるのが至難であると感じた私は二次試験本番の国語が0点でも合格するような勉強をしようと思い、残りの70点はすべて世界史で得点するような戦略を立てた。
実際、上記の目標点数を見ても国語以外の科目の合計が400点になっている。

目標点数例(W・Sさんの場合)

<共通テスト>

科目 目標点数 実際の点数
英語R 90 75
英語L 90 89
数ⅠA 70 84
数ⅡB 90 100
国語 150 165
世界史 90 91
倫理・政治経済 80 81
地学基礎 50 50
化学基礎 40 40

<二次試験>

科目 目標点数 実際の点数
英語 182/260 165
数学 182/260 189.8
国語 66/110 64.167
世界史 64/160 84.267

戦略

経済学部の場合、共通テストの配点が他学部と比べて高いというわけではないが、二次試験で他の受験生に差をつける自信がなかったため、共通テストでできるだけ点を取ろうと考え、模試の成績よりも高めに目標を定めた。実際に目標を大きく上回ることができたので、安心して二次試験を迎えられた。
二次試験では、苦手科目である世界史がたとえ0点だとしても合格者最低点を越えられるように目標を定めた。配点の高い数学と英語で高得点を取ろうと考え、特に数学では3完2半で7割を目指した。また、配点が高いため小さなミスでも差がつくので、直前期はミスをなくすように心がけていた。配点の低い国語の対策にはあまり時間を割かなかった。

目標点数例(O・Aさんの場合)

<共通テスト>

科目 目標点数 実際の点数
英語R 90 74
英語L 95 82
数ⅠA 70 63
数ⅡB 80 74
国語 180 186
日本史 90 94
地理 80 83
地学基礎 40 37
生物基礎 40 41

<二次試験>

科目 目標点数 実際の点数
英語 190/280 172
数学 60/180 76
国語 70/110 79
日本史 80/160 66

戦略

法学部の二次試験の特徴といえば、英語の配点が圧倒的に高いこと、そして意外と数学の配点が高く国語の配点が低いことが挙げられます。一橋の英語は比較的平易なため、いかに些細なミスで点を落とさないかが重要です。
数学も配点はそこそこ高いのですが、私の場合は、数学に拒否反応が出ていたので数学の対策に時間は割かず、0完でも良いから途中点をもぎ取ろうという気持ちで臨みました。実際の試験でも0完でしたが、意外と途中点を取れたので数学が苦手な人も希望は捨てないでほしいです。国語は配点が低く、かつ元々得意教科だったので対策はほぼしませんでした。社会は得意だと思っていたうえ、共通テストもうまくいったので油断していたら二次試験で失敗したので油断は禁物です。
最後に一つ、共通テスト対策は大切です。二次試験では受験生間で大して差はつかないだろうし、なんといっても心に余裕を持って二次試験に臨めることが最大の利点です。

目標点数例(M・Tさんの場合)

<共通テスト>

科目 目標点数 実際の点数
英語R 100 96
英語L 100 93
数ⅠA 80 55
数ⅡB 80 72
国語 180 198
世界史 100 94
倫理・政治経済 90 78
生物基礎 50 50
化学基礎 50 38

<二次試験>

科目 目標点数 実際の点数
英語 200/280 242
数学 60/130 46
国語 90/180 132
世界史 120/230 111

戦略

社会学部は科目ごとに入試配点が大きく異なるのでそれに合わせた勉強をしていました。
英語、社会は特に力を入れ、数学は1完半から2完を目指しました。整数・積分・確率に絞って対策し、本番は1完半でした。国語の配点も大きいので気を抜かずに過去問を解いて傾向をつかみました。英語は8割以上、国・社は5〜6割くらいを目指しました。
共通テストでは理科基礎の配点がとても高いので、始めたのは秋ごろですが直前期は毎日理科基礎ばかりやっていました。

目標点数例(H・Rさんの場合)

<共通テスト>

科目 目標点数 実際の点数
英語R 90 84
英語L 90 86
数ⅠA 100 93
数ⅡB 100 85
国語 160 151
日本史 80 77
倫理・政治経済 80 77
物理基礎 45 46
化学基礎 45 43

<二次試験>

科目 目標点数 実際の点数
英語 140/230 123.846
数学 330/330 311.85
国語 50/100 36.667
総合問題 50/100 32

戦略

共通テストについては、配点が二次試験と比べて低いため、足切りに引っかからないことを目標にしていました。具体的には去年のボーダーが8割に届かない程度であったため、8割を目標にしていました。
二次試験については、僕が数学が得意で国語が苦手であること、配点が数学に偏っていることなどを考慮に入れ、数学を4完半~5完し、英語を6割、国語と総合問題を合計で5割を目標としていました。
そのため受験期は数学に最も勉強時間を割き、英語は毎日何かしらの長文に触れる程度で、国語と総合問題は直前期以外ほとんど対策をしないという感じでした。

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