合格体験記

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後期試験編

S・Yさんの合格体験記
プロフィール

学部:経済学部
現役or既卒:既卒
出身高校:長野・公立
社会選択科目:世界史・地理
理科選択科目:化学基礎・地学基礎
共通テスト得点率:90%
共通テストリサーチ結果(河合塾):A
共通テストリサーチ結果(駿台):D
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:未受験
私大併願情報:
早稲田大学政治経済学部経済学科(共通テスト利用):〇
慶應義塾大学経済学部(A方式):✕
明治大学商学部(共通テスト利用・6科目):〇
現役時受験大学:東京大学文科Ⅱ類
二次の得点開示:
総合:650/1000
英語:250/400
数学:216/400

高1・2

私は初め高校に馴染めず、グレて遊びに走ってしまったので本当に勉強時間はゼロでした。しかし高2の秋ごろから担任から喝を入れられ、少しずつ勉強するようになりました。数学だけは好きだったので『1対1対応の演習』や『マスター・オブ・整数』などを解いていました。また高1冬に単語帳を詰めて英検準1級に合格しました。

<勉強時間配分>
数学 80 英語 20 国語 0 社会 0
高3春~夏

高校生活を取り戻すべく文化祭に力を入れすぎてなかなか勉強できない日々が続きました。この頃映像授業の塾に入塾しましたが、必要以上に講座をとってしまい、終わらない量の講座を消費するためだけに時間を費やしていた記憶があります。そのため、自ら勉強計画が立てられる人間でなければ映像授業の塾に入るのはおすすめしません。カリキュラム的に講座を終わらせる必要があり、私は進みが遅かったので普通であれば7月中に終わるものが10月に終わりました。

<勉強時間配分>
数学 60 英語 40 国語 0 社会 0
高3夏~秋

上に続きますが、映像授業の講座をいかに早く終わらせるかに焦点を置いた勉強をしていました。講座を修了した証明にテストを受ける必要があり、それの処理速度が速くなる毎日でした。そんな調子なので夏から共通テスト模試の成績はまったく伸びず同級生に抜かされる日々が続きました。冠模試の点数はそこそこ伸びましたが形式の慣れからくるものが大きかったと思います。

<勉強時間配分>
数学 50 英語 20 国語 10 社会 20
高3秋~共通テスト

この時期は苦手な社会・国語の基礎が固まらないまま過去問や共通テストを解き進めていました。通史が終わっていなかったので一人で進め始めましたが、どう計算しても間に合わないのでほぼ諦めていました。古典単語もゼロでした。そしてこの時期なのにも関わらず友人や当時の恋人と遊び呆けていました。

<勉強時間配分>
数学 50 英語 20 国語 10 社会 20
高3共通テスト~二次試験

共通テストは東大志望にしては低すぎる8割弱をマークしたものの焦っておらず(多分半ば諦めていたんだと思います)当時入部していた部活動に顔を出したり、地元の大学受験しない友達や恋人と遊んでいました。2月に入ると焦りからようやく学校の先生による添削指導を受け始めましたが当然意味もなく、世界史の通史は冷戦前まで、地誌の勉強時間0、古文単語0の状態で二次試験に臨み2桁点の大差で東大に落ちました。

<勉強時間配分>
数学 20 英語 30 国語 10 社会 40
既卒春~夏

さすがに遊びきった現役時代を過ごしたので浪人時代は現役よりも真面目に過ごしました。この時期はどの科目も基礎固めに専念し、特に苦手だった社会国語を重点的に勉強していました。数学は『1対1対応の演習』と『文系数学の良問プラチカ』をこの時期に1周し終え、世界史・地理は通史と一問一答、『村瀬の地理』の通読を行い、英語は『鉄壁』を1周、国語も古文単語を覚えました。通っていた予備校の授業は英語のみに出席し、他の授業は出席せず自習していました。ですが勉強漬けの毎日というよりはプライベートと勉強が両立していた時期でした。浪人する方はこの時期にそこそこ遊んでおくことをおすすめします笑

<勉強時間配分>
数学 20 英語 10 国語 10 社会 60
既卒夏~秋

勉強のおかげで判定がみるみるうちに上がっていったので一番楽しい時期でした。9月頃から勉強一本に集中し始め、全てのバイトを辞め、遊びに行くとしても予備校の友達と散歩に行くのみになっていました。英語・数学は二次試験に基づく演習を繰り返しており、社会も論述の練習をし始めました。また現役の頃まったくやっていなかった模試の復習などを重点的に行ったことが成績が上昇した一番の要因だと思います。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 20 国語 10 社会 40
既卒秋~共通テスト

12月上旬まで二次試験の勉強に集中し、この日から切り替えるぞと決めて、その日以降共通テストの問題演習にのみ集中しました。そのころの1日のルーティーンとしては自習室に行き、演習した後20分間教科書と解説を並べて軽く復習を行い、各科目やりがちなミスや抜け落ちていた知識などをノートに記入し別の教科を演習するというのをひたすら繰り返し、予備校が閉まる時間に帰途に着き、寝る前に1日の復習をして寝るという感じでした。この時期の演習は自分の弱点を見抜くためのものなので、点数に一喜一憂せず宝物を集めるイメージで弱点を集めることが大切です。

<勉強時間配分>
数学 15 英語 25 国語 25 社会 35
既卒共通テスト~前期試験

この期間に自分の悪いところが全て出てしまいました。取った事のない9割を本番で取ることができ、リサーチが軒並みA判定だったので油断してしまい、1月中は数学とゲームに熱中していました。さすがにまずいと思い2月から二次試験の演習を再開しましたが共通テスト直前の勢いは戻らず、確実に受かるというラインまでは上げることができず落ちてしまいました。前期試験が終わったあとはようやく大好きな数学ができるということで後期の過去問5年分を解きました。9割を切ることはなかったのでめちゃくちゃ油断してしまったためケアレスミスを頻発してしまい、最低点スレスレで合格を頂きました。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 25 国語 25 社会 25
既卒前期試験~後期試験

数学はひたすら過去問をやっていました。そして、自分が間違えた箇所を全てまとめたノートを作っていました。英語は、長文を2回ほど解いたあと飽きてしまったため、英作文をひたすら解いて添削していただいていました。数学と同様に、ノートにミスを書き込んでいました。

<勉強時間配分>
数学 80 英語 20
全体を通して

この合格体験記を読んでいる方は現役生・浪人生どちらもいると思いますが、両方に共通して言えることとしてはひたすら計画的に、そしてメリハリをつけて決して油断せずに勉学に励むということです。この体験記が合格体験記なのか不合格体験記なのかは分かりませんが、皆さまの力になることを願ってやみません。皆さまの合格をお祈りしています。

D・Mさんの合格体験記
プロフィール

学部:SDS学部
現役or既卒:現役
出身高校:東京・私立
社会選択科目:倫理、政治・経済
理科選択科目:物理・化学
共通テスト得点率:86%
共通テストリサーチ結果(河合塾):E
共通テストリサーチ結果(駿台):E
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:未受験
私大併願情報:
早稲田大学創造理工学部経営システム工学科:〇
前期受験大学:東京大学理科Ⅰ類
二次の得点開示:
総合:783/1000
英語:180/300
数学:435/500

高1・2

受験勉強を高3の行事が終わってから(5月ごろから)始めれば良いと考えていたので、この時期は受験勉強なんてほぼ考えず、たまにある試験勉強で好きな数学と英単語くらいしか勉強していませんでした。

<勉強時間配分>
数学 80 英語 20 国語 0 理科 0
高3春~夏

5月までは学校の行事がありとても忙しく勉強する時間なんてありませんでしたが、高3の春から塾(英数物化)に通い始めました。この時期は塾の宿題を終わらせ授業に追いつくために必死だったと思います。特に理科や数Ⅲなどは学校の授業なども聞いたことがなかったので知らないことばかりでたくさん吸収しようと必死でした。実際この時期に数学や化学を勉強するのが好きになり、そのおかげで安定した成績が取れていたと思います。

<勉強時間配分>
数学 40 英語 20 国語 0 理科 40
高3夏~秋

この時期から演習や模試などが始まり自分の位置が明確になってきました。数学や理科は好きで勉強していたこともあり割と上位の成績をキープすることができていましたが、英語は毎回クラス最下位でした。このあたりでもう英語で点数を取るのをあきらめ、数物化で点数を取ろうという方向性に決まりました。特に化学は安定していてとても自信があったので物理もそのレベルに持っていきたいと考え始めました。

<勉強時間配分>
数学 50 英語 10 国語 0 理科 40
高3秋~共通テスト

秋はほぼ数物の演習に費やしていたと思います。塾の本番レベルの演習で英語は40/120前後の範囲にいたのですが、数学は65/120、物理化学は35/60は少なくとも取れるようになっていて精神的にも安定していました。また冬になり共通テストが近づき始めこのあたりで文系科目の勉強をしなければと思い、倫理、政治・経済や国語の対策をし始めました。倫理部分は人間として特に点数を取らなければと考えていたので過去問は10年ほど見てわからない・知らない所をまとめました。

<勉強時間配分>
数学 0 英語 0 国語 50 社会 50
高3共通テスト~前期試験

共通テストで国語が想像以上にうまくいき目標点数の85%を取れたのでとても気分が良かったです。志望校決めなどもありましたが、共通テストの出来が良かったので予定通り、前期は東京大学理科一類、後期は一橋大学SDS学部に出願しました。ただ結局勉強はしませんでした。

<勉強時間配分>
数学 45 英語 10 国語 0 理科 45
高3前期試験~後期試験

前期試験が終わった後はやっと受験から解放されたのだと遊んでいました。本番では物理と英語のリスニングで焦って何も手につかない状態になってしまったので、正直合格していたらラッキーくらいに思っていました。前期の発表が10日の12時に終わり落ちていたことを知ってから後期試験の勉強を始めたのですが、12日に後期試験があるのでそこの2日間は本当に時間がなかったです。過去問を見たところ数学を5完すれば受かると思ったので、数学の過去問を2日間で5年分解きました。英語は一応問題を見ていました。

<勉強時間配分>
数学 75 英語 25
全体を通して

結果数学は5完とはいきませんでしたが運良く4完1半でうまくいった感じになりました。本当に良かったです。受験生時代、浪人への忌避感は本当になかったので別に浪人しても良いと思っていたのですが、今考えると浪人しなくて良かったと思います。 これを読んでいる皆さんはもちろん前期合格を狙っていると思うのでそれに向けてのアドバイスになりますが、①英語を頑張りましょう②過去問を解きましょう の2つに絞られると思います。英語は特にリスニングが嫌で一切やっていなかったのですが、本番は本当に焦るので得点源にしておいて損はないです、嫌でもやりましょう。また、過去問を解かずに見ておけば大丈夫みたいな感情を抱くかもしれませんが(前期の国語や私立や後期の英語で計3回感じたからこれは多分ガチ)絶対に解いておいたほうが時間配分などもわかって良いと思います。 最後まで読んでくださってありがとうございます、皆さんの合格を祈っております。

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