くじけそうな君へ
行き詰まったとき
S・Mさん
私は勉強で行き詰まった経験が何度もあります。たくさん勉強したのに模試の成績が下がったとき、勉強しなきゃいけないのにSNSで時間を浪費したとき、推薦入試で自分より先に友人の進学先が決まったとき、先生に自分の進路を否定されたとき、などです。
「自分はどこの大学にも受からないのではないか?」「受験生活に終わりは来るのか?」と本気で不安になる人も多いと思います。受験に迷いを感じたら、自分の考えを外に出して発散することが大切です。涙を流してもいいし、紙に一人で書きだしてもいいし、友人や家族に愚痴ってもいいです。
とにかく自分の中のもやもやが外に出ると自分の悩みの規模がわかって、心が落ち着くと思います。そして、自分の行き詰まっている原因と向き合い、その解決を目指して勉強をしましょう。行き詰まりから脱出する一番の近道です。つらい受験生活は、楽しい大学生活への壮大なフリだと思いましょう!
S・Kさん
行き詰まり、病み期。こうした経験をする受験生は多いと思います。
私の場合、高3の秋ごろだったと記憶しています。他の大学と一橋のどちらが良いのか、いわゆる「現役ブースト」があるのかどうかなどで悩み、受験そのものに対してかなりネガティブになっていました。
そんな時に支えとなったのは友人や家族、学校の先生などでした。親身に寄り添ってくれたことには感謝してもしきれません。今行き詰まりを感じている受験生は身近な人に相談すれば少なからず心が軽くなると思います。
行き詰まりを感じている受験生にもう一つ。模試や過去問の結果の良し悪しはあくまでも指標の一つにすぎません。受験は自分との戦いという言葉を耳にしたことはありませんか?自分との戦いに勝ち切ること、つまり自分の努力に絶対の自信を持てるかどうかが受験では一番大事です。
共通テスト後
K・Sさん
自分も共通テストの1日目が終わった時は正直モヤモヤしていました。ミスもあったし、思ったより取れませんでした。でも、そこで落ち込んで2日目まで引きずったら本当に終わると思い、気持ちを切り替えることにしました。
点数のことは一回忘れて、今できることだけに集中しました。完璧ではありませんでしたが、2日目で持ち直したことで流れが変わったと思います。共通テストは一発勝負に見えて、意外と「切り替え力」も大事です。
たとえうまくいかなかった科目があっても、まだチャンスはあります。最後まで自分を信じて走りきってほしいです。
S・Mさん
冬休みに解いた共通テストパックでは足切り未満の点数をとり、時間の余裕がなさすぎて公共、政治・経済の勉強は共通テストの2週間前に始めました。共通テスト本番の点数もボーダーを下回り、中でも数学Ⅰ・Aは5割という結果でした。
そんな私でも最後まで諦めずに勉強を続けました。落ち込むのは「合格したい」気持ちの表れです。でも、ここでくよくよしていてはライバルに差をつけられてしまいます。一橋は二次試験の点数が勝負です。ご飯を食べて、お風呂に入って、寝て、気持ちを切り替えてまた勉強を始めましょう。共通テスト後に気持ちが緩んでしまわないように注意してください。
自分の弱点と向き合い続ければ、学力は最後まで成長します。もちろん、学力が合格ラインに届くかどうかは誰にもわかりません。だからこそ、「この道で行く」と決めたら、自分の選んだ道が正解だったと思えるように行動しましょう。