一橋大学受験生応援WEB
by 一橋祭運営委員会

共テ科目アドバイス

国語
共通テストの国語は問題形式に癖があるので、まずは時間配分を確認しつつ、たくさん問題演習をすることが大切だと思います。解く順番は、漢文→古文→実用的な文章→現代文(論説)→現代文(小説)がおすすめです。漢文・古文は、基礎基本の組み合わせで解くことができる分野なので、落ち着いて満点を取りに行きましょう。実用的な文章も同様です。ここでいかに時間を無駄にせず、現代文に回せるかがポイントです。現代文は、文章中の情報を整理しながら読み進め、傍線部に当たったら設問の要求を確認し、傍線部と傍線部前後の論理関係を分析して、文章中から根拠拾い(2ポイント把握が多い)をするのが良いです。文脈に依存して解いたり、情緒的な解き方をしたりするのは、あまりおすすめできません。明確に根拠を拾う練習として、現代文の選択問題を80字の記述問題として解くのもおすすめです。
数学ⅠA・ⅡBC
私は数学の勉強法として『数学重要問題集』をひたすら解いていました。高3の春までまともに勉強しなかった私は、学校で一斉購入したこの問題集を高3の春から夏の終わりまでに5周しました。1周目は解けない自分が恥ずかしくなるほどまったく手が動きませんでしたが、まずは答えを見て、解法を覚えるところから始めました。数学はある程度のレベルまでは暗記科目です。まずは解法のパターンを数多く知ることが大切だと思います。私は知らなかった解き方や手が止まったところをひたすらノートにまとめていました。その結果、共通テスト模試の成績はみるみる伸びていき、過去の共通テストの数学も高い点数が取れるようになっていました。共通テストの数学は時間との勝負です。厳しい時間制限の中でも、最後に見直しやミスの修正をする時間を確保することが重要だと思います。演習量をこなせば自然に解く時間が短くなるので過去問を解く時はあえて10分ほど短い時間制限で解くことがおすすめです。応援しています。頑張ってください!
英語リーディング
私は高3の12月から共通テストの過去問を週1のペースで解き始めました。それまでは二次試験対策に専念していて、それを通して積み上げてきた学力の甲斐もあり、共通テストの過去問は最初から8割近く取ることができていました。また、学校で受けていた共通テスト模試の経験も役立っていたのだと思います。もちろん、共通テスト特有の形式には慣れも必要です。例えば、私は大問ごとに設問と本文のどちらから読むかをあらかじめ決めていました。それと同時に、文章は基本的に最初から最後まで読むようにすることも意識していました。また、私は苦手科目を補うために本番では得意科目の英語で9割以上を取ることを目標にしていましたが、8割台で停滞した時期もありました。その時には、よく間違える大問を自ら把握し、共通テスト対策用の問題集でその大問を4回分集中的に解くことで対策を進めていきました。また、演習後は必ず点数・反省点・改善方法をメモ用紙に記録し、試験前に見直すようにしていました。そして、共通テストの直前期には1回通して解いたことで、自信をつけて本番に臨むことができました。
英語リスニング
読むと理解できる英文でもなぜか聞くと理解できないというのがリスニングの難しい点です。私がおすすめするのは、内容のわかっている文章を何度も聞くことです。その過程で論理を接続する語がどのように使われているのか、いつも読んで理解している単語やフレーズがどのように聞こえるのかを確認していき、リスニングの理解力をリーディングレベルまで持っていくことが理想です。具体的には、学校の教科書で読んだことのある部分を論理の展開に注意しながら聞くと良いと思います。また、リスニングに苦手意識のあった私は、ラジオ英会話の講座の教材を習慣的に聞いていました。ここでは日本語の解説があってわかりやすく、いくつかのアドバイスを得ることができました。
世界史
共通テストの世界史の特徴は、細かい知識をあまり必要としない点です。基本的には教科書レベルの内容をしっかり理解していれば対応できます。私は、世界史に関しては過去問を大量に解く必要はないと思っています。もちろん資料を読み取る問題が多く、解答に時間がかかるため、時間配分に慣れることは重要です。しかし、過去問を数多くこなすよりも、基本的な知識の抜けを確認して補強する方が効果的だと思います。また、私は年号の暗記を後回しにしてしまったことを後悔しています。共通テストでは、重要な出来事の年号や大まかな時代の流れを把握していれば解ける問題がほとんどです。しかし、私は年号を覚えるのが苦手で十分に行えませんでした。その結果、年代を問う問題で苦戦しました。細かい出来事の年号まで覚える必要はありませんが、主要な出来事の年号や、細かい出来事が何世紀の前半・後半頃のものなのかは押さえておいた方が良いと思います。
日本史
共通テストの日本史対策では、単なる用語の丸暗記ではなく、歴史の「流れ」と「つながり」を理解することを意識しました。具体的には、出来事の年号や経緯だけでなく「その出来事が後の時代にどう影響したか」、さらには登場する人物ごとに「時代背景」や「関わったほかの政策」にいたるまで網羅的に整理しました。このようにして記憶のフックを増やしておくことは、本番の選択肢で迷った時の判断材料としてとても役立ちました。時には、ネットで歴史上の面白いエピソードや豆知識を読むのも効果的でした。教材はあれこれ手を出すのではなく、学校のプリントや手元の教材に取り組みました。その際、覚えたつもりで終わらせず、完璧になるまで反復しました。本番1か月前から共通テスト形式の演習に入りましたが、大切なのは解いた問題の数よりも毎日少しでも日本史に触れ続けることだと思います。この継続が共通テストでの満点獲得にも繋がり、結果として一橋の二次試験にも通用する土台となりました。
地理
地理は、知らない統計が出題されたらその問題は解けないと思いがちですが、統計がわからなくても一貫した性質があることに気付けば、問題は簡単に解くことができます。特にその国の地理的要因、地域の文化的要因を覚えることで、推測がしやすくなります。そして、間違えた原因の分析が大事です。問題を解く時に、なぜその選択肢を選んだのかを問題の横に書くと、推測の方法を間違えたのか、統計の暗記を間違えたのかが明確に認識できます。特に推測の方法を間違えていた場合、自分の習慣となっている誤った推測の仕方が発見しやすいです。また、過去問の数をこなし、継続的に勉強することも大事です。私は15年分の問題とその問題を単元ごとに分けたプリントを週3で学校の授業で解いていました。安定した点数を取り続けるのは難しい科目ではありますが、過去問の類題も本番で出題されるので、質の高い復習をすることで点数は伸ばせます!
公共、政治・経済
公共、政治・経済は地歴科目に比べて暗記量が少なく、基礎から着実に対策すれば高得点が狙えます!対策としてはまず参考書や教科書などで用語の意味や背景も含めてインプットし、その後過去問や予想問題で演習を積みましょう。その際、誤答の理由も含めて参考書などで確認すると理解が深まります。共通テストはグラフの読み取りなど思考力を問う問題が多いですが、知識で解ける問題も多いので語句の深い理解は必須です。旧課程の政治・経済の過去問も演習問題として使えるとは思いますが、当時と法律が変わっていることもあるので注意してください。また、公共の倫理分野は対策が後回しになりがちですが、高得点を目指すためには対策は欠かせません。公共の教科書などで基本的な用語程度は確認しておきましょう。
公共、倫理
夏休みに入る前までに教科書や講義系の参考書を1周終わらせて、全体像を掴めるといいと思います。倫理は思想家がとても多く、どの思想家がどんな思想を持っていたかが混乱してしまいがちなので、とにかく何度も教科書を読むなどして、整理していくことが大切です。また、例えばパスカル=「考える葦」など思想家に対して有名なキーワードを覚えているだけではあまり通用しないので、キーワードの意味や細かい思想も問題演習を通して覚えていくと良いと思います。自信があっても過去問をやると意外と点が取れないこともあるので、早めに過去問を解いてみるのがおすすめです!
生物基礎
生物基礎にはADPやATPのように紛らわしい単語や事柄が多く、正しい理解を前提にしつつ理科基礎の中で最も暗記が求められます。そのため、基本的な知識は参考書などで網羅し、遅くとも夏前には固めておく必要があります。そのうえで共通テスト対策問題集を秋ごろまでに2〜3周し、共通テストで頻出の問題に慣れましょう。過去問演習を始めたら、間違えたところや迷ったところをノートに全て書いておき、本番直前に見返すことをおすすめします。知識が抜けていたのか、計算を間違えたのか、前提を見落としていたのか、など自分の間違いの癖を見つけて本番も特にその部分を意識できるようにすると良いと思います。生物基礎は最後の1日まで伸ばせます、頑張ってください!
化学基礎
基本的には学校で配られる問題集や自分で用意した参考書、模試の問題などを最低でも3回解きなおして、自分の理解していないこと、知識として頭に入っていないことをピックアップし、その場で覚えたり、理解したりするのが良いと思います。特に計算問題は、計算することや求めることがどの模試、過去問でも同じなので、計算過程やなぜその計算方法を使うのかを理解しておくことが大事です。知識系の問題は、できるだけ細かい部分も頭に入れておけると良いです。余裕がない場合は、物質の性質といった基本的な知識は必ず覚えておくべきです。基本的な知識や理解があれば十二分に点数はとれるので、基礎を固めることが大事です。計算問題に関して言えば、本番で単位や有効数字で点数を落とすことがないように、普段問題を解くときからこれらを意識するのが良いと思います。
物理基礎
私は、夏休みには週に1回、12月からは週に3回、物理基礎を1時間勉強をしていました。まずは教科書、問題集を1周して公式の使い方を学びました。すぐに解けなくても、何度も図を書いて物体ごとに分析し、落ち着けば解けるという自信をつけるようにしていました。教科書を1周読んだら練習問題を8割まで解けるように復習をして、すぐに共通テストの過去問に取り組みました。復習の時は間違いの多い分野1つに絞って教科書を読み返し、用語や公式以外にも目を通してそれぞれの現象を説明できるように理解しました。定義の理解や、条件の意味の理解によって解きやすさが変わるので、教科書の音読がおすすめです!最初から教科書を理解しようとするよりも、計算が解けるようになってから教科書を読み込むことで、理解度が増します。予想問題も最初は5割程度の点数でしたが、解説を読んで「条件の違いによって計算式にどう変化が起きるのか」を明確にしたことで、安定して9割を取れるようになりました。複雑な問題は、要素を分割して書き出すのが大事です。試験本番は問題用紙が配られてから30分ほど待機の時間があるので落ち着いて頑張りましょう!
地学基礎
地学基礎は暗記量こそ比較的少ないものの、気象、天文、地質など多岐にわたる分野の「現象のメカニズム」を本質的に理解することが求められます。まず対策の基礎として、教科書と図説を徹底的にリンクさせる学習を行いました。文字情報の暗記に頼らず、地球の内部構造や天体の運行、エルニーニョ現象などの仕組みを図やグラフとして頭の中に描き、白紙に自分で再現できるようになるまで繰り返しました。次に、共通テスト特有の「初見のデータやグラフの読み取り問題」に対応するため、過去問や予想問題集をフル活用しました。単に正誤を確かめるだけでなく、選択肢のどこが間違っているのかを全て根拠を持って説明できるようになるまで復習し、論理的な思考力を養いました。共通テストの膨大な図表問題に動じないよう、計算問題のパターン化と、基礎知識を瞬時に引き出す「アウトプット中心」の演習に重点を置きました。
情報
情報は共通テストの中でも新しい教科のため何を勉強すれば良いのかわからなかったり、学部によっては圧縮後の点数がほかの教科に比べて高かったりと不安な点も多いと思います。情報には大まかに知識を問われる問題と自身で考える問題の2種類があり、知識に関しては学校などで配られる参考書で勉強を進めれば問題なく解けるようになります。この部分で失点を抑えることが高得点を取るためには大事になってきます。また、プログラミングなどの論理的思考を問われる問題については形式に慣れることが重要です。過去問や模試などを通じて解き方を理解しましょう。情報は過去問が2年分しかないので、演習量が足りないと思う場合は、予想問題や2025年度以前にあった共通テストの情報関係基礎の過去問に取り組むのもおすすめです。本番では見慣れない問題が出題されることもあると思いますが、落ち着いて考えてみてください。難しい問題はきっとほかの受験生も解けません。過度に心配しなくても大丈夫です!
戻る