第56回一橋祭

【新入生必見!】ver.2025 委員の履修解説【SDS学部編】

はじめに

新入生の皆さん、こんにちは! 一橋大学への合格おめでとうございます! 一橋祭WEBマガジン編集長のしあるです。

新入生の皆さんは新たな生活を目前にして、きっとさまざまな不安や悩みを抱えていることと思います。その中でも特に履修登録は大きな悩みではないでしょうか? 高校時代には無かった仕組みですし、いざ始めようとなっても複雑で難しそうですよね。

委員の履修解説シリーズではそんな新入生の皆さんに向けて、新2年生委員に履修のアドバイスを聞いていきます。きっと参考になるはず!

今回はSDS学部編です! 他学部の履修解説を知りたい方は以下のリンクから!

https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/tag/委員の履修解説

※これらの意見は2024年度のものです。最新情報は大学公式WEBページのCELSに掲載されていますので、そちらも併せてご確認ください。

履修の基礎知識

委員の声に移る前に、まずは基礎知識を確認しましょう。

進級・卒業には必要単位数が存在し、まずはこれを満たすことを目標に各々履修を組んでいきます。

基本的に、1つの授業につき得られる単位は2単位です。基本的に単位は〈単位数=コマ数/週×学期数〉で計算されるのですが、大抵の授業は2学期間にわたって週1回、または1学期間に週2回で開催されるため、結果的にほとんどの授業は2単位になります。

代表的な例外としては、1年生必修の語学クラスPACEは春夏学期開講の「PACEⅠ」、秋冬学期開講の「PACEⅡ」それぞれで4単位ずつ得られます。また、社会学部の必修科目である「スポーツ方法」など、1単位しか得られない授業も一部存在します。

また、進級・卒業要件は単に単位数だけでなく、科目ごとの単位数指定が存在します。そのため、履修を考える際には授業の数だけでなく、種類にも気を配る必要があるのです。

注意事項として一橋大学には「CAP制」という制度があり、1年に取れる単位数の上限が44単位と決まっています。ですので1年次の春夏学期では22単位前後を目安に履修を考えていきます。

頭がこんがらがってきますよね。でもご安心を。次の項から、昨年同じ道を通った先輩のアドバイスを掲載していきます!

委員の履修例

こちらは春学期の履修例です。

1SDS入門Ⅰ情報リテラシーAI入門
2社会科学入門(法学)線形代数Ⅰ微分積分Ⅰ
3スペイン語初級(速習)ⅠPACEⅠ社会科学入門(会計学)
4PACEⅠ
5

オンデマンド授業:社会科学入門(社会学)・英語(リーディング・基礎強化)Ⅰ

※赤字は必修授業です。

春夏学期の履修について

僕の時間割を見ていただければ分かるように、SDS学部は必修授業がとても多いです。これらは自動で履修登録されます!
SDS学部の方はまず最初にどの社会科学入門を履修するかを考えましょう! 進級には「経営学・経済学系科目」、「法学・政治学・その他の社会科学系科目」の2つからそれぞれ最低2単位、合計で8単位取得する必要があります。僕の場合は春夏学期に社会学・会計学・法学を取りました。(秋冬学期に経済学を取り合計8単位にしました。)
どの社会科学入門を履修するかを決めたら、次に外国語について考えましょう! 進級には6単位、卒業には8単位必要です。これに関しては興味のある言語を履修しましょう! 英語科目を履修するもよし、第二外国語を履修するもよしです!
以上のプロセスを踏むと大半の方は22単位程度になると思います。もちろんもっと履修しても構いませんが、SDSの授業はテストが多く、テスト期間中は忙しくなるのでそのことを加味しながら履修を組んでみてくださいね✨

おすすめの授業

授業名:社会科学入門(法学)

この授業は法学部以外の学生が法律を学ぶための科目です。そのため六法全書を開いて勉強をするという授業ではなく、「法の機能とは何か」、「法の適用と解釈」、「法の歴史」など法律の基礎的な知識、考え方について学ぶことができます。講義では先生が身近な例を持ち出して、法律について考える糸口を与えてくれます。ほとんどの講義でグループワークが行われるので飽きずに授業を受けることができますよ! 授業の最後には書評課題が課されます。自分の興味のある分野と法律の重なり部分についての本を読み、それについて書評をします。自分の興味のある分野を今までとは別の視点で見ることができ、さらに理解を深めることができるようになります。

おわりに

今回の記事はこれで終わりです。いかがだったでしょうか。履修登録は大学入学後最初の関門と言われることもあるほど複雑で、かなり大変です。ですが、この登録を乗り越えればついにキャンパスライフの始まりです! 大変だとは思いますが、この記事も参考にしながら頑張ってください!

委員の履修解説シリーズは学部別に5本投稿しています。他学部の記事でもおすすめ授業は参考になると思いますので、気になった方はぜひぜひチェックしてみてください!

また、一橋祭運営委員会では、4/2(水),3(木)にZoom上で履修相談会を開催しています。委員と1対1で履修について相談できる機会になっていますので、こちらもぜひぜひご活用ください! 詳細はこちらのリンクから確認できます!

https://ikkyosai.com/shinkan/56/event#course

といったところで今回の記事を締めくくりたいと思います。

一橋祭WEBマガジンでは履修解説のほかにも新歓に関するさまざまな情報を掲載しています! 気になった方は以下のリンクから!

https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/category/新入生向け

ここまで読んでいただきありがとうございました! 次回の記事もお楽しみに!