新入生の皆さん、こんにちは! 一橋大学への合格おめでとうございます! 一橋祭WEBマガジン編集長のしあるです。
新入生の皆さんは新たな生活を目前にして、きっとさまざまな不安や悩みを抱えていることと思います。その中でも特に履修登録は大きな悩みではないでしょうか? 高校時代には無かった仕組みですし、いざ始めようとなっても複雑で難しそうですよね。
委員の履修解説シリーズではそんな新入生の皆さんに向けて、新2年生委員に履修のアドバイスを聞いていきます。きっと参考になるはず!
今回は法学部編です! 他学部の履修解説を知りたい方は以下のリンクから!
https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/tag/委員の履修解説
※これらの意見は2024年度のものです。最新情報は大学公式WEBページのCELSに掲載されていますので、そちらも併せてご確認ください。
委員の声に移る前に、まずは基礎知識を確認しましょう。
進級・卒業には必要単位数が存在し、まずはこれを満たすことを目標に各々履修を組んでいきます。
基本的に、1つの授業につき得られる単位は2単位です。基本的に単位は〈単位数=コマ数/週×学期数〉で計算されるのですが、大抵の授業は2学期間にわたって週1回、または1学期間に週2回で開催されるため、結果的にほとんどの授業は2単位になります。
代表的な例外としては、1年生必修の語学クラスPACEは春夏学期開講の「PACEⅠ」、秋冬学期開講の「PACEⅡ」それぞれで4単位ずつ得られます。また、社会学部の必修科目である「スポーツ方法」など、1単位しか得られない授業も一部存在します。
また、進級・卒業要件は単に単位数だけでなく、科目ごとの単位数指定が存在します。そのため、履修を考える際には授業の数だけでなく、種類にも気を配る必要があるのです。
注意事項として一橋大学には「CAP制」という制度があり、1年に取れる単位数の上限が44単位と決まっています。ですので1年次の春夏学期では22単位前後を目安に履修を考えていきます。
頭がこんがらがってきますよね。でもご安心を。次の項から、昨年同じ道を通った先輩のアドバイスを掲載していきます!
こちらは春学期の履修例です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | 導入ゼミナール | ||||
2 | 法と社会 | フランス語初級(総合)Ⅰ | 法と社会 | フランス語初級(総合)Ⅰ | |
3 | 実定法と社会 | 英語(LL)Ⅰ | 実定法と社会 | ||
4 | PACEⅠ | ||||
5 | PACEⅠ |
オンデマンド授業:経済史入門
※赤字は必修授業です。(第二外国語は必修)
法学部は選択必修が多く、日本の法律を学びたい学生と国際系の法律を学びたい学生でかなり時間割が変わります。前者は対面が多く、出席がない授業が多い代わりにテストの比重が大きい授業が多いため、期末が大変になります。後者は授業によって形態がさまざまであり、対面でテストの占める割合が大きい授業もあれば、リアクションペーパーやレポートの比重が大きい授業もあります。また、法学部は英語のほかに第二外国語が必修なので、PACEとあわせて最低週4コマ言語の授業が入ります。
授業名:法と社会
出席がない代わりに期末テスト100%ですが、4人の先生が3回ぐらいずつ授業を担当するため、テストも比較的広く浅くのような感じです。教科書はなく、毎回レジュメが出るので、期末テスト対策もレジュメや過去問で十分である点もこの授業の良い点です。授業の時間も2限目なので、朝が弱い方でも比較的取りやすい授業だと思います。昨年度は英国法、中国法、日本法制史、法哲学の4つが扱われ、さまざまな分野に触れられてとても興味深かったです。法学部に入りたてでいろいろな分野に触れてみたい方に特におすすめです!
今回の記事はこれで終わりです。いかがだったでしょうか。履修登録は大学入学後最初の関門と言われることもあるほど複雑で、かなり大変です。ですが、この登録を乗り越えればついにキャンパスライフの始まりです! 大変だとは思いますが、この記事も参考にしながら頑張ってください!
委員の履修解説シリーズは学部別に5本投稿しています。他学部の記事でもおすすめ授業は参考になると思いますので、気になった方はぜひぜひチェックしてみてください!
また、一橋祭運営委員会では、4/2(水),3(木)にZoom上で履修相談会を開催しています。委員と1対1で履修について相談できる機会になっていますので、こちらもぜひぜひご活用ください! 詳細はこちらのリンクから確認できます!
https://ikkyosai.com/shinkan/56/event#course
といったところで今回の記事を締めくくりたいと思います。
一橋祭WEBマガジンでは履修解説のほかにも新歓に関するさまざまな情報を掲載しています! 気になった方は以下のリンクから!
https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/category/新入生向け
ここまで読んでいただきありがとうございました! 次回の記事もお楽しみに!