学習アドバイス

私大受験体験記

併願校/合否

・慶應義塾大学経済学部 ◯
・慶應義塾大学商学部 ◯
・早稲田大学政治経済学部(共通テスト利用) ◯
・早稲田大学社会科学部(共通テスト利用) ◯
・上智大学経済学部(共通テスト利用) ◯

併願校対策について

偏差値がほどよく、就職実績がよいこと、東京近郊に立地していることなどを基準に併願校を選びました。
慶應と早稲田は一橋に落ちたら入学するつもりでした。そこで仮面浪人をするつもりもありませんでした。
私大対策としては、慶應は各学部過去問5年分(合計10年分)を解きました。3年分で十分でしたが、志望度が高かったため、念の為、赤本に載っていた5年分を全て解きました。2月からは慶應の過去問を解くことが勉強の中心になりました。しかし、5年分を解くのにかなりの時間がかかってしまい、第一志望の一橋の対策に支障が出てしまいました。経済学部の小論文は高校の先生に添削していただきました。
私大の共通テスト利用を使いたかったため、共通テスト対策は入念に行いました。

併願校/合否

・明治大学商学部(共通テスト6科目利用) ✕
・上智大学経済学部経済学科(共通テスト併用・数学) 〇
・立教大学経済学部(一般・英検利用) 〇

併願校対策について

併願校決定で意識したのは、一橋の試験との間にある程度日程の余裕を持たせ、科目数を最小限に抑えるということです。上智と立教は2月初旬に試験があったため、二次試験に向けて十分に時間をとることができ、英検による試験免除・加点もあったため科目数を減らすことができました。また共通テストの対策はそれほど多くはしていなかったので共通テスト利用を多く受験することは避けました。
私大は浪人を避けるという目的で受験していたので対策もほとんど行っていませんでした。対策としては試験の5日前程度から過去問を3年分ほど解いて傾向を確認し、合格点に達していれば加えて問題を解く必要はないと考えていました。

併願校/合否

・早稲田大学法学部(共通テスト利用)〇
・明治大学法学部(共通テスト利用)〇
・中央大学法学部(4教科型・3教科型)〇
・立教大学法学部(数学利用)〇
・早稲田大学法学部(一般)棄権
・慶應義塾大学商学部(一般)棄権
・成蹊大学法学部(一般)棄権
※早慶の一般入試は早稲田の共通テスト利用の結果が先に出たので棄権。

併願校対策について

併願先は各大学のパンフレットで雰囲気や入試形態の相性を見て絞り、入試日程を考慮して受験方式を決めました。共通テストが苦手だったので、私大は一般選抜で受かることを想定していました。塾の先生にすすめられて早期に入試がある成蹊大学も出願しましたが、直前に不要に感じ入試には行きませんでした。早稲田と中央は第2・第3志望なので本気で受かりたいと考えていました。慶應は小論文を避けるため商学部に出願しましたが、法学部志望なので乗り気ではない出願でした。それ以外は、対策なしでも受かればいいなという感覚でした。
結果、2月まで私大対策の時間がとれず、中央と立教の過去問を1年ほど見ました。共通テストで手応えがあり、早めに一橋だけの対策に変えたのも私大対策が薄くなった要因です。
私大も確実に受かりたければ計画性が大事ですが、大学に何個受かっても行く身体は1つなので思い切って早めに一橋の対策に絞れて良かったと思います。

併願校/合否

・早稲田大学文学部 ✕
・上智大学文学部(TEAP利用)✕
・明治大学政治経済学部 〇
・青山学院大学地球社会共生学部(全学部)〇
・上智大学文学部(共通テスト利用)〇
・明治大学情報コミュニケーション学部(共通テスト利用)〇
・明治大学文学部(共通テスト利用)✕
・立教大学文学部(共通テスト利用)〇

併願校対策について

私は一橋に落ちた場合もう1年頑張ることは考えていなかったので、私大の中でもチャレンジ校だけでなく興味のある学部が設置されている実力相応校も受験しました。
出願ミスや共通テストリサーチの結果から直前で受験校を変更したため、最終的に私大の対策は共通テスト後から開始しました。実力相応校には絶対に合格したかったので過去問は5年分解きました。吸収できることも多く、一橋対策の息抜きにもなりました。チャレンジ校に関しては受かればいいな〜くらいの気持ちでいたので逆に対策が手薄になってしまい、過去問は3年分くらいしかできませんでした。絶対に一橋に受かりたいという思いがあったので一橋対策と併願校対策の勉強量の比は7:3くらいでした。

併願校/合否

・慶應義塾大学経済学部 ✕
・慶應義塾大学理工学部 ✕
・早稲田大学理工学部 ✕
・上智大学理工学部 〇
・東京理科大学理工学部(共通テスト利用)〇

併願校対策について

僕は理系なので、偏差値が上の理系の学部を受けました。1つは合格が欲しかったので、上智・東京理科まで受験しました。また、慶應経済は英語・数学・小論文のみで受けられるので受験しました。
正直、一橋に確実に受かると考えており、併願校に対するモチベーションは0に等しかったので、慶應・早稲田それぞれ理工学部の過去問は購入したものの、一通り問題形式に目を通す程度しか行いませんでした。今となっては、一橋に受かっていなかったらと考えると血の気が引けます。
SDS学部を受験すると決めている受験生には、理系を受験することはあまりおすすめしません。新たに数Ⅲの対策をしなければならないことに加え、理科を二次試験レベルに上げなければならないので、時間を大きく食われるからです。
そこで、慶應経済・早稲田政治経済などがおすすめの併願校として挙げられます。なぜなら、これらの学部は英語・文系数学・小論文のみの対策で済むため、SDS学部の対策と並行して勉強を進めることができるからです。