合格体験記

推薦合格体験記

I・Sさんの場合

プロフィール

     

学部:経済学部
出身高校:東京・公立
社会選択科目:日本史・地理
理科選択科目:生物基礎・地学基礎
共通テスト得点率:82%
共通テストリサーチ結果(河合塾):C
共通テストリサーチ結果(駿台):C
河合オープン判定:未受験
一橋本番レベル模試(東進、秋)判定:D
私大併願情報:
中央大学法学部(共通テスト3科目利用)〇
明治大学法学部(共通テスト3科目利用)〇
立教大学法学部(共通テスト3科目利用)〇
上智大学法学部(共通テスト3科目利用)×
中央大学法学部(一般入試3科目)×
上智大学法学部(共通テスト併用)〇
早稲田大学政治経済学部 棄権
早稲田大学法学部 棄権
早稲田大学商学部 棄権
慶應義塾大学商学部 棄権
※早慶は一橋の合格発表の後の試験だったため棄権
二次試験得点開示:
共通テスト圧縮後得点:201/250
二次試験のみ:490/500
合計得点:691/750

各時期の勉強時間配分

高1・2

受験勉強というよりも学校の勉強に力を入れていました。塾も、学校の勉強の補填的な役割を果たしてくれる個人経営の小さい塾に通う程度でした。また、水泳部部長と体育祭実行委員会を兼任しており、課外活動に追われる日々を過ごしていました。しかし英語だけはできる高校だったので、高1の冬に周りの流れで英検準1級を取得しました。

高3春〜夏

高3になり、6月にある体育祭に向けて体育祭実行委員会委員長になり、その活動をしていました。体育祭直後に英検1級を受けましたが、勉強不足で落ちました。しかし僅差で落ちたため、他の英語の資格試験なら推薦資格を満たせると思い、学校の先生の勧めでIELTSを受けることにしました。夏休みの最初の2週間を使って勉強し、IELTSoverall6.5を取得しました。

高3夏〜秋

資格取得後、夏休み中盤からは完全に一般の勉強に振りました。特に得意科目だった日本史と現代文に力を入れました。この時点でこの2科目は私大の過去問で合格点になるくらいまで仕上げました。数学は基礎から問題集を解き直し解法を頭に入れることに専念しました。しかし部活の引退が9月の中旬だったため、それまでは部活中心の生活を送っていました。

高3秋〜共通テスト

11月終盤までは二次試験の過去問と私大の過去問を8:2くらいの割合で解いていました。私大の過去問は、問題集の代わりにアウトプットの素材として自分の受けそうな大学のものを何大学か解きました。11月の共通テスト模試を境に、共通テスト対策に割り切って取り組みました。理科基礎が苦手でこの時期に急いで詰め込みました。

高3共通テスト〜推薦入試

共通テストでこけました。想定より30点ほど低く、推薦に出すか悩みましたが、学部を商学部から経済学部に変えて出願することにしました。この時期は推薦書類作成と面接、小論文対策をし、私大対策はほとんどしていませんでした。この時、初めて小論文に触れました。小論文は慶應経済のものを用いて対策し、面接は塾の先生に手伝ってもらいました。

全体を通じて

自分が本格的に勉強に移行したのが高3の秋だったため、スロースタートだったものの意外となんとかなるものだなと思いました。推薦入試は問題傾向が毎年変わったり過去問がなかったりと、情報がほとんどない状態で受けなければいけないため、受かったらラッキー程度に思っておくのが大切です。いつ一般入試に切り替えてもいいように準備をしておくのが良いかなと思います。今年は足切りの結果発表を間違えられるというハプニングが起きたり、昨年、一昨年と出題形式がガラリと変わったりとイレギュラーなことが多かったです。また、個人的には、推薦入試とその合格発表の間に私大受験を入れたのは、メンタル的に不安定な時期に受けることになり、無駄足に終わるのでやめた方がいいと思いました。 大学入試が人生の全てではないので、一生に一度の高校生活を全力で楽しむことを忘れないようにしてほしいです。