こんにちは! 一橋大学法学部3年のあばらばらです!
2024年11月22日(金)から11月24日(日)にかけて、第55回一橋祭が開催されました。
1月から8月頃にかけて、委員会が一橋祭当日に行った企画や取り組みについて「密着!一橋祭」と称して連載形式で紹介しております。
一橋祭を振り返りたいあなた、一橋祭運営委員会の普段の取り組みに興味のあるあなたは必見です!
前回はvol.5「学術系企画」編。
外部から講師を呼んだ講演会企画や、学生や教員による対談企画など、一橋らしい学術的な企画の数々を紹介しました!
前回の記事はこちらから!(https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/1458)
vol.6の今回は「装飾企画」編です!
今回は、一橋祭期間中に構内を彩り、キャンパスに非日常感をもたらす案内物・装飾物をご紹介します! 一橋祭では屋内から屋外のいたるところまで、計20個超の装飾物があります! 学園祭で大学の正門が彩られている様子は想像がつきやすいのではないでしょうか。一橋祭運営委員会は、キャンパスを綺麗にする装飾物だけでなく、来場者が構内を回りやすくなるような案内物にも力を入れています!
作成しているのは案内装飾分科会に所属する1年生です。各役職による紹介をぜひご覧ください。
ここでは、門装飾についてご紹介します!
門装飾担当は、西正門装飾とカウントダウン看板の制作を行う役職です。
まずは、西正門装飾を紹介します。西正門装飾は、一橋祭の玄関口である西正門の表と裏に装飾を施すものです。
昨年度、表側は一橋祭に引き込まれるような立体感のある装飾で彩りました。また、第55回一橋祭のテーマである「昼想祭夢」を意識したデザインになっています。「Welcome to IKKYOSAI」と書かれた横断幕で来場者を迎えました。
裏側は、来年も一橋祭に来てほしいという思いを込めて「See you again!」と書かれた横断幕を掲げ、水中をイメージした躍動感のあるデザインを施しました。
一橋祭当日は、多くの来場者に写真を撮っていただき、皆さんの印象に残る装飾物となりました!
次に、カウントダウン看板を紹介します。カウントダウン看板は、一橋祭が始まるまでの日数を表示し、来場者や学内生に一橋祭が近づいてくる高揚感を与えることを目的とした看板です。今年は東正門と西正門の両方に設置しました。表示される日数が減るたびに、一橋祭の開催が目前に迫っていることを実感していただけました。
西正門装飾もカウントダウン看板も、一橋祭の顔となる装飾物になりました!
ここでは、構内案内についてご紹介します!
構内案内担当とは、来場者の方が一橋祭をスムーズに回るために必要な案内誘導物を作成する役職です。第55回一橋祭で設置した案内物、そしてその他装飾物についてご紹介します!
まずは、特大マップについて紹介します。大学の西正門を抜けてすぐのところに縦3m×横9mのマップを設置しました。大学の地図だけでなく、建物の紹介やおすすめ企画の紹介も記載してあるため、一橋祭に訪れたばかりのたくさんの来場者の方々に見ていただけました!
次に立体交差看について紹介します。今年は大学構内3カ所に立体交差看を設置し、来場者が迷わないようにする役割を果たしました。また、下部に企画紹介を取りつけ、おすすめの企画もお知らせしました!
最後に「エリアカラースロット」の紹介をします。スロットの要領で出目を揃えて遊ぶことができるだけでなく、出目が構内のエリア分けのカラーを示していて来場者にそれを周知する役割を担っていました。一橋祭当日は多くの来場者に楽しんでいただきました!
ここでは、屋外装飾についてご紹介します!
屋外装飾担当とは、独創的な立体装飾物を作成し、キャンパス屋外を彩る役職です!第55回一橋祭では、計6個の屋外装飾物を作成しました。ここでは、その中から3つご紹介します!!
1つ目は「IKKYOSAIモニュメント」です。
第55回一橋祭のテーマ「昼想祭夢」に合わせたデザインを施し、一橋祭のランドマーク的装飾物として設置しました。多くの来場者の方に記念撮影のスポットとしても活用していただき、大変好評の装飾物でした!
2つ目は「フラワーカーテン」です。
こちらは、造花とガチャガチャのカプセルを吊るして作成しました。キラキラと輝きながら揺れる様子が魅力的な装飾物になっています! フラワーカーテンの前に立って、おしゃれで映える写真を撮影することもできます。一橋祭当日は子どもにも大人にも楽しんでいただけました!
3つ目は「傘並木」です。
こちらは、ビニール傘にプラスチック障子紙を貼り付けて作成しました。傘に施された四季折々のデザインが印象的な装飾物になっています!細部まで洗練されたデザインもポイントです。当日は太陽の光にも照らされて、美しさが際立つ装飾物になりました!
ここでは、ステージバック装飾についてご紹介します!
ステージバック装飾担当は、数々のイベントやパフォーマンスが行われるステージの背景を彩る役職です 一橋祭では全部で3つのステージが立ち、それぞれ違うデザインのステージバック装飾を制作します。それぞれ紹介していきます
まずは兼松前ステージのステージバック装飾です。
門をくぐってすぐにその様子が目に入ります。照明と相まってとても幻想的な雰囲気の装飾物になりました
次に法人本部棟前ステージです。細部までこだわり、洗練されたステージバック装飾に仕上がりました
エレガントなデザインがステージに立つ人を引き立てます
最後に体育館ステージです。雨天時に使用されるステージのため、当日は使用されませんでしたが、他の2つのステージとは雰囲気の異なる、迫力のあるデザインが素敵です
ここでは、屋内装飾についてご紹介します!
屋内装飾担当は、校舎の中を彩るさまざまな装飾物を作成する役職です!
第55回一橋祭では森をテーマにステンドグラス風装飾、階段装飾、切り絵、鳥籠などを制作しましたが、今回はその中から3つご紹介します!
まずはステンドグラス風装飾についてご紹介します!ステンドグラス風装飾は黒模造紙とカラーセロハンを用いて、まるで本物のステンドグラスのように校舎の窓を彩ります デザインから制作に至るまで担当が一番こだわって作る装飾物で、屋内装飾の目玉ともいえるものです!
こちらは本館の階段踊り場に設置されているステンドグラスの写真です。昼間は日光が差し込み、廊下に映る様子は本当に綺麗です!
こちらは西講義棟の渡り廊下を外から撮影したものです。2~4階のガラス窓全面に貼られており、まさに圧巻でした!輝く昼間の様子とは一変し、夜は月明りに照らされて静かな美しさがあります……
次に切り絵についてご紹介します。切り絵も担当が一からデザインし、校舎の壁を彩りました。1㎡サイズの切り絵から全長5mにわたる切り絵までその種類はさまざまです!
こちらは本館の壁に設置したものです。本館のレトロな雰囲気に合わせ、シルエットを使ったおしゃれな切り絵にしました。木についているのが花や葉っぱではなく蝶々なのもポイントです
こちらは講義棟2階の廊下に設置したものです。壁に貼るのではなく手すりにぶら下げることにより、平面的なイメージのある切り絵に立体感をプラスしました。葉っぱの数は計100枚以上あり本物のジャングルみたいです!
そして最後に鳥籠をご紹介します。なんとこの鳥籠は全て画用紙で作成しました! 画用紙で鳥籠……?というと想像がつきにくいと思いますが、画用紙ならではの繊細なデザインの小鳥と鳥籠が出来ました 絵本の世界のようなかわいい小鳥です!
こちらがその写真で西講義棟階段の吹き抜け部分に設置しました。階段を上っていくと小鳥と目が合うようになっています
ここでは、子ども企画についてご紹介します!
子ども企画担当は、毎年東キャンパスで行われている子ども向けの企画を担当します!
昨年度は「おもちゃの王国」というテーマで企画を実施しました!
子ども企画は、主に箱型のアスレチックを指す「ハウス」と子ども達に楽しんでもらえるようなさまざまな企画を指す「オリジナル企画」の2つに分かれています。
まずは「ハウス」についてご紹介します! 3部屋の箱型になっていて、中にはたくさんのギミックが施されており、ハシゴを上って最後には滑り台を滑ります。おもちゃの王国の街並みを意識したデザインに子ども達は大はしゃぎの様子でした!
中でも一番人気だったのは玉座でした! こちらは一から工作したものになっていて、大人が座っても大丈夫なように設計されています。たくさんの親子がこの玉座で写真を撮っていました!
次は「オリジナル企画」についてご紹介します! 今年は、プラ板作り・シャボン玉遊び・缶倒し・アーケードゲームの4企画が行われました。どの企画もたくさんの子どもが楽しそうに遊んでいました!写真は缶倒しの様子です!
今年の子ども企画には3日間で合計1500人以上の子どもたちが来場してくださり、大盛況の様子でした!子どもの笑顔が絶えない素敵な企画となっていました!
いかがだったでしょうか?
これらの装飾物は毎年一橋祭運営委員会の1年生が半年かけて制作しています。キャンパス内を一橋祭一色に染め上げる装飾物、ご来場の際はぜひご注目ください!
次回はvol.7「オープニング・夜祭特集」編です!
一橋祭をスタートするオープニングや節目を飾る夜祭ではたくさんのパフォーマンスが披露され、毎年大盛り上がりです! 華々しい企画の数々をご覧あれ!
本シリーズの他の投稿も気になる方は以下のリンクから!
https://ikkyosai.com/magazine/wordpress/archives/category/密着!一橋祭
最後までお読みいただきありがとうございました! 次回もお楽しみに!