合格体験記

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前期経済学部編

A・Yさんの合格体験記
プロフィール

学部:経済学部
現役or既卒:現役
出身高校:東京・私立
社会選択科目:日本史・倫理、政治・経済
理科選択科目:物理基礎・地学基礎
共通テスト得点率:79%
共通テストリサーチ結果(河合塾):出していない
共通テストリサーチ結果(駿台):出していない
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:A
私大併願情報:
慶應義塾大学商学部(A方式):〇
二次の得点開示:
総合:666/1000
英語:160/260
数学:158.6/260
国語:73.333/110
日本史:106.666/160

高1・2

高校の頃所属していた文化祭実行委員会と運動会実行委員会に熱中していたこともあり、勉強は中1から一切していませんでした。ただ、親との約束で①東京一工のどこかを受験すること②委員会が終わったら勉強に打ち込むこと、を決めていました。

<勉強時間配分>
勉強していない 100
高3春~夏

地元の塾の自習室でいざ勉強を始めたものの、最初はE判定の中でも最下位だったので、極限まで勉強の効率化をはかりました。例えば、自分の勉強した時間を分単位で厳密に計り、何時間以上はこの教科をやる、といった風に自分にノルマを課しました。その結果、1月にはE判定だった河合模試が4月にはC判定に上がり、6月にはA判定を取ることができました。

<勉強時間配分>
数学 65 英語 25 国語 0 社会 10
高3夏~秋

夏前にA判定を取ることができたため、目標を一橋合格から一橋の首席を狙うことに変えました。このように高尚な望みを立てておきながら勉強面について怠惰になり、学校を休んでカラオケに行くなど受験生らしからぬ行動が増えてしまったため、一時期成績が停滞しました。夏過ぎの模試では、河合塾全国統一記述模試は相変わらずA判定でしたが、共通テスト模試は成績が振るわず、D判定などを出していました。

<勉強時間配分>
数学 35 英語 40 国語 5 社会 20
高3秋~共通テスト

共通テスト対策をこの時期に本格的に開始するも、結局勉強に打ち込むこともなく、学校が終了するまでは遊び惚けてしまい、親との関係も悪化しました。12月に学校が終了してからは理科基礎を中心に共通テスト対策に本腰を入れられたものの周りの受験生との差は大きく、結局共通テスト本番では80%を下回る成績を取ってしまいました。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 40 国語 10 社会 15 理科基礎 10
高3共通テスト~二次試験

共通テストの失敗を受けてこの期間はひたすら勉強をしました。社会は参考書のレベルを一段階上げて(詳説日本史)ひたすら記述の対策をし、英語と数学は後期入試の問題を解いて総合的なレベルの向上を図っていました。後期でも合格するくらいの点数が取れるようになっていたこともあり、入試当日は落ち着いて問題を解くことができました。

<勉強時間配分>
数学 20 英語 30 国語 10 社会 40
全体を通して

詰めの甘さが露呈する結果となった受験内容ではありますが、勉強をすると決めた時のスイッチの切り替えなど、成功したなと思うところも多くあります。受験生の皆さんは自分の勉強をできる限り効率化させることが受験成功につながると思うので、自分を見つめなおす作業を繰り返して勉強に励んでください。

Y・Fさんの合格体験記
プロフィール

学部:経済学部
現役or既卒:現役
出身高校:宮城・県立
社会選択科目:日本史・倫理、政治・経済
理科選択科目:物理基礎・地学基礎
共通テスト得点率:92.4%
共通テストリサーチ結果(河合塾):A
共通テストリサーチ結果(駿台):A
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:A
河合オープン(11月)判定:A
私大併願情報:
慶應義塾大学経済学部(A方式):〇
早稲田大学政治経済学部経済学科(共通テスト利用):〇
中央大学経済学部(共通テスト単独前期3・4教科型):〇
明治大学政治経済学部(共通テスト前期7科目型):〇
二次の得点開示:
総合:721.75/1000
英語:205/260
数学:136.5/260
国語:77.917/110
日本史:107.733/160

高1・2

学校の先生の影響で中2で志望校を一橋に決めており、塾で順調に国数英社の先取り学習・共通テスト対策を進めた結果、高2の共通テスト同日模試で8割以上の点数を取り、3月の一橋直近日模試でA判定を取ることができました。一橋がだめだった時は東北大のAO入試を受けることを想定していたので、学校の課外活動や定期テストにも真面目に取り組みました。両親は私が東北大工学部に進むことを希望していたため、志望理由書を作って納得させました。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 30 国語 15 社会 25
高3春~夏

高2秋から始まっていた二次試験向けの学習が本格化しました。元々好きだった日本史は直近日模試の偏差値が90に達するなど順調でしたが、国語については的外れな解答を連発していました。英語は重めの単語帳に着手したが、計画的に進められなかったです。配点の高い数学に勉強時間を割くよう意識していました。ゴールデンウィークに一橋を訪れてモチベーションを上げる一方、受験生であるという実感はあまり湧いていなかったです。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 30 国語 15 社会 25
高3夏~秋

夏休みは一橋の過去問を解き、その解説授業を受けるのに時間を費やしました(10年分)。ただ、何か月後かにもう一度解き直したところ同じところで間違えることがあったので、復習をしっかりした方が良かったのかもしれないです。数学は参考書に取り組み、日本史は学校で課外授業を受け知識や解答の作り方を確認しました。一方で、受験生の意識になかなか切り替えられず、周りの人がみんな受験モードであることに圧迫感を感じ、勉強したくなくなることもありましたが、ご飯やカラオケ、散歩、盛岡への旅行などでリフレッシュしたり、一橋出身の先生の一橋にまつわる雑談を聞いたりしました。

<勉強時間配分>
数学 35 英語 25 国語 15 社会 25
高3秋~共通テスト

さらに昔の一橋の問題や一橋と傾向の似ている他大学の問題を中心に取り組み、たまに一橋と傾向の異なる問題(例:京大英語)を解いて形式の急激な変化にも備えました。10月、11月の冠模試はどちらもA判定だったものの、受けるたびに数学の成績が下降し、また英語は模試によって成績が乱高下して焦りました。焦って新たな参考書に手を出しましたが、そこまでする必要はなかったと今では思います。共通テストについては11月の段階で9割を取れるようになりましたが、早稲田の政経を共通テスト利用で受験することを考えていたため、冬休みは全て共通テスト対策に費やしました。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 20 国語 15 社会 25 理科基礎 10
高3共通テスト~二次試験

二次科目の添削指導を受け始めました。特に配点が低いため疎かになっていた国語については、単なる傍線部付近の把握にとどまらない読解力と短い字数でわかりやすく説明する表現力をつけることができ、本番で7割を取ることができました。数学では一橋特有の狭い解答用紙を用意して実践練習し、国語や日本史では複数の模範解答を比較して共通要素と差異を見つけました。また、学校の先生から紹介された一橋の先輩にいろいろ話を聞けたことはとても心強かったです。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 25 国語 25 社会 20
全体を通して

一橋に合格できたのは、中学のうちから塾で先取り学習を進め、早めに実力を完成させてライバルに差を付けることができたのが大きいと思います。受験は逆転合格を狙うよりも早め早めに取り組むほうが賢明だと感じます。参考書は自分に本当に必要な物だけを選び、継続的に取り組むことを推奨します。 また、基本的には配点の度合いがそのまま勉強時間の配分を決定しますが、配点が低い科目も手を抜かずに学習することです。自分の場合、数学の得点が低かった分、国語や日本史で補えました。ただ、経済学部を目指すなら数学は最優先で勉強し、3完以上をめざしたいです。自分の実力に対してもっと自信を持てば、落ち込んだり慌てたりすることはなかった気がするので、受験期だからこそ、前向きに取り組みたいと考えていました。

T・Iさんの合格体験記
プロフィール

学部:経済学部
現役or既卒:現役
出身高校:茨城・私立
社会選択科目:地理・世界史
理科選択科目:化学基礎・生物基礎
共通テスト得点率:82.6%
共通テストリサーチ結果(河合塾):B
共通テストリサーチ結果(駿台):B
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:D
河合オープン(11月)判定:未受験
私大併願情報:
早稲田大学政治経済学部(共通テスト併用):〇
早稲田大学政治経済学部(共通テスト利用):✕
早稲田大学教育学部公共市民学科:✕
慶應義塾大学商学部(A方式):〇
明治大学政治経済学部(共通テスト利用):〇
明治大学政治経済学部(全学部):✕
明治大学政治経済学部:〇
青山学院大学経済学部(共通テスト利用):〇
青山学院大学経済学部(全学部):✕
青山学院大学国際政治経済学部(共通テスト利用):〇
立教大学経済学部(共通テスト利用):〇
二次の得点開示:
総合:581/1000
英語:140/260
数学:101.4/260
国語:70.583/110
地理:94.933/160

高1・2

まだ受験に対する意識を持っていなかったので、部活中心の生活をしつつ学校の中間、期末試験対策や外部模試の対策のための勉強をしていました。ただ部活や遊びがない時は基本的には机に向かうようにしていました。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 30 国語 10 社会 30
高3春~夏

ゴールデンウィーク明けに部活の最後の大会があったのでそれまでは悔いを残さないように部活に専念していました。引退した後は周囲への遅れを取り戻すべく毎日放課後は友人と塾に通い共に学習し、夜はしゃべりながら帰ってリラックスするというリズムを作っていました。また、クラスの一番頭がいい人とも仲が良かったので彼に勝ってやろうという意気込みを持っていたのも勉強が続いた理由です(一度も勝てませんでした笑)。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 40 国語 10 社会 25
高3夏~秋

夏休みも前述の友人と朝9時に塾で集合し、昼ご飯などの時間を合わせ息抜きなどもしつつ夜まで一緒に塾のカリキュラムで共通テスト対策をしていました。ただ一日中同じ自習室にこもっているのが苦手だったので夕方になると2人で近くの公園やパン屋などに散歩などをしに行ってリフレッシュしていました。授業再開後は学校帰りに塾に寄り、夏休みに苦手が発覚した英語の読解の練習を中心に学習していました。

<勉強時間配分>
数学 20 英語 40 国語 10 社会 30
高3秋~共通テスト

11月中までは学校から共通テストではなく基礎力を身につけなさいと言われていたので、初心に帰って社会科など暗記科目は教科書の読み込み中心に、数学は基礎的なレベルの問題集を繰り返して土台を作っていました。12月以降、特に冬休みは共通テストの対策をやり続けました。共通テストに関しては慣れが大事だと肌感覚で感じていたので過去問だけでなく予想問題集なども用い、多くの問題を解くことを意識していました。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 20 国語 20 社会 20 理科基礎 15
高3共通テスト~二次試験

学校の授業などはもうない時期でしたが、生活リズムが崩れないよう毎日登校して主に一橋の数学、地理の過去問を演習していました。英語についてはある程度自信があり、逆に国語は苦手でかつ配点も低いため捨てていました。私大の併願校対策はした学部としなかった学部があり、しなかった学部はことごとく落ちてしまいました。受験直前はテンションがおかしくなりがちなので、友達と帰りながらの雑談でどうにかテンションを保っていました。

<勉強時間配分>
数学 50 英語 10 国語 0 社会 40
全体を通して

受験勉強中は成績も乱高下しましたが、一喜一憂せずただ合格最低点から得点配分などを逆算して計画的に学習を進めたのが良かったと思います。ただ勉強を本格的に始めるとどうしても遊びたい欲望などが出てきたり、だれてきてしまったりするので、お互いに良い影響を与えあえる友人と週末や学校帰りに一緒に勉強をする習慣を作ったり、直前期も励ましあったりできたのがありがたかったです。

D・Iさんの合格体験記
プロフィール

学部:経済学部
現役or既卒:既卒
出身高校:長野・県立
社会選択科目:地理・倫理、政治・経済
理科選択科目:化学基礎・地学基礎
共通テスト得点率:77%
共通テストリサーチ結果(河合塾):D
共通テストリサーチ結果(駿台):C
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:D
浪人時私大併願情報:
早稲田大学文化構想学部:✕
早稲田大学文学部:〇
明治大学政治経済学部(共通テスト利用):✕
青山学院大学文学部:〇
中央大学経済学部:〇
成蹊大学経済学部(共通テスト利用):〇
現役時受験大学:
前期 筑波大学人文・文化学群:✕
後期 新潟大学文学部:✕
二次の得点開示(浪人時):
総合:585/1000
英語:175/260
数学:107.9/260
国語:73.333/110
地理:64/160

高1・2

大学受験のことは気にせず、課題とテスト勉強と授業においていかれないための授業の予習くらいしか勉強はしていませんでした。1年生の頃は特に酷く、期末試験で280人中240位を取るほど堕落していました。ただ、英単語だけはほぼ毎日勉強していました。

<勉強時間配分>
数学 40 英語 40 国語 15 社会 5
高3春~夏

春休みに10時間ほど毎日勉強するも、2週間しか続かなかったです。また文化祭実行委員であったためそちらの方に力を注ぎ、その結果文化祭が終わった後もその影響で受験勉強にシフトできませんでした。授業の予習や復習、課題も中途半端に行い、休日の勉強時間は3時間もなかったです。そもそも志望校を決めておらず、網羅系参考書もテスト前に部分的に行うのみで、基礎は全く定着していませんでした。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 40 国語 20 社会 10
高3夏~秋

国語は現代文と古文の問題集、英語は文法書、社会は学校でもらう参考書を使っていましたが、基礎が固まっていないまま応用問題を解いていたため、見直しで余分に時間がかかってしまっていました。受験への意識が向かず、課題や授業以外での勉強時間で入試に向けた勉強はあまりしていませんでした。そもそも勉強時間も平日、休日の両方とも一日3時間ほどしかなかったです。

<勉強時間配分>
数学 35 英語 35 国語 25 社会 5
高3秋~共通テスト

国語の添削指導を始めたが、解法がまったくわからないまま行っていたため傾向がつかめるのみにとどまっていました。他の科目は添削指導こそ受けていなかったものの、受験勉強を少しずつ始めていったが、基礎が追いついておらず、共通テスト模試でも600点を超えることはなかったです。12月からの学校の授業で共通テストの問題を解く期間においては、授業で解いた問題を放課後に見直すというサイクルだったため、この時期は二次試験の対策はまったくしていなかったです。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 30 国語 20 社会 10 理科基礎 10
高3共通テスト~二次試験

共通テストリサーチでE判定を取ってから英語と社会の二次試験の過去問を解くようになりました。しかし時間も計らずなぜ間違えたのかわからないまま見直しを終えていたため、この時期での成長はあまり感じられなかったです。私大の勉強は受験日の3日前から過去問を3年分解くのみでした。

<勉強時間配分>
数学 0 英語 40 国語 40 社会 20
既卒春~夏

二次試験の結果を受けた1週間後には予備校で10時間勉強し始めていました。SNSを全てアンインストールし、春休みは予備校と書店以外どこにも行きませんでした。春休みは基礎を総復習することに努め、英語と古文の単語帳や数学の基礎問題精講などを解いていました。理科・社会は単語を忘れない程度に抑えていました。予備校の授業開始後は授業の予習と復習を徹底し、それ以外に基礎固めの参考書を解いていました。ただ、予備校で読解法など自分でなかなか身につけられない技術を学べたため、春休みに読解法の参考書を行う必要はなかったです。なお、一橋を第1志望にしたのは6月の下旬でした。

<勉強時間配分>
数学 30 英語 20 国語 30 社会 20
既卒夏~秋

夏休みはこれまで解いた参考書や授業のテキストを用いて総復習しました。また一橋の過去問を夏休みの終わりに解き始めました。模試の判定はずっとE判定でしたが、自分の努力を信じて勉強し続けました。悪い結果を気にせず勉強し続けることがこの時期は辛かったですが、次第に模試の判定も長時間勉強することも気にならなくなり、無心で勉強できるようになりました。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 20 国語 30 社会 25
既卒秋~共通テスト

授業の予習復習と過去問とそれ以外に自分が適宜必要だと思ったことを同時進行で勉強していました。特に過去問は解いたら必ず添削指導を受け、問題に対するアプローチや論述、英作文の書き方を教えていただきました。11月に受けたオープン模試の結果はD判定でしたがまったく気にせず、なぜ間違えたのかを先生に教えていただきました。共通テスト対策を12月に始め、本番が近づくにつれて1日における対策の時間を増やしました。また、この時期に併願する私大を決めました。地理と倫理・政治経済を選択しているため共通テスト併用型や国数英型の学部を探し、1年分解いてその傾向をつかみました。

<勉強時間配分>
数学 20 英語 25 国語 25 社会 20 理科基礎 10
既卒共通テスト~二次試験

私大の対策と二次試験の対策を4:6の割合で行い、私大入試直前になるとほぼ私大の対策のみにしていました。早稲田大学は4年分、それ以外の大学は3年分解きました。私大の入試を1週間に固めたことで本番に慣れ、二次試験で緊張せずにすみました。二次試験の直前になるとこれまで解かずにおいた直前2年分を解き、最終確認や先生からの励ましを通して当日はこれでだめなら仕方ないという出来で解くことができました。

<勉強時間配分>
数学 25 英語 25 国語 25 社会 25
全体を通して

現役時代は計画を立てたり入試情報を調べたりせず、先のことについてまったく考えていなかったことが不合格の要因でした。浪人時代は不合格からすぐに立ち直って勉強のスタートを切り、休むことなく勉強しました。3月から1日も休まず予備校に行き、どんなに少なくても10時間は勉強し、また予備校の授業も全て出席し、予習復習も徹底しました。このように予備校を信じ努力を継続できたことが合格の要因だと考えます。長野の予備校で一人ぼっちの浪人生活は楽なものではなかったですが、努力を継続し、目標を達成できた経験は一生の財産となっています。

他学部の前期合格体験記

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