合格体験記
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前期SDS学部編
現役or既卒:現役
出身高校:神奈川・私立
社会選択科目:日本史・倫理、政治・経済
理科選択科目:物理基礎・化学基礎
共通テスト得点率:88.5%
共通テストリサーチ結果(河合塾):A
共通テストリサーチ結果(駿台):A
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:B
早稲田大学政治経済学科(共通テスト併用):〇
早稲田大学社会科学部:✕
上智大学総合人間科学学部(共通テスト利用・4科目):〇
立教大学社会学部(共通テスト利用・6科目):〇
明治大学政治経済学部(共通テスト利用・7科目):〇
二次の得点開示:
総合:711/1000
英語:163.654/230
数学:194.7/330
国語:68.333/100
総合問題:70/100
私の学校では高2から文理が分けられるのですが、高1の終わり時点では理系を選択していました。ですが、興味を持つ分野が変わったことと、国数英をメインで受験をしたいと考えたことから、高2の1月に文転を決め、二次試験が国数英+総合問題で受けられる一橋のSDS学部を志望校に決めました。また、この頃は定期試験以外のための勉強はまったくしていませんでした。
この頃から学校が4限で終わるようになったため、本腰を入れて受験勉強を開始しました。勉強をしていなさすぎて基礎が完璧とは言えない状況だったので、英語と数学は基礎固めを中心に行いました。点数配分の高い数学は6月からレベルの高い問題に入りました。また、日本史と倫理、政治・経済の独学を始めました。
7月までに全教科の土台を完全に定着させることを目標にしていました。過去問については、点数配分の高い数学は8月から、英国は10月から始めました。数学はまずは時間配分を気にせず大問ごとに解き、最終的には25年分解きました。英作文と国語の要約は学校の先生に週に1回添削をしてもらっていました。
11月からは数学に関してのみ、過去問を大問ごとではなく年ごとに時間配分を考えながら解きはじめました。一橋模試の過去問なども使いました。12月2週目からは共通テスト対策のみに絞りました。共通テストでしか使わない日本史・倫理、政治・経済・理科基礎はあまり詰まっていなかったので、これらを重点的に勉強を行いました。一橋は共通テストの点数配分が低いとはいえ、ここである程度の点数を取っておくと私大の合格を共通テスト利用で取ることができる上に二次試験でも少し安心できるので、共通テスト対策はちゃんとしておくことがおすすめです。
共通テストが終わってからは、過去問を毎日全科目解いていました。また、苦手だった整数問題は共通テスト後から専用の参考書を使い始め、この期間で絶対に解ける分野に変わりました。私は併願校を2校しか受けなかったので、ある程度余裕を持てたのは良かったなと思います。全ての入試が1週間に詰まっていたので、その3週間前からは本番の時間に合わせてその過去問を解くようにしていました。
高2までは何もせず、高3からの受験勉強だったので周りよりも急ピッチで勉強をしていたため、本当に合格できるのか不安になる時もありました。ですが、合格までの計画をしっかりと立て、それを着実にこなしていけば絶対に成績は伸びていきます。自分を信じて最後まで頑張ってください。
現役or既卒:現役
出身高校:神奈川・私立
社会選択科目:地理・倫理、政治・経済
理科選択科目:物理
共通テスト得点率:80%
共通テストリサーチ結果(河合塾):D
共通テストリサーチ結果(駿台):D
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:D
河合オープン(11月)判定:D
慶應義塾大学経済学部(A方式):〇
早稲田大学商学部(数学):✕
明治大学総合数理学部現象数理学科(全学部):〇
明治大学総合数理学部現象数理学科(共通テスト利用・3科目):〇
中央大学経済学部経済情報システム学科(共通テスト利用・4科目):〇
東洋大学総合情報学部総合情報学科(共通テスト利用・5科目):〇
二次の得点開示:
総合:652/1000
英語:123.846/230
数学:222.75/330
国語:56.667/100
総合問題:57/100
部活などは特にしていませんでした。高1の夏から高2の冬くらいまで勉強に対するモチベーションがなく、1か月の総勉強時間が10時間くらいで、数学と現代文を少しだけ勉強していました。高2の冬から英単語や英文法も本格的に始めました。
夏まではほぼ二次試験で重要な英語と数学だけをやっていました。英語は語彙、英文解釈、英作文用の例文暗唱と塾の講習の長文をやり込み、数学は塾のテキストやMathematics Monster(YouTubeチャンネル)で受験レベルでの基礎を固めていました。物理や一橋の国語の勉強も少ししました。高校が通信制のため授業等は特になく、2時寝9時起きで毎日9時間くらい勉強する生活でした。判定はEでしたが根拠のない自信がありました。
夏休み明けから10月までは共通テストを意識しつつ、数学の基礎の定着、過去問を含めた問題演習と英語の英文解釈、長文、英作文の基礎をやっていました。併願を国数英、共通テストを地理・倫理、政治・経済・物理で受けることを決め、地理と物理の勉強を始めました。塾の自習室にほぼ毎日通って10時間くらい勉強していて、模試でも少しずつ成長が見えてきていましたが、共通テストに間に合う気がせず精神的に落ち込んでしまいました。
11月は地理と物理を本格的に行いながら、英語は語彙と自由英作文、数学は過去問など問題演習をやっていました。12月からはほとんど共通テスト対策に時間を使い、物理と地理と国語を重点的にやっていました。倫理、政治・経済は特に対策を行わずに7割程度が安定していたので共通テスト直前の暗記だけしました。英語と数学は年明けから毎日共通テストの過去問を解いて対策しました。毎日自習室に通い1日12~13時間くらい勉強していました。
1月後半は英数の苦手分野潰しを行っていました。2月は併願受験がありましたが、一橋対策に時間をとるために対策はそれぞれ過去問2, 3年分のみにして、形式と時間配分の確認にとどめました。二次試験で時間内に力を出し切ることを意識し過去問演習をしながら、TEDedを聴いたり語彙を増やしたりと基礎的なことも行いました。生活習慣が乱れたりメンタルが落ち込んだりすることもありましたが、演習を多くこなして実力がついているのを実感でき走り切れました。
勉強を本格的に始めたのがかなり遅かったので、二次試験では数学で点を稼げるようにした上で他の科目で最低限の点を取ろうと決め、そのための勉強だけをしました。共通テストは80%~85%くらいの点を取れれば良かったので、単位時間あたりの点の伸びと点数の安定性を考えて対策しました。家族には模試は見せてはいましたが成績や勉強については特に口出しせずサポートしてくれて、また友達関係も良好だったのでラッキーでした。
現役or既卒:現役
出身高校:東京・私立
社会選択科目:世界史・地理
理科選択科目:物理基礎・地学基礎
共通テスト得点率:87%
共通テストリサーチ結果(河合塾):B
共通テストリサーチ結果(駿台):B
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:A
慶應義塾大学商学部(A方式):〇
早稲田大学商学部(数学):✕
早稲田大学人間科学部人間情報科学科(数学選抜):✕
早稲田大学社会科学部(共通テスト利用):✕
早稲田大学法学部(共通テスト利用):✕
中央大学法学部国際企業関係法学科(共通テスト利用・5科目):〇
立教大学観光学部(共通テスト利用・6科目):〇
二次の得点開示:
総合:695/1000
英語:132.692/230
数学:226.05/330
国語:54.167/100
総合問題:72/100
高1のときは国数英の基礎固めをひたすらやり、高2の春にSDSを第1志望に決めました。SDSの数学の配点が高いこともあり、それ以降は数学の勉強時間を圧倒的に増やしました。もちろん他の教科も学校の授業+αで着実に勉強しました。とはいえ、勉強一辺倒ではなく高校生活も全力で楽しみつくしました。
高3になるまでの間に基礎〜応用レベルの勉強を積み重ねてきたので、この時期ではそこから一橋の問題を解けるように発展的な問題集を繰り返し解いていました。また、共通テストの過去問を5年分ほど全て解きました。共通テストの過去問を解いたのは良いとしても、結局秋以降に詰め込むことになったのでなんとも言えません……。
スランプ期でした。夏休みは本当にやる気が起きず、予備校の自習室に行くこともできませんでした。致命的な遅れを取ることはありませんでしたが、一橋の過去問演習や併願校対策ができず予定が後ろにずれ込んでしまいました。夏休みが明けた秋の時期は、一橋の過去問をひたすら演習し復習していました。
11月くらいまで一橋の対策を続けていて、12月ごろから共通テスト対策を本格的に始めました。国数英はそこそこ解くことができましたが、社会と理科がまったくだったのでひたすら演習して覚え込みながら冬休みを過ごしました。長時間の勉強で集中力がもたず、勉強をしない無駄な時間ができてしまうこともありましたが、そういう時には少し散歩に行ったり友人と少し会話したりして気分転換をしていました。
1, 2か月のあいだ、ずっと共通テスト対策をしていて、久々に二次試験形式の記述問題に手を付けたら思うように解くことができなくなって正直困惑しました(継続大事)。また、この時期までに併願校の対策をできていなかったうえに、結局大した対策もできないまま入試に臨むことになってしまい、あまり良い結果を残すこともできませんでした。対して、国立二次は2月末であり、そこまでに着実に対策をして一橋レベルの問題もしっかり解くことができるようになったので、自信を持って一橋を受けられました。
3年間の受験勉強と大学受験を通して、「最後まで諦めないで、粘り強く」ということが一番大切なことだと思いました。実のところ、自信を持って一橋を受けたところまでは良かったのですが、数学で完答できたのは1問だけでした(合格のために3完を目標にしていました)。それでも、部分点を多く獲得しようと試験終了時間まで粘って書けることを書き、次の日の英語と総合問題でも死力を尽くして高得点を取ろうと諦めなかった結果、いま一橋に通うことができています。積み重ねてきたことはきっと無駄にはならない。最後の瞬間まで諦めないで走り抜けてください。応援しています。
現役or既卒:既卒
出身高校:東京・私立
社会選択科目:地理
理科選択科目:物理・化学
共通テスト得点率:85%
共通テストリサーチ結果(河合塾):出していない
共通テストリサーチ結果(駿台):出していない
一橋大本番レベル模試(東進、秋)判定:未受験
河合オープン(11月)判定:未受験
早稲田大学政治経済学部(共通テスト利用):✕
東京理科大学創造理工学部(共通テスト利用):〇
明治大学理学部(共通テスト利用・3科目):〇
明治大学理学部(共通テスト利用・4科目):〇
現役時受験大学:
前期 東京大学人理科Ⅲ類:✕
後期 東京農工大学農学部:〇
二次の得点開示(浪人時):
総合:698/1000
英語:119.423/230
数学:264/330
国語:68.333/100
総合問題:42/100
この頃は勉強に対して不真面目で課題はやらず試験勉強もその場しのぎのことしかしていませんでした。それに加えコロナ禍となり、さらに不真面目になりました。
高2で部活が終わり、学校も受験対策をする雰囲気となってきたため、授業は真面目に受けていました。しかし自宅ではほぼ勉強せず本を読んだりゲームをしたりしていて、塾でもほとんどの時間を講師との談笑に費やしていました。
初めの数週間は勉強のモチベーションが高く、500時間の学習時間確保の計画を立てて、学校指定の問題集や単語帳を使用して勉強していましたが、ひととおり終えた後に勉強のモチベーションを失い、その後は家でゴロゴロしていました。
高校で共通テスト対策が始まり、授業で配られた共通テストパックを使用して対策を行いました。しかし受験に対する認識の甘さからこの頃になっても、家で勉強を怠る時間が増えていきました。
共通テストの結果は良かったですが、二次試験で点を取る自信がありませんでした。共通テスト後は二次試験対策で数学を中心に過去問を解いていました。しかし前期で受けた大学は残念ながら不合格。後期に受験する大学の英語を勉強して無事合格し、そのまま進学しました。
進学先で自分の本当に学びたかった学問は何だろうかと自問自答し浪人を決めました。決断直後はやる気に満ちあふれていて、真面目に授業を受けていましたが、依然として予習復習はせず英単語の復習さえも続かなかったです。
この頃は体調を崩し、何も食べられない時もあって体重が10kgくらい落ちてしまいました。勉強面では物理に没頭して、授業の予習復習をせず物理学基礎をずっとやっていました。また、ネット小説にはまってしまい、ずっと読んでいました。
体調は回復しましたが、ずっとネット小説を読んでいて、漫然と日々を過ごしていました。志望校も定まっておらず、何も決まっていないという現実からの逃避からか共通テスト対策は現役時よりも行っていなかったです。
共通テストの点数が現役時より落ちてしまいました。しかし志望学部の系統を情報系に決め、一橋に情報系の新学部ができたことを思い出しここを志望することにしました。初めて一橋の過去問を解き、難易度を把握し試験前日まで過去問演習を行いました。
浪人期は自分の人生の中で最も追い詰められた期間でしたが、その分良い経験であったと思います。しかし予習復習をしたり、計画性のある勉強をしなかったせいで大学に入学してから苦労しているため、そのようなスキルを身につけられる1年間にできていればなお良かったと思います。
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