徹底比較!KODAIRA祭実行委員会と一橋祭運営委員会

はじめに

新入生の皆さん、どうもこんにちは。一橋大学への合格おめでとうございます。WEBマガジン編集長の田舎産委員です。

新入生の皆さんの中には、サークル選びで迷っている方も多いのではないでしょうか? 今回の記事では、その中でも悩みがちな一橋祭運営委員会とKODAIRA祭実行委員会の違いについて、KODAIRA祭実行委員会委員長の大浦暖人さんをゲストに話していきます。ぜひ最後までご覧ください!

目次

自己紹介

経済学部新2年生の大浦暖人です。現在KODAIRA祭実行委員会で委員長を務めています。まだまだ慣れないんですが頑張ります!

商学部新2年生のてぃーです。一橋祭とKODAIRA祭を兼職してました。今は一橋祭運営委員会でWEB担当を務めてます。

2人ともありがとうございます。改めまして、経済学部新2年生の田舎産委員です。今は一橋祭運営委員会でWEBマガジン編集長を務めています。

今日はこの2人のゲストと一緒に、KODAIRA祭と一橋祭の違いを徹底比較していきます! 新入生の皆さんは、ぜひサークル選びの参考に見ていってください!

各委員会の特徴は?

それぞれの委員会を選んだ理由の前に、まず委員会の特徴を確認しましょう。KODAIRA祭の特徴を教えてください!

KODAIRA祭は6月に国立キャンパスで開催される学園祭で、新入生が主体的に参加しているのが特徴です。委員会の特徴としては、やはり1年生の多さ。毎年200人ほどの1年生が入ってくれます。活動時期は1年委員だと4~6月なので短めで、気軽に入ることができます。兼部・兼サーも歓迎。友人を増やすなどの軽い気持ちでもぜひぜひ参加してほしいです! トレードマークはウィンドブレーカーで、1年生は白、2年生は黒のものを着ます。公式キャラクターはうさぎのこだまちゃんで、YouTubeチャンネルなんかにも居たりしますね笑。

(KODAIRA祭公式キャラクター「こだま」)

ありがとうございます。では僕から一橋祭の特徴も。
一橋祭は毎年11月にある一橋大学の全学祭です。この準備をする一橋祭運営委員会は、入会の4月中旬以降最低でも11月までの半年活動することになります。兼部・兼サーも可能ですが、KODAIRA祭と比べると長い時間をかけて活動していますね。その分じっくり学園祭に打ち込みたい人にはおすすめです! 最高学年は3年生で、合計3学年の委員が所属しています。トレードマークは赤法被で、マスコットキャラクターとしてぽん吉というたぬきが居ます。

(一橋祭公式マスコットキャラクター「ぽん吉」)

両委員会の共通点って何がありますかね?

両方文化祭実行委員というのは最大の共通点ですよね笑。それ以外で言うと、課外活動団体の中でも結構規模が大きい方で、学内での知名度もかなり高いです。大規模なことをしてみたい!というような人なら両委員会はおすすめです。

あとはどちらの委員会も途中入会が出来ないという特徴がありますよね。

確かに! それもありますね。あとはどちらの委員会もかなり歴史が深いこととかかなあ……。

共通点としてはこの辺りですかね。では次に、「どんな人におすすめ?」。これを聞いていきたいです!

KODAIRA祭はライトにやれることがおすすめポイント。友人を作るためという意味でも気軽に入ってもらって大丈夫です。あとはシンプルに文化祭に興味がある人、兼部とかもしつついろいろなことをやってみたい!という人にもおすすめですね。

なるほど、やはり「ライトさ」がキーワードですね!

KODAIRA祭は6月で1年委員は終わるので、他のサークルもやってみたいなーという人も参加しやすいのが魅力ですよね。私は一橋祭と兼職してましたし、友人でも運動部に所属している人とかもいました。

一橋祭の場合はKODAIRA祭と比べると活動は長くなるので、じっくり運営に携わりたい人にはおすすめですね。活動期間が長くなる分、1年生が提案書や企画書の作成から参加できるというのも魅力かな。企画の根幹から関われるのはやっぱり楽しいところです!

KODAIRA祭の場合は入会してから開催まで2か月しかないので、提案書や企画書の作成は2年委員が先にやっていますね。

他で言うと、一橋祭は1,2年生が共に40~50人で先輩との人数比が近いことも特徴ですよね。その分上下の縁も作りやすい印象があります。仕事によっては同じ領域のパートを先輩と一緒にやったりもするので、同級生だけでなく先輩後輩とも仲良くなれます!
KODAIRA祭の場合は1年の同級生がたくさんいるので、同い年の友人が作りやすいイメージです。

そうですね。2年生が40人、1年生が200人と人数はかなり違いますね。その分1年生の縁は強くなるので、今でも仲良くしている話もよく聞きます。

それはそう! 今でもKODAIRA祭の友人との関わりが残ってます!

どうしてその委員会を選んだの?

では次に、「自分はどうしてその委員会を選んだのか?」について話していただきたいです!

もともとは体育会のテニス部に入るつもりだったんですよね。それで両立出来る程度の場所を探して、結果KODAIRA祭を選びました。一橋祭は兼部しながらだと厳しいかなと。
……のはずが、今はテニスは辞めてしまってKODAIRA祭だけやってます。2年委員を続けようとなった時に、兼部しながらだと厳しいなと思って。いつの間にやら委員長にまでなってました笑。

最初は片手間のつもりだったんですね笑。そこから気づけば委員長……。

僕の話をすると、最初から「学園祭をやりたい!」というのだけ決まっていたんですよね。それで一橋祭かKODAIRA祭に入ろうというのは決めていました。ただ、両委員会を兼職できるのを知らなくて。少しでも長く活動できる一橋祭の方がいいなあというので一橋祭を選びました。

だから今この記事作ってるの笑?

そう。兼職できると知ってたらKODAIRA祭にも応募してた気がするなあ。
てぃーはどうして両方の委員会に入ったの?

文化祭が作りたいというのが頭にあって、両方の委員会に入れると聞いたから両方入りました。

わおシンプル。実際「両方入れるなら入りたい!」って人は多そうだよね。

間違いないと思う。

では次に、「1年次は何をしていたのか?」についても聞かせてください!

「美化装飾パート」というところに所属していました。KODAIRA祭当日にキャンパスを彩る装飾物を制作する仕事です。毎日空きコマを見つけては作業場所に集まって仕事を進めてましたね。他のパートは週2でミーティングをする場合が多いので、うちのパートがちょっと例外だったかな。

なるほど。てぃーはどういう仕事をしていたの?

KODAIRA祭の方では「アミューズメント企画パート」に所属してました。カジノ企画とかクイズ企画を作るお仕事です。
一橋祭の方ではWEB担当とクラブ対抗歌合戦企画者という仕事をしてました。

一橋祭は一人二役職制だから、2つ仕事があるんだよね。

そうそう。それでWEB担当はその名の通りWEBを作ってました。
クラブ対抗歌合戦、通称クラ対は毎年開催してる恒例企画で、それの企画者がもう一つの仕事です。今年で49回目になるんですけど、参加団体の方々に兼松講堂で歌を交えたパフォ―マンスを披露してもらって、それで優勝を目指して競い合うっていう企画。

僕の場合は講演会企画者と戦略広報担当っていう2つの仕事をしてました。
講演会企画者はその名の通り。クラ対みたいな恒例企画じゃなくてオリジナルで作る企画だったから、テーマ決めから使う教室、広報の方法まで全部自分たちで考えました。
戦略広報担当は一橋祭の広報をする仕事で、ビラをデザインしたり。Illustratorっていう有料ソフトを貰えて、それを使って仕事してました。

両委員会の兼職について

この記事で一番扱いたかった部分で、てぃーを呼んだ理由でもあるんだけど、兼職について。これも話していきましょう。
ここまででも話したように両委員会を兼職することはできるわけだけど、大変だったこととか注意事項はある? やってた身として。

両方やるとやっぱり忙しいね。一橋祭のミーティングが週2,3コマあって、それに加えて水曜3~5限と金曜5限が会議で埋まる。KODAIRA祭の方は大体夜ミーティングになるんだけど、こっちも週2回くらいかな。合わせるとかなり予定が埋まって忙しくはなる。

じゃあバイトとかは厳しい?

私の場合は諦めてたね。KODAIRA祭が終わる6月までは学園祭に集中して、充実させたいなっていうのは入会を決めた時点で思ってた。一橋祭に入会したときに「バイトやってるの?」って聞かれて、「KODAIRA祭が終わったらやるつもりです」って答えた記憶があります。

となるとさらに兼サーするとかもきついのかな?

拘束時間が長いものは厳しいと思うな。
私の場合はもう一個同好会に入ってるんだけど、強制参加の活動はないゆるーいサークルだから。学食で暇な人がごはん食べる会とかくらいしかない。

兼職すると制限されちゃうこととかはある?

KODAIRA祭の2年委員には絶対に残れなくなる。

そうですね。これは制度上絶対無理になっちゃいます。

一橋祭の方で制限されることはそんなにないかなあ。

なるほどね。逆に両方の委員会に入ったから得られたこととかはあった?

そんなにシナジーみたいなものは感じなかったかもしれない。
別コミュニティに入れて、その分友人が増えたこととかは嬉しかったことですね。

そういう兼サー一般のメリットはありますよね。

てぃーは両委員会で業務内容が似てない役職だったから、それもシナジーが無かった一つの原因な気はする。KODAIRA祭でも一橋祭でも受験生関連の仕事してた子とか居たし。

あとは僕のいた美化装飾パートとかだと活かしやすいかも。一橋祭でもKODAIRA祭でもキャンパス装飾をするみたいな。

確かに! そういう似た役職を選べばノウハウが活かしやすかったかも。あとはテントの立て方とか笑。そういう学祭運営一般に必要な知識は両方の委員会で活かせたかな。

逆に考えると、両方の委員会で別々の仕事をできるって意味でいろいろな体験はできるよね。

おまけ:2年生では何をしているの?

話の中でも何度か「2年委員に残る」という話に触れましたけど、実際どのようなことをするのか、少しだけ聞かせてください!

委員会全体で言うと、パートによりますが1年生に入ってもらった後の為の準備という側面がかなり強いです。
僕自身は委員長という立場にあるので、内部運営と外交という両面が仕事になります。内部運営は会議の議長を務めるなどで、外交は今回の記事みたいに「委員会の顔」になる仕事です。

なるほど。委員会全体で言うと、一橋祭は2年生の方がかなり柔軟に仕事を決めてますね。人によって持ってる仕事の数も違ったりして。最低でも半年は一橋祭を続けてきた人の中で仕事を決めていくので、そのあたりはお互い勝手がわかっている感じがします。例えば僕のしている「WEBマガジン編集長」という仕事も去年までは3年生がしている仕事で、それを今年は僕がやりたい!と言って貰ったという経緯があったりします。

個人的な話をすると、私は今年もWEB担当をしています。去年WEB担当を務めて、この経験をもっと活かしたいと思って。やっぱり専門知識がいる役職だし、この1年の経験を他の担当にも直接伝えて行きたくなったんです。
例えば今年の一橋祭の新歓WEBは私が作ってたりします。
https://ikkyosai.com/shinkan/55/

1年次の仕事が2年次にも影響してるんだね。
僕の場合はWEBマガジン編集長の他に講演会企画窓口という仕事もしています。「講演会」という形態の企画を受け入れて、全体でそれが成功するように調整したり助言したりする仕事です。

去年の講演会企画者の経験が関係してるの?

その側面はあるね。KODAIRA祭でも関係する仕事を2年目に続けていく場合は多いんですか?

正直本人の希望次第ですけど、一概にそういう感じではないですね。全然別の仕事を希望する人もいます。

それは一橋祭も同じかなあ。僕たちは2人とも1年次と似た仕事を選んだけど、全然違う仕事にチャレンジしたいって人もいっぱいいるよね。

そうね。私たち偏り酷いし人選ミスかも笑?

かも笑。

おわりに

本日はお忙しい中ありがとうございました。最後に新入生の皆さんにメッセージをお願いします!

KODAIRA祭実行委員会は4~6月の短い期間で、凝縮した楽しい時間を過ごせます。
新歓期の右も左も分からないような1年生でも全員楽しめるような委員会にしています。ぜひ来てください! サークル選びに悩んでいる方も大歓迎です!

ありがとうございました!!

ありがとうございました!!

今回の記事はこれで以上です。新入生の皆さん、いかがだったでしょうか? この記事が少しでもサークル選びの参考になっていれば幸いです。

一橋祭運営委員会は短くとも11月までという長期間の活動になり、その分目一杯学園祭に打ち込むことができます。各種新歓イベントも開催しているので、学園祭に興味がある方、この記事を読んで興味が出た方はぜひ一度足を運んでほしいと思います。詳しくは先程も紹介した、新歓WEBをご覧ください。

https://ikkyosai.com/shinkan/55/

というメッセージを最後にこの記事は終わりです。それではまたどこかで。