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合格体験記

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前期SDS学部編

プロフィール

現役or浪人:現役
出身高校:東京都・私立(中学受験)
社会選択科目:地理、政治・経済
理科選択科目:物理基礎、化学基礎
<模試情報>
第2回一橋大本番レベル模試(東進、秋):B
一橋大入試オープン(河合塾、11月):B
<私大併願情報>
法政大学経済学部(共通テスト利用・C方式):◯
明治大学政治経済学部経済学科(共通テスト利用・前期7科目):◯
早稲田大学社会科学部(共通テスト利用):◯
慶應義塾大学商学部(A方式):◯
慶應義塾大学経済学部(A方式):◯
<共通テスト情報>
共通テスト得点率:90.6%
共通テストリサーチ結果(河合塾):B
<二次試験の得点>
総合:674/1000
英語:138/230
数学:181.5/330
国語:71.667/100
総合問題:56.7/90

高1・高2

高1から高2の秋までは、定期試験の2週間前に1日2〜3時間ほどそれに向けた学習をしており、長期休みを含めてそれ以外の時期は学校の課題をこなすだけで受験に向けた勉強はしておらず、部活に励んでいました。高2の冬になると、周りが受験を意識し始めたので、私も感化されて学校に残って勉強するようになり、おもに数学をしていました。

<勉強時間配分>

国語 0  数学 50  英語 20  地歴 0  その他 30

高3春~夏

この時期は、まだ部活を引退していなかったので、1日5時間程度受験を意識した勉強をしていました。もともと自分は英語ができる方だと考えていたので、勉強していた内容は数学がおもであり、英語は単語帳をパラパラするくらいで、共通テスト対策は学校のそれに向けた授業内で完結させていました。ただ、地理だけは一橋地理向けの授業を受けざるを得ず、共通テストの域を超えた知識がつきました。

<勉強時間配分>

国語 0  数学 70  英語 20  地歴 0  その他 10

高3夏~秋

6月に部活から解放されたため、平日は7時間、休日は9時間ほど学習時間を取れるようになりました。いったん共通テストのことは忘れて二次試験対策の勉強をしていました。家で勉強ができないタイプの人間だったので、夏休みなども学校で勉強をしていました。内容は8割数学をしており、夏休み中に文系向けの数学参考書を2周しました。国語に関しては、一橋国語用の授業があったので、その授業内で完結させていました。

<勉強時間配分>

国語 5  数学 80  英語 15  地歴 0  その他 0

高3秋~共通テスト

秋から12月までは二次試験対策と共通テスト対策を1:1の割合でしていました。二次対策は夏と変わらず、共通テストに関しては、数学や国語や英語は共通テスト対策用の授業内で1回解いていたのでその時間以外ではあまりせず、自習では理科基礎や社会をしていました。社会に関しては、同じ科目を取っている友人同士と問題を出し合ったり、早押し形式で対決したりしていました。年が明けてからは、本格的に共通テスト対策にシフトしました。

<勉強時間配分>

国語0  数学 30  英語 20  地歴 0  その他 50

共通テスト~二次試験

この時期は数学と英語しかやっていませんでした。ルーティーンとしてはおもに一橋の赤本を数学2年分と英語1年分をしていました。併願校として受けた慶應は、商学部のA方式は一橋用の勉強をしていれば問題ありませんでした。経済学部のA方式は英語については少し特殊だったため、5年分解いて最後の自由英作文を学校の先生に添削をしてもらっていた。小論文は配点があまり多くないのと、あまり差がつきにくいのもあって3年分で済ませていました。

<勉強時間配分>

国語0  数学75  英語25  地歴0  その他0

全体を通して

高2の11月までに数学と英語の基礎力をつけておく(特に英熟語)と後々アドバンテージになります。単語や熟語を覚えるときは、個人的には1人でやるより友達とやった方がいいと思います。これは社会の単語を覚えるときにも当てはまると感じました。SDS学部は数学の配点が最も高いため、数学ばかりやっていればいいと思っていましたが、ボーダー層の数学の得点率はほとんど差がないので、英語や共通テストで差をつけた方が合格は固くなると感じました。

プロフィール

現役or浪人:現役
出身高校:兵庫県・私立(中学受験)
社会選択科目:世界史
理科選択科目:物理、化学
<模試情報>
第2回一橋大本番レベル模試(東進、秋):なし
一橋大入試オープン(河合塾、11月):なし
<私大併願情報>
なし
<共通テスト情報>
共通テスト得点率:80.6%
共通テストリサーチ結果(河合塾):なし
共通テストリサーチ結果(駿台・ベネッセ):なし
<二次試験の得点>
総合:609/1000
英語:120.75/230
数学:194.7/330
国語:62.5/100
総合問題:29.7/90

高1・高2

高1までは中高一貫校でよくある中だるみであまり勉強していませんでした。高2ごろになると勉強に力を入れ始める友人が増えたため、自分も塾に行って英語と数学を中心に勉強しました。英語に関しては基礎すらできていなかったので単語帳をひたすら何周もしていました。

<勉強時間配分>

国語0  数学50  英語50  地歴0  その他0

高3春~夏

英語の基礎が固まってきたので、英文法のテキストと問題集をひたすら解き、復習していました。この時初めて共通テスト模試を解いたのですが500点近くしか取れず、さすがに焦って他の科目に手をつけ始めました。夏休みは世界史の動画をひたすら見て暗記し、古文単語や漢文単語に関してもこの時期にほとんど完成しました。基本スマホかパソコンで勉強していたので家族からは全然勉強していないと思われていたと思います。

<勉強時間配分>

国語15  数学30  英語30  地歴25  その他0

高3夏~秋

私は、理系の学部に進学したいと思っていましたが、友人と比べて理科がまったくできず困っていました。その時に初めて一橋のSDS学部の存在を知って志望校を変えました。応援してくれていた親に申し訳なく思い、勉強への熱が増しました。この時に数学の過去問を解いたところ4完できたため、数学の勉強よりも共通テストの対策に力を入れ始めました。秋の共通テスト模試は700点ほどでした。

<勉強時間配分>

国語 10  数学 10  英語 40  地歴 30  理科 10

高3秋~共通テスト

最後の共通テスト模試は800点ほどで下振れしなければ足切りは突破できると考えていました。共通テストのパックを3つ解きましたが、なぜか国語が全て180点以上取れていたので国語に対して謎の自信がつきました。共通テストの対策に重きを置いて二次試験対策は共通テストの後からしようと考えていました。

<勉強時間配分>

国語 10  数学 10  英語 30  地歴 30  理科 20

共通テスト~二次試験

共通テストの国語と世界史で大失敗をして浪人を覚悟しましたが、数学と情報でなんとか取り返し足切りを回避しました。この時から二次試験の過去問に取り組み始めましたが、頼みの数学にブランクがあったため目標点数が取れず焦りました。国語に関しては現代文が得意だったので漢字と第2問の対策を重点的に勉強しました。二次試験本番は数学以外は自分の実力を出せたと思っていましたが、得点開示ではなぜか総合問題が壊滅的に悪かったです。

<勉強時間配分>

国語10  数学30  英語60  地歴0  その他0

全体を通して

自分は得意科目で点数を稼いで合格するという計画を立てていましたが、本番は何が起こるかわからないので苦手科目をなくして点数を安定させる方が合格への近道なのかもしれないです。特にSDS学部に関しては足切りが高く、共通テストの対策はかなり大切だと思います。私の怠惰な合格体験記を反面教師にして受験生には頑張ってほしいです。

プロフィール

現役or浪人:浪人
出身高校:東京都・私立(中学受験)
社会選択科目:地理
理科選択科目:物理、化学
<模試情報>
第2回一橋大本番レベル模試(東進、秋)(現役時):未受験
一橋大入試オープン(河合塾、11月)(現役時):未受験
第2回一橋大本番レベル模試(東進、秋)(浪人時):未受験
一橋大入試オープン(河合塾、11月)(浪人時):未受験
<私大併願情報>
慶應義塾大学経済学部(A方式):〇
慶應義塾大学環境情報学部(数学選択):〇
慶應義塾大学理工学部学門C:✕
慶應義塾大学薬学部:✕
早稲田大学先進理工学部応用化学科:✕
早稲田大学政治経済学部経済学科:✕
早稲田大学法学部(一般):✕
早稲田大学商学部(数学型):✕
<共通テスト情報>
共通テスト得点率(現役時):77.4%
共通テスト得点率(浪人時):81.7%
共通テストリサーチ結果(河合塾)(浪人時):D
共通テストリサーチ結果(駿台・ベネッセ・ベネッセ)(浪人時):E
<二次試験の得点>
浪人時
総合:639/1000
英語:103.5/230
数学:217.8/330
国語:64.167/100
総合問題:48.6/90

高1・高2

高2の夏から、英語・数学を本格的に塾で勉強し始めました。塾は面白かったので、受験に対するやる気は出ましたが、勉強をやる習慣がなく、やれと言われたことしかやりませんでした。特に苦手な英語は宿題を塾の直前に適当にすませるなどひどい状態でした。音声教材を使うこともなく周りとの差は広がっていきました。冬からは物理も塾に行き始めました。 行きたい大学はなく、周りに流され東大理系を志望していました。

<勉強時間配分>

国語 10  数学 40  英語 40  理科 10  その他 0

高3春~夏

部活も終わり、さすがに真面目にやり始めました。塾の教材もきれいにファイリングし始め、復習もするようになりました。しかし、夏前のクラス分けで英語のクラスが上がったので油断して英語の勉強をゆるめたのと、数Ⅲの進度が早くなってきたのが重なり、夏の間数学に時間をかけすぎてしまいました。そのせいで夏の冠模試(東大)では英語・数学の偏差値の差が30近くになってしまいました。 理科に関しても物理でいっぱいいっぱいで、化学の勉強もほとんどしていなく客観的に見たらかなり深刻な状況でしたが、まだそのことを自覚できていませんでした。

<勉強時間配分>

国語 5  数学 50  英語 25  理科 20  その他 0

高3夏~秋

塾の授業で英語・数学は演習メインになりました。英語は正直ついていけませんでしたが、これまでやってきていなかった化学をやる必要があり、復習に手が回りませんでした。塾の40講以上ある化学の授業をこの時期に始めたのが完全に悪かったのですが、もうどうしようもありませんでした。明らかに時間がなく、秋の冠模試でも全然英語と化学の成績が上がらず、かなり厳しさを感じていました。ただ、危機感はありませんでした。

<勉強時間配分>

国語 0  数学 15  英語 20  理科 60  共通テスト 5

高3秋~共通テスト

引き続き化学の負担が凄く、偏りが生まれ、他の科目がおろそかになっていきました。体力も落ちてきて11月にインフルエンザにかかってしまいました。私立の勉強もしなくてはいけなくなり、時間が本当に足りませんでした。共通テストは12月の冬期講習の帰りに参考書を買って始めました。ギリギリのスケジュールでどうにか間に合わせようとしましたが、不幸にも食中毒になってしまい地理を過去問を見ずに解くことになってしまいました。もちろん失敗してしまいました。

<勉強時間配分>

国語 0  数学 10  英語 10  理科 40  共通テスト 40

高3共通テスト~二次試験

現役で大学に行きたい気持ちがあり、配点からして可能性のある東京工業大学(現:東京科学大学)に受験校を変更しました。英語が苦手だったので正直早慶は可能性として低いだろうと思い、東京工業大学の対策に力を入れました。 かなり受かりそうだなと自信たっぷりで試験会場に向かう二次試験初日、共通テストの受験票が必要だと知らず、忘れ、試験直前に周りを見て気づき試験官を呼ぶと、「どうなるかわかりませんが、とりあえず受けてください」と言われ、焦ってしまい、数学が全然取れず不合格でした。皆さんは本当に気を付けてください。

<勉強時間配分>

国語 0  数学 40  英語 10  理科 50  その他 0

浪人春~夏

自分の学校の浪人率が高かったこともあり、気持ち的にはそこまで追い詰められることなく予備校生活が始まりました。コースはなんとなく東大理系を選びました。高校の友達は少なかったですが、予備校で友達ができ、楽しかったです。時間に追われていた現役とは違い、余裕がある状況で自分で考えて勉強出来るのが嬉しかったです。この時期は英語と地理に関して、共通テストレベルから対策していきました。数学に関しては予備校のテキストは簡単すぎて面白くないので、学力コンテストに参加することにしました。夏まではボウリングに行ったり、結構遊んでいました。ただ、現役と比べ、勉強の習慣がついてきて、良い状況でした。

<勉強時間配分>

国語 15  数学 10  英語 30  理科 35  共通テスト 10

浪人夏~秋

夏期は講習と、英語・物理・化学の復習に力を入れていました。しかし、10月の模試で、あまり勉強時間を割いていない数学のみ伸び、英語と化学が全然伸びず、やる気が完全に失われてしまいました。この時に、他の大学の冠模試による休みが重なり、一日中何もしない日も……この最悪な期間が1か月続いて、秋の冠模試(東大)でボロボロに。この辺りで初めて大学について真面目に考え始めました。東大に入ったら、理科一類から経済に行きたいと思っていました。ただ、周りを見ていると自分より優秀で、進振りで勝てる気がまったくせず、東大を目指す違和感を感じていました。そんなときに、一橋のSDS学部を見つけ、ここがいいのではないかと思い始めましたが、周りがみんな東大志望なのでなかなか一橋にするとは踏み切れませんでした。

<勉強時間配分>

国語 10  数学 15  英語 25  理科 50  その他 0

浪人秋~共通テスト

秋の冠模試(東大)が終わって、周りを見て焦り、ここから本気を出し始めました。毎日閉館まで自習室で勉強をしていました。こんなに勉強したのは人生で初めてだったと思います。 ただ、現役の時の反省を踏まえ、寝る時間は絶対に削らないことは意識していました。 この時期はバランスよく全科目勉強していました。 ここ1か月は二次試験対策、共通テスト対策ともに結構うまい具合にできました。そのおかげか、共通テストプレ模試で英語と地理以外はかなり上手くいきました。英語は本試験がこんなに難しいわけがないと分かっていたので、東大も合格できるのではという状況になりました。 冬季講習が終わってから、共通テスト対策対策のみに力を入れ、900点近くを取れたら東大に出願しようという気持ちでした。しかし、本番の試験は英語以外ほとんどの科目で模試から下がりひどい点数に……

<勉強時間配分>

国語 10  数学 15  英語 20  理科 15  共通テスト 40

浪人共通テスト~二次試験

共通テスト前まで過去問をまったくやってなかったので、ショックを受ける余裕もなく、一橋の過去問を始めました。一橋は数学も英語も国語も(特に英語は今年からリスニングがなくなったためさらに)自分にとっては得意な傾向であり、絶対に受かる気がしていました。総合問題も、共通テストのデータの分析、確率統計、情報を真面目にやってきたので割と対策は楽でした。ただ、絶対受かると思って落ちた経験があるので、油断ができず、アクシデントがあっても受かるように過去問を解きまくっていました。 自分の過去問のやり方としては、20年分の過去問のうち年度の古いものから適当に4,5年分、最近の3年分を全科目続けてやり、時間配分と目標点を確認し、大問ごとにがむしゃらに解きまくりました。

<勉強時間配分>

国語 30  数学 20  英語 30  総合問題 5  その他 15

全体を通して

浪人期は、現役の受動的な姿勢から、積極的な姿勢で勉強に取り組めたのが良かったと思います。自分で計画を立て、ちゃんとやり切れるようになりました。 真面目で頑張っている友達が周りにたくさんいたのも良かったです。 東京科学大学の理工学系よりも絶対にやりたいことが学べるところを見つけられたので、今では現役の時落ちて良かったとまで思っています。 自分の中で一つ後悔があるとすれば、現役の時からもっと真剣に志望校に向き合っておけば良かったということです。 浪人は、メンタル的に本当にしんどいけれど、いろいろなことについてゆっくり考えられる良い機会なので、勉強だけではなく、自分についてしっかり考えてみるといいと思います。
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