皆さんこんにちは! 経済学部2年の金のわんちゃんです。
突然ですが、一橋大学は巷では「ゼミの一橋」なんて呼ばれているのを知っていますか?
学部教育の特色として、一橋大学の伝統であるゼミナールを核とする少数精鋭教育が挙げられます。一橋大学はゼミナールを教育の中心としてきた長い歴史を有し、必修であることと、平均7〜8人程度の少人数で行われているところが他大学とは異なる特色です。このゼミナール制度を軸として、学生が日々新たな発見と感動を得られるような教育を実践しています。
一橋の教育 | 一橋大学 一橋大学で学びたい方へ (hit-u.ac.jp)から引用
とあるように、一橋大学には伝統的なゼミ教育の歴史があるんです!
実は第54回一橋祭では、3年ぶりにゼミの頂点を競う「ゼミ対抗プレゼンコンテスト」、通称「ゼミ対」が行われるんです!
そこで今回は、そんなゼミ対に参加してくれる4つのゼミに取材を行い、4回にわたって一橋の顔であるゼミ教育の実態に迫っていきたいと思います。
題して「ゼミ対の参加ゼミに取材してきた!」
第1回の本記事では社会学部の吉沢ゼミにインタビューです!
まずは自己紹介をお願いします。
社会学部3年生のトム・シンガーです。広く倫理学・哲学について扱う、吉沢文武ゼミに所属しています。
吉沢ゼミではどのようなことを学んでいるんですか?
幅広い哲学・倫理学の中で、吉沢ゼミでは「分析哲学」と呼ばれる、英語をおもに用いて展開されていて論理性を重視するタイプの哲学を学んでいます。ゼミの時間では、動物倫理や生/死をめぐる問題について扱うことが比較的多いです。
より具体的に言えば、動物実験・肉食の是非や死はなぜ悪いのか、幸福とは何かなどをテーマにしています。
普段はどんな活動をしているんですか?
普段のゼミでは、学生で選んだ本の輪読を進めています。
具体的には、それぞれのゼミ生に本の担当箇所が割り当てられ、レジュメを作成します。その後、そのレジュメや作成したコメントペーパーを元に議論を行っています。
今年の春夏には有馬『死ぬ権利はあるか』を輪読し、秋冬にはレーガン『動物の権利・人間の不正』を輪読しました。
最後にゼミ対への意気込みをお願いします!
当日は、動物の取り扱いについて倫理学的な議論を行います。
少しでも多くの人に倫理学の面白さが伝われば幸いです。
ありがとうございました!
ゼミの一橋によるプレゼンコンテスト! 一橋生がゼミで学んだ内容を自由にプレゼンし、プレゼン力とその内容の優劣を競います。プレゼン後には審査員による講評もあり、学生が真剣に取り組むプレゼンを見ることができます。優勝賞金はなんと5万円! 優勝賞金をかけた一橋生の本気の闘いが今始まります。一橋生の学びのリアルを覗いてみませんか?
また、一橋大学の学長である中野聡様の、審査員としてのご参加が決定しました! 学長直々の講評にご期待ください!
第6回ゼミ対抗プレゼンコンテストは一橋祭2日目、11月25日(土)10時20分からの開催です!
一橋大学国立キャンパス・インテリジェントホールまでお越しください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
第54回一橋祭「ヒトツバレ!」
場所:一橋大学国立キャンパス
日時:11月24日(金) 10:00~17:00
25日(土) 10:00~17:00
26日(日) 10:00~16:00
一橋祭公式WEB:https://ikkyosai.com/visitor/54/