【ゼミの一橋!】ゼミ対の参加ゼミに取材してきた!vol.3

皆さんこんにちは! 経済学部2年の金のわんちゃんです。

突然ですが、一橋大学は巷では「ゼミの一橋」なんて呼ばれているのを知っていますか?

学部教育の特色として、一橋大学の伝統であるゼミナールを核とする少数精鋭教育が挙げられます。一橋大学はゼミナールを教育の中心としてきた長い歴史を有し、必修であることと、平均7〜8人程度の少人数で行われているところが他大学とは異なる特色です。このゼミナール制度を軸として、学生が日々新たな発見と感動を得られるような教育を実践しています。

一橋の教育 | 一橋大学 一橋大学で学びたい方へ (hit-u.ac.jp)から引用

とあるように、一橋大学には伝統的なゼミ教育の歴史があるんです!

実は第54回一橋祭では、3年ぶりにゼミの頂点を競う「ゼミ対抗プレゼンコンテスト」、通称「ゼミ対」が行われるんです!
そこで今回は、そんなゼミ対に参加してくれる4つのゼミに取材を行い、4回にわたって一橋の顔であるゼミ教育の実態に迫っていきたいと思います。

題して「ゼミ対の参加ゼミに取材してきた!」

第3回の本記事では経済学部の無藤ゼミにインタビューです!

ゲーム理論の無藤ゼミにインタビュー!

まずは自己紹介をお願いします。

経済学部3年のかいです。好きな食べ物は家系ラーメンです。ゼミでは経済学の中でもミクロの事象について扱うゲーム理論について学んでいます。

ゼミではどのようなことを学んでいるんですか?

ゲーム理論と聞くと、「ポケモンみたいなゲームについて考えているの?」と思われる方も多いと思います。これはある意味では正しいと言えます。実際ゲーム理論の由来はチェスや囲碁など対戦ゲームからきています。というのも、ゲーム理論というのは「複数のプレイヤーが、自分以外のプレイヤーの意思決定に影響されながら戦略を立てる」学問だからです。したがって、ゲーム理論をポケモンに応用すると、対戦相手の手札や戦略を予想して、それに対して一番自分が得する戦略を考えるゲームと言えます。ただ、僕たちは経済学部なので、このプレイヤーを企業や消費者、政府などに置き換えて考えます。その中でどういう戦略を取る、あるいは取らせればみんなが得する状態を作れるのかを考えるのが、経済学におけるゲーム理論です。

普段はどんな活動をしているんですか?

普段はみんなで教科書の内容を共有すると同時に、その内容を現実世界に応用できないかを考えます。例えば教科書の最初に扱う内容として「囚人のジレンマ」があります。これはみんなが自分の利益しか考えずに動くと、みんなが不幸になるというゲームです。このゲームに似た現象は現実世界でもよく起こります。その一例がトイレットペーパーの買い占めです。ゼミではみんなで持ち寄ったこのような議題を話し合いながら解決策を考えます。

最後にゼミ対への意気込みをお願いします!

ゲーム理論はみなさんの実生活にも大いに活かすことのできる学問です。ゼミ対ではみなさんがあっと驚く発表をできればと考えています! ぜひ私たちの発表を聴きにきてください!

ありがとうございました!

第6回ゼミ対抗プレゼンコンテストとは?

ゼミの一橋によるプレゼンコンテスト! 一橋生がゼミで学んだ内容を自由にプレゼンし、プレゼン力とその内容の優劣を競います。プレゼン後には審査員による講評もあり、学生が真剣に取り組むプレゼンを見ることができます。優勝賞金はなんと5万円! 優勝賞金をかけた一橋生の本気の闘いが今始まります。一橋生の学びのリアルを覗いてみませんか?

また、一橋大学の学長である中野聡様の、審査員としてのご参加が決定しました! 学長直々の講評にご期待ください!

第6回ゼミ対抗プレゼンコンテストは一橋祭2日目、11月25日(土)10時20分からの開催です!
一橋大学国立キャンパス・インテリジェントホールまでお越しください!

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!

第54回一橋祭「ヒトツバレ!」
場所:一橋大学国立キャンパス
日時:11月24日(金) 10:00~17:00
     25日(土) 10:00~17:00
     26日(日) 10:00~16:00
一橋祭公式WEB:https://ikkyosai.com/visitor/54/

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