皆さんこんばんは。とある2年生です。
11月になり一橋祭も近づいてきましたね。歌っている人を見かけたり、バンドが演奏しているのを聞いたりして、「ああ、いよいよだなあ」と思う今日この頃です。さて、準備も佳境に入りつつある時期ですが、これくらいの時期になると一橋祭の宣伝が本格化してきます。今日はそんな宣伝に使う媒体たちを作る、「情宣分科会」の裏側をご紹介します。
情宣分科会は一橋祭運営委員会の広報を担う役職です。1~3年生の委員約30人から構成されており、その中に①パンフレット編集局、②WEB担当、③戦略広報担当、④SNS担当、⑤記録担当、⑥受験情報冊子編集者の6つの役職があります。そしてこれらの役職を管理してサポートしてくれるのが、チーフ陣と呼ばれる3年生です。それぞれの役職がどんな活動をしているのか見てみましょう。担当者へのインタビューもしてみました!
パンフレット編集局はその名の通り、その年の一橋祭の顔となる公式パンフレットを作成します。委員会で製作する媒体の規模としては圧倒的第一位!年によってばらつきはありますが毎年約1万部が発行されています。そして今年の表紙はとってもかわいい!!!!!その規模感もクオリティもかっこよくて好きですね~(突然の告白)我らが凄腕編集局長にインタビューしてみました。
なんといってもパンフレットを作れることだと思います!ページ数が多いので大変ではありますが、パンフレットを見る人がどんなパンフレットだったら見やすいか、楽しんでもらえるか、企画情報に正しく誘導できるかなど、色々考えることが楽しかったです。また、出来上がったパンフレットが手元に届いたときの感動と達成感は格別です!
11月には大学内でパンフレットの配布を行う予定です。ぜひ手に取ってみてください!
WEB担当はその名の通り一橋祭に関連するさまざまなWEBページを作成・管理するのが主な仕事です。一橋祭公式WEBページはもちろん、参加ガイダンスの資料や動画を掲載する参加団体向けWEBページ、受験生向けのお役立ち情報を凝縮した受験生応援WEBページなどを作成します。このWEBマガジンの管理もWEB担当で行っています(この記事の執筆者もWEB担当の人です)。初心者から始めたはずなのに、プロみたいな人がいます。一周回って怖いです。そんなWEB担当の2年生に聞いてみました。
エラー?の原因がわからないことです。半角スペースと全角スペース間違えちゃったとかCSSの : が ; になってたとかならまだ分かりやすくていいですけど、js書いててエラー出てないのに思ったように動かなかったときとか絶望やばいですよね。ググッても大体プラグインなんで効かないかわかんないからそれっぽいの自作してみたとかいう意味わからんレベチなブログとかエラーの原因は書いてあるけどまあ基本だから対処法は当たり前に分かるよねみたいな記事しか出てきません。???ってなります。しかも自作してみたとかコピーするだけ!とか書いてある記事のコードぱくってきて貼り付けたら全くプレビューと違う動きするとかもあるあるです。そういう場合は環境が違うからコード追加してあげたり書き換えてあげたりする必要があるんですが、コピペするだけのやつとかってちゃんと読もうとするとクソムズイこと書いてあること多くて「読めねぇや詰んだ。やめた。」ってなってまた一からやり直しです。
まあ大体の人は二文目のCSSとかいうワードが出た時点で?ってなってるか読むのやめてると思うのですが、最後まで読んでる方でPHPのルーティング詳しい方いたら一橋祭WEB担当に一瞬入ってください、歓迎します。これを書いてる人は今それでとても頭を悩ませてます!!
ちょっと何言ってるか分からなかったですね。とりあえず大変みたいです。
そして、週明け8日に新デザインのトップページが公開&企画検索機能が実装されます!!!一橋祭までまだ時間はありますが、気になる企画を見つけてみてください!
戦略広報担当は学内生向け冊子『PRESS』、地域に配布するビラなど、紙媒体を中心に作成しています。そしてなんといっても、パンフレットに並ぶ一橋祭の顔であるポスターを作るのもこの役職です(今年のポスター本当にかわいいので大学内や国立のお店でぜひ探してみてくださいね!!)作る媒体のバリエーションが豊かで、とにかく自由(執筆者の偏見①) 。そんな戦略広報担当の2年生にインタビューしてみました。
週に1回戦略広報全員で集まるミーティングです。戦略広報は2年生が2人、1年生が4人の合計6人の役職なのですが、1年生がみんないい子ばかりで本当に毎週楽しいです。もちろん書類の確認や媒体作成など真面目なことはしっかり進め、ひと段落着いたらみんなで持ち寄ったお菓子を食べるなど、メリハリが付いていてとても良いです。特に、知育菓子をみんなで作ったことはすごく印象に残ってますね笑。
SNS担当はその名の通り一橋祭のSNSを運用する、いわば「中の人」です。SNS投稿希望の調査をもとに投稿計画を作成、原稿を回収して投稿、といった一連の流れを一手に請け負います。一橋祭公式Twitter、受験生Twitter、公式Instagram、公式Facebookなど扱うアカウント数がとにかく多いです。オンライン開催も相まって、重要度が急上昇している今注目の役職!
仕事のわりに権力0
SNSは他の情宣役職と大きな違いがあります。それは何か完成を目指す役職ではないことです。パンフレット編集局であればもちろんパンフレットを完成させることを目標に日々作業をします。ですが、SNSにおける完成品というものは存在しません。それは、締め切りに追われずに済む、という意味では楽でもあります。しかし、言い換えると仕事に終わりがないということでもあります。SNS担当はSNSの管理人なので投稿をして原稿の催促をして、という地味な作業を毎日コツコツ続けなければならないのです。SNSと聞くとキラキラしたイメージを持つかもしれませんが、実際には一番それからかけ離れた役職といっても過言ではありません。また、自分のアカウントと間違えて公式SNSでいいねやリツイートをしてしまう危険があります。推しのインスタライブを公式で保存してしまったことに気付いた時には本当に青ざめました。数分で気付いてよかった……。
そんなSNSでは一橋祭に向けたさまざまな投稿をしています!要チェック!
記録担当は委員会の活動を記録する役職です。良いカメラを持って写真や動画を撮りまくります。その年の一橋祭をいろいろな形で残していくのが仕事です。撮影した画像や動画は翌年以降の媒体に使われることもあります。一橋祭期間中は撮影のために構内を巡回するので、来場者目線で企画を一番楽しめる役職という印象です(執筆者の偏見②)。また、一橋祭のPVを作成するために動画編集も行います。今年の公開も楽しみですね!
現在は無料動画ソフトを使っています。慣れるまでは少し大変ですが、時間が立てばある程度触れるようになりますし、先輩がよく教えてくださいます!アプリを使えるようになってくると、効果音を入れるタイミングや場面の切り替わりを自分の好みに選ぶなどするのが楽しくなってきます!
動画編集できるのかっこいいですよね~!昨年のPVはこちら!
受験情報冊子編集者は、一橋受験生の合格率を99%まで上げると信じられている受験生向けの冊子である『夏本』『秋本』を作成しています。20年以上続く歴史ある役職ですが、内容もデザインもその年の担当が一から作っていくので、毎年担当のこだわりがつまった冊子が完成します。2019年以前は『夏本』をオープンキャンパスで、『秋本』を一橋祭で配布していましたが、一橋祭がオンラインとなった昨年からは郵送をはじめ、一橋祭に来られない地方の受験生にも冊子を手に取ってもらえるようになりました。担当にインタビューしてみました。
やはり冊子が完成して手元に届いた時ですね。コンテンツの決定やデザインなどを全て1年生が行っているため、冊子が手元に届いた時の感動はひとしおです。今までの苦労が吹き飛ぶくらい嬉しいですね。ちなみに、今の一番の楽しみは『夏本』『秋本』を読んで合格した後輩と来年会うことです!
今年も『秋本』の個人送付申し込みを受け付けています!期限は11月18日(木)!
チーフ陣は30人近くの生意気なちびっこ委員を束ね、マネジメントをしてくれる超超超偉大な3年生です。本当に偉大です。いつもいつもお世話になっています。6役職すべてに関する知識を持ち、進捗確認やアドバイス、媒体の校正、必要とあれば自ら媒体作成を行うめっちゃすごい方々です(語彙力0)。 一橋祭運営委員会から発行される全媒体はチーフ陣の目を通っています。我らが情宣チーフ陣にもいくつか質問してみました。
チーフ陣の役割の一つに「校正」という作業があります。これは、委員が作ったデザインにきちんと情報がまとまっているか、またこれを見た人に「一橋祭に行ってみたい」と興味をもっていただけるデザインになっているかを確認するものです。この中でも、皆さまに届ける情報の正確性にはとりわけ気を使います。一つ一つの掲載情報をしっかり確認していく作業にはかなり長い時間を要するため、たくさんの広報媒体を同時期に確認する必要があるときはなかなか大変です。(チーフ)
最初はめちゃくちゃな第一稿を作ってきていた後輩が、何回もの校正を乗り越えて素晴らしいデザインを作り上げ、手元に媒体が届いたときに目を輝かせながら満足げな表情を見せる瞬間が、達成感というか嬉しさを感じます。春にはデザインに関して右も左もわからなかった一年生が、秋には立派なデザインを作れるようになるのが情宣分科会の魅力の一つです!(サブチーフ)
今皆さまがご覧になっているこのWEBマガジンを含めて、委員会が行っている広報活動はすべて委員一人一人が考えに考え抜いて作り上げたデザインとコンテンツによって成り立っています。私たちが皆さまに届けるさまざまなデザインが、皆さまが一橋祭に興味を抱くきっかけになればうれしいです!(チーフ)
最高に魅力的なコンテンツが揃っている一橋祭。その魅力をひとりでも多くの人に届けられるよう、委員一同頑張っております!(サブチーフ)
さて、どうだったでしょうか。各役職苦労もしながら全力で一橋祭の魅力を伝えるべく頑張っています!!大学内やSNS、インターネット上で一橋祭に関するものを見かけたときには、ぜひ思いを馳せて(?)みてください。来週土曜日は一橋祭の装飾物を作る「案内装飾分科会」の裏側をご紹介します!