一橋に入ったら? 新入生Q&A

はじめに

新入生の皆さん、どうもこんにちは。WEBマガジン編集長の田舎産委員です。入学式も終わり、そろそろ大学生としての生活がスタートしますね。

今回の記事では、新入生の皆さん向けに、よくある疑問や不安に一挙回答! この記事で不安を一掃して、気持ちよく新生活を迎えましょう!!

目次

教科書は買わないといけない?

授業によります。逆に言えば、高校までのように全ての授業で教科書を買わなければならないわけではありません

よくある手法としては、初回の授業は先輩や友人に教科書を借りるというものがあります。授業によって教科書を使うかはまちまちなので、一旦借り物の教科書で必要だった場合に備え、必要そうであれば自分のものを買うというパターンですね。そのまま貰えちゃうパターンもあるので、一旦借りてみるが吉でしょう。

ちなみに付記しておくと、1年生必修の語学クラス「PACE」は相当教科書を酷使するので、これは迷わず初めから買いましょう。

お昼ご飯はどこで食べる?

これを考える前に、まず自分の履修を確認しましょう。2,3限の間のお昼休みで食べる場合と、空きコマまで使って食べられる場合で動きが大きく変わってきます。

まずは2,3限の間で食べる人たち。皆さんはかなり急がないといけません。2限と3限の間はたったの45分。とてもじゃありませんが、フレンチの名店でフルコースとは洒落込めませんね。こうした場合には買い食いをする生協の食堂を利用することが賢い手段でしょう。ただ、生協の食堂は同じことを考える人間でごった返すので、運よく授業が早めに終わったならその幸運に感謝しつつ早くに駆け込んだ方がいいですね。また、この短い時間に近所のラーメン屋にダッシュする謎の宗教に入っている人も一定数存在します。大抵同教の人間でお店も混んでいるのですが、ダッシュすればギリギリ間に合うのだとか。

次に空きコマまで使って食べられる場合。皆さんは幸せ者です。国立の街には美味しい料理店がいっぱいあります。時短やらタイパやら唱えつつ効率的に食事を終えるのも一つの生き方でしょうが、折角この街で過ごすのですから、いろいろなお店を回ってみてはいかがでしょうか。一橋祭運営委員会では、地域のお店を紹介する「地域商店紹介WEB『ひとつまち』」も作成しています。こちらもぜひぜひご活用ください。スマホのホーム画面に入れておくととても便利ですよ。

https://ikkyosai.com/hitotsumachi/

空きコマはどう過ごす?

取りたい授業や履修抽選の結果によっては、授業と授業の間の空きコマが生じてしまうこともありますよね。そうしたときにはどう過ごすべきでしょうか?

多くの人の場合、この時間は課題などの作業時間に充てています。空きコマは1コマだと2時間程度で、前後の教室移動の時間も思えばさほど自由な時間は長くありません。皆さんその後の授業の課題やオンデマンド授業の視聴をすることで時間を使っていますね。

大学入学直後だと、こうした作業をするための空間も見つけられないかも知れません。そうした人のために、ここでおすすめの作業スポットも紹介していきます!

図書館

王道の作業場所です。特に図書館2階にある「大閲覧室」は相当な数の席があり、また図書館なので私語も厳禁ですから、静かな空間で集中して作業に取り組むことができます。また、数人でグループ課題を進めたい際には「グループ学習室」もおすすめです。入ってすぐの受付さんにお願いすれば利用できるこの部屋は、数人規模で勉強をするにはうってつけです。3人以上のグループでないと借りられないのは要注意点。空いていればその場でも借りられますが、事前に予定がわかっているなら予約しておくことをお勧めします。

講義棟談話スペース

こちらも人気です。東西のキャンパスに2か所ずつある談話スペースですが、特に西キャンパス講義棟のものは昨年リニューアルされたこともありとても綺麗。一面ガラス張りの南側から光が差す明るい時間帯は心も透き通るような綺麗さです。

ただ、こちらは図書館と違い「談話スペース」ですので、楽しくおしゃべりをしたりリモート会議に参加したりする方もいらっしゃいます。静かな環境よりも少し人の声がする方が好みな人にはおすすめですね。

大学生協

大学生協の食堂も人気のスポットの1つですね。こちらも談話スペースと似ておしゃべりする方も多いスポットですが、近くに生協ショップがあって小腹が空けばおやつを買うことも出来るなど、こちらならではの嬉しいポイントも多いです。

この席はあくまで食堂の席なので、お昼時にはご飯を食べたい人のために譲るなどの配慮はしたいところ。

屋外のベンチ

おすすめしません。たまーに使っている方もいらっしゃいますね。実際のところ、光でパソコンの画面が見えなかったり季節によっては虫や花粉に襲撃されたり、あまりいいことはない場合が多いです。大抵ここを使っているのは他のスポットを知らない人たち(小声)。自然が大好きなら楽しいかもしれませんね。

大学外の喫茶店

お洒落な大学生だとこんなパターンもよく見ます。国立市は洒落た町なので、喫茶店には事欠きません。誰しも行ったことがある有名チェーン店から地域に愛されるローカル店まで、選択肢は多種多様。お気に入りの喫茶店を見つけて通い詰めることも出来るでしょう。中でもキャンパスに近く、学生の勉強のために開かれている「知るカフェ」は使う人が多い印象です。

アルバイトはいつ始める?何がいい?

人それぞれですが、新生活に慣れてきた5-6月に始める人が多いです。

少し生々しい話ですが、このくらいの時期まではなんだかんだアルバイトをせずともある程度暮らせるんですよね。入学祝や高校までの貯金もありますし、どのサークルにせよ入会前後はご飯に連れて行ってもらえることも多いです。そうしたものも活用しつつ2か月ほど暮らし、サークルなどの予定が固まってきてから都合のいいアルバイトを選ぶという人はかなり多いですね。

アルバイトの内容としては、これも人それぞれですが、塾や家庭教師などの短時間で稼げる系賄いが出る飲食店系が特に人気です。

塾や家庭教師は比較的時給が高く、勉強やサークル、旅行に時間を使いたい人たちにとっては勝手が効きやすくかなり人気。かくいう僕も塾で国語の先生をしています。先輩でも同じようなアルバイトをしている人は多いので、そうした先輩に紹介してもらうと採用もされやすくお得です。大抵塾は紹介者もお金がもらえるので嬉々として紹介してくれます。僕も言ってくれたら喜んで紹介しますよ笑。

こうした塾・家庭教師と双璧をなすのが、賄いの出る飲食店。こちらの魅力は賄いの存在準備が不要であること。塾・家庭教師の少し大変なところとして、アルバイト自身も勉強してくることが求められるんですよね。その点が好きではない人は他の系統のアルバイトを選びます。その中でも飲食店は賄いが出て、食費が浮いたり美味しいものが食べられたりで人気だったりします。あとはシフトの融通も利きやすい場合が多いですね。
また、これらのほかに、イベントスタッフなどの単発バイトで暮らすという人もいます。こちらはとにかく予定が自由。授業やサークルの閑散期に一気に稼いでしまえば、他の時期は楽に暮らせます。ライブスタッフのアルバイトでは人気アーティストのパフォーマンスを無料で見られたりもするとか。

おわりに

今回の記事はこれで終わりです。いかがだったでしょうか。この記事を参考にして、新生活への不安が少しでも拭えていれば幸いです。

皆さんの楽しい新生活をお祈りしております。もし気が向いたら一橋祭にも足を運んでみてくださいね。もちろん委員会に入ってくれる方も大歓迎です! それではまたどこかで。