第55回一橋祭

とある委員の孤独な休日

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皆さんこんにちは。今回初めてWEBマガジンを書かせていただきます、一橋大学一橋祭運営委員会1年のMと申します。よろしくお願いします。

唐突ですが、皆さん悩みはありますか?人によって抱えている悩みは多種多様でしょうが、私の悩みは「そんなめっちゃ仲良い人がいないこと」です。なのであまり遊びにも行かず(お前が誘えよというのは勿論そうなのですが)お金は貯まっていくばかり。そんな私の生きがいはみずほ銀行のアプリで貯金残高を見てにちゃつくことと、遊んでて金がない人に悲しいお金あるマウントを取ることくらいです。そこで、今回私が書きたいのは『ひとり〇〇について』です。昨今は核家族化やインターネットの普及、世間の情勢も相まって人間関係の希薄化が叫ばれています。しかし、そんなことを言われても人間関係の構築を得意としない人というのはどうすればいいのか分からず、しんどいだけなのです。そこで、「いっそひとり〇〇を極めるのも良いんじゃね?」そう思い立ち、『ひとり〇〇』をとりあえずいろいろ試してきましたのでレビューしていきたいと思います。それぞれでおすすめ度、楽しさ、虚しさを5段階で評価しました。といってもひとりラーメンやひとり映画なんかは抵抗ある人の方がむしろ少ないと思うので、人によってはある程度嫌かな?くらいのレベル感のものをやってきました。

ひとり焼肉

おすすめ度 ★ ★ ★ ★ ☆

楽しさ   ★ ★ ★ ★ ☆

虚しさ   ★ ☆ ☆ ☆ ☆

自宅から徒歩15分ほどのところにある焼肉屋に行ってきました。周りが複数人でテーブルをシェアしてる中一人でテーブルを使う優越感にでも浸ろうかと思いましたが、夜は一人で予約難しそう&普通に店に迷惑かなと思ったので、昼ご飯の時間に一人で行きました。

はいそうです。大晦日のお昼に一人で行ってきました。まあ一年間自分、お疲れ様でした。ということでね。お肉は中落ちカルビとトントロを食べてきました。美味しかったです。

おすすめ度は4、楽しさも4、虚しさは1です。周りに一人で来てる人はその時は誰もいませんでしたが、雰囲気的にも全く大丈夫でした。入店から退店までわずか30分と手早く食べられますし、ちょっと高いお昼として行ったことのない人は行ってみる価値あると思います。ぜひ試してみてください。

ただ、一つだけ言えるのは絶対に人と行った方が楽しい。

ひとりスイパラ

おすすめ度 ★ ★ ★ ☆ ☆

楽しさ   ★ ★ ★ ★ ★

虚しさ   ★ ★ ★ ★ ☆

今回はお昼代わりとして11時45分ごろに入店しました。二人席でも向かいには誰もいません。

以下食べてきたものたちです。写真の撮り方、並べ方がめちゃくちゃなのは許してください。そういうの苦手なんです。

どれも絶品でした。個人的には写真1枚目の左側手前にある柚子とホワイトチョコのケーキが一番好きでした。カレーも美味しかったです。

このように食べたものに関しては大満足だったので、楽しさは5としました。しかし、焼肉と比べて虚しさがすごかったです。周りにいるほとんどは友達と来ている人、家族で来ている人、カップルです。周りが楽しそうにおしゃべりしてゆっくりスイーツを楽しんでいる中一人で黙々と食べるのは大分心に来ました。虚しさは5としたいところですが、次のひとり〇〇の虚しさも考慮して、相対的に4としました。強くおすすめはしませんが、食べることに集中したいんです、集中できます、という方にはひとりスイパラも悪くないでしょう。

ひとり遊園地

おすすめ度 ★ ★ ☆ ☆ ☆

楽しさ   ★ ★ ★ ★ ★

虚しさ   ★ ★ ★ ★ ★

明らかに今までの二つと比べて変なのが来ましたね。自分でも何やってるんだろう…って思いながら入場券を購入しました。なぜか駐車場で写真を撮ったのは気にしないでください。

今回訪れたのはよみうりランド。この度初訪問でございます。人気アトラクションのバンデットや都内で出来る唯一のバンジージャンプがあり、イルミネーションも有名ですよね。まずは駅からよみうりランドまで向かうわけですが、小田急読売ランド前駅から徒歩で行こうと考えている人、やめた方が良いです。前からそこそこ歩くことは知っていたのですが、坂がやばいです。早歩きで行ったらもう着くころには足もパンパンです。大人しくバスを使いましょう。バンジージャンプやクレイジーヒューストンといったアトラクションに乗りたかったのですが、この日は強風のため運行しておらず、バンデットだけ乗って早々に帰宅しました。

バンデット自体はとても楽しかったです。ジェットコースターに乗るのは久々だったこともあり、アトラクションの満足度は高かったので楽しさは5としました。しかし、虚しさは本当にひどかったです。虚しさを感じた時を時系列順にまとめていきますね。

まずアトラクションの待ち時間。30分ちょいくらい並びましたが、前も後ろも4人グループで本当に肩身が狭かったです。待ち時間にずっとイヤホン付けてスマホいじってる完全に浮いてる人でした。ちなみにこの時聞いていたのはサカナクションの『ネイティブダンサー』。一人でエモくなってました。

次にアトラクションに乗る直前、係員の人にちょっと驚いたような顔で「お一人ですか?」と言われた瞬間。そして安全バーを降ろす時。隣には誰もおらず係員の人が静かにバーを降ろしたあの瞬間。隣には誰もいないことを改めて確認させられました。最後に降車後に周りの人が友達と感想を言い合っているあの瞬間、自分は淡々とロッカーから荷物を取り出して出口へ…….と、細かいところまで言い出したらキリがありませんが、本当に虚しかったです。楽しさを虚しさが上回ったことからおすすめ度は2とさせていただきました。

まとめ

というわけでレビューは終わりです。あくまで自分の独断と偏見ですので、異論反論受け付けます。そしていかがでしたか?皆さんもやりたくなってきたのではないでしょうか、ひとり〇〇。私は今回記事を書くというきっかけがあったので、今までやりたいなと思っていたけどなんかめんどいしな~でやってこなかったことに挑戦することが出来ました。虚しさを感じもしたけれど、良い経験になりました。今年は一橋祭運営委員会の委員長が「やってみよう」とよく仰っているのですが、「やってみよう」は自分を成長させてくれたように思います。この記事を読んでくださったみなさんも今年は「やってみよう」の精神で物事に臨んでいきませんか?